2024年02月09日

経理でよくある転職理由は?転職活動で損をしない伝え方を解説!

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経理は、専門的な知識を身につけることができる職種として管理部門でも人気の仕事です。
一方で、ルーティンワークが多く、繁忙期には残業が増えるほど忙しくなるなど、ストレスを感じている方も中にはいると思います。

そこで今回は、経理として働きながら転職を決意した方の”ホンネ”の転職理由と、面接での伝え方について解説します。
転職をお考えの経理担当者の皆さまはご参考にしていただけますと幸いです。

経理によくある"ホンネ"の転職理由

経理の転職理由にはどういったものがあるのでしょうか?まずは、“ホンネ”の転職理由について見ていきましょう。

下の図は、2023年にMS Agentに登録された経理転職希望者の転職理由のグラフです。

経理転職希望者の転職理由

スキルアップ

経理で最も多い転職理由は、「スキルアップ」です。
同じ仕事しかさせてもらえない」「やりたい業務に今の会社では関われない」といった理由で転職する人は珍しくありません。
また資格をとってスキルアップをしていきたいという方の中には、「残業が多すぎて勉強時間が確保できない」といった理由もあります。

年収アップ・会社の将来性の不安

給与体系や評価制度に不満を抱いて、転職を希望するケースも多々あります。
特に経理の仕事は売り上げに直結しないため、評価に繋がりにくく、他の部署に比べて昇給昇格が遅い企業もあります。
また、「会社の将来を考えるとこれ以上の年収アップは期待できない」と、会社の将来性に不安を覚えて転職される方もいます。

残業

繁忙期近くになると「残業」を理由に転職活動を始める方も多くいます。
経理は会社の決算前後に繁忙期を迎え、会社によっては終電近くまで残業している方も見られます。
育児が必要な子供や介護が必要な方が家庭にいる場合は、繁忙期であっても出来るだけ残業はしたくないと考え、転職を希望されます。

人間関係

経理の転職理由としてよく聞かれるのは、「人間関係」です。
「人間関係」には上司だけでなく、同僚や先輩、後輩との人間関係も含まれます。
仕事上でのコミュニケーションが上手にとれないと、仕事の効率も落ちてしまうため、人間関係を理由に転職を希望する方は多くいます。

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経理の転職理由、面接ではどう話す?

転職活動では、前章で紹介したような転職理由を、そのまま採用担当者に伝えることは好ましくありません
ポジティブな理由に言い換えるか、転職理由として話さない配慮が必要です。

また、自分自身の体調に問題があったこと・仕事自体が嫌になったことなど、身体・メンタルの面での理由であった場合でも、前向きな理由をプラスして伝えるようにしましょう。
様々な事情があったとしても、ネガティブな転職理由だけを聞くと、また同じ理由で辞めるのではないかと判断されてしまう可能性があります。

無理に建前の転職理由を伝える必要はありませんが、採用担当者にネガティブな印象しか抱かれないといったことを避けるために、あくまで自分自身のキャリアアップに必要な転職であるということを伝えるようにしましょう。

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転職理由をポジティブの変換する方法

“ホンネ”の転職理由がネガティブな内容である場合、ポジティブな理由に変換して、印象を悪くしないよう伝え方を考えなければなりません。
以下に、よく聞かれる退職理由と面接での伝え方の一例をご紹介します。

ケース①:人間関係

人間関係が原因で転職を決意する人は多いです。
しかし、その理由をそのまま伝えてしまうと、採用担当者の目線で考えたときに「自己中心的な人材なのではないか」「また人間関係が悪くなるのではないか」と不安に感じてしまします。

そこで、過去の人間関係の問題には触れず「周囲と連携して仕事を進める環境で働きたい」という点を強く打ち出すことで、前向きな姿勢を見せることができます。
「個人の売り上げや行動が求められる環境から、チームとして仕事を進めていきたい」といったような伝え方を心がけましょう。

ケース②:社長・上司についていけない

社長のワンマン性・上司の身勝手さが原因で転職するケースもよくあります。
「社長や上司の身勝手さについていけない」といったようにそのまま伝えてしまうと、印象が悪くなってしまします。

社長・上司に問題があるといった言い方ではなく、「自分の意見が言え挑戦できる組織で働きたい」といった方向に置き換え、先方には「挑戦を受け入れてくれる会社だと判断して転職を決意した」などと伝えるのがよいでしょう。

ケース③:スキルアップできない

キャリアのためにスキルアップしたいという理由で転職活動をされる方も多くいます。
しかし、単にスキルアップできないからと伝えてしまうと、「どうして現職ではスキルアップできないのか」「スキルアップのために入社されても困る」と返されてしまいます。

「現職でもスキルアップのために最大限努力はした」「スキルアップすることで御社の役に立つ」ということを前提に伝えるようにしましょう。

ケース④:給与体系・評価制度

会社によっては、社長の都合でサービス残業が当たり前になるケースが見られ、評価制度も不十分な会社は少なくありません。
ただ、言い方を考えなければ、採用担当者側から「残業が嫌だということだろうか」・「社長とソリが合わなかったのだろうか」などと推察されるかもしれません。

こちらも、残業自体は否定しない、というフォローを入れつつ、正当に仕事が評価される・残業をしない仕組みを整えることが評価される会社で働きたいという、前向きな理由に置き換える必要があります。
採用担当者側の不安を先読みして、ポジティブな理由にして印象を悪くしないことが大切です。

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転職成功には「面接対策」が重要!

ここまで、経理の”ホンネ”の転職理由と、面接時に不利な印象を与えない伝え方について解説しました。
転職理由がネガティブな内容である場合、そのまま伝えると悪い印象を持たれる可能性があるため、それをポジティブな理由に変換することが重要です。
しかし、面接時に即座に転職理由を考えるのは難しいため、事前の準備が必要です。特に、面接官は転職理由について詳しく聞いてくることが多いので、どのような質問にも一貫性のある回答をする必要があります。

そのために重要なのが、転職エージェントとの面接対策です。
ポジティブに変換した転職理由が面接官にどう伝わるのかを評価してもらい、他にどのような質問をされるのかを事前に準備しておくことができます。

MS Agentでは、経理に精通した転職エージェントによる面接対策を無料で受けることができるため、少しでも面接に不安がある場合は一度相談してみましょう。
ご相談は下記ボタンからお申込み下さい。

経理の転職成功の秘訣は?

経理の転職で準備することを見てみましょう。

転職に際しては、
自身のアピールポイントを確認する
転職に有利な資格を取得する
ことが重要です。

自身のアピールポイントを確認する

最初にすべきなのは自身のアピールポイントの確認です。
経験者なら、自身の経験からどのようなスキルをアピールすれば評価が高くなるかをよく考えましょう。
アピールは、志望する会社が必要としている業務をできるだけ調べ、「その業務に自分が適している」ということを、具体的なエピソードを交えて話せると良いでしょう。

転職に有利な資格を取得する

経理の転職は、資格の取得で有利になるケースも多くあります。
経験者が取得すれば有利になる資格は、以下のものがあげられます。

  • ・日商簿記2級
  • ・FASS検定
  • ・経理事務パスポート検定(PASS)

また、未経験者が取得すれば有利になるのは以下の資格です。

  • ・日商簿記3級
  • ・ビジネス会計検定
  • ・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

基本的には実務経験が重視されるので、資格そのものが評価されるというわけではありませんが、資格取得に至った過程などを踏まえてアピールできれば、評価につながるでしょう。

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面接対策は、転職エージェントの利用が効率的

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経理職は、単純にスキル・実績だけが評価される環境ではなく、周囲との協調性も求められます。そのため、面接対策に関しても、独りよがりな考えで転職理由を構築すると、なかなか採用担当者に届きにくいものです。
自分が考えている志望動機・転職理由には、どうしても自分の「偏り」が反映されます。求職者は、転職を希望する会社のことをリサーチして、会社が望む人間であろうと自分を演出しようと試みますが、ミスマッチから採用後につらい思いをするかもしれません。

その反対に、一見すると自分には合わないのではないかと考えていた職場が、自分にとって非常に居心地のよい環境に感じられるケースも珍しくありません。
自ら多くを期待しない・想像しない環境の方が、かえって自分のポテンシャルに合った働きができるとも言えます。

転職は、どれだけ自分を客観視できるかが、成功率を高めるポイントです。
自分を客観的に見つめるためには、数多くの企業・求職者を知る転職エージェントを利用すると、自分の思いもよらなかった一面が見えてくるはずです。
このままでよいのか、将来の自分に不安を感じたら、一度相談してみましょう。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

長谷川 栞

大学卒業後、化粧品会社へ入社し美容部員として店舗販売業務に従事。
その後キャリアアドバイザーとしてMS-Japanに入社し、
主に経理財務や会計事務所などの会計転職希望の方を中心に担当。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 税理士科目合格 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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