公認会計士の転職で年齢はネックになるのか?

公認会計士
2020/03/19

公認会計士の転職で年齢はネックになるのか?

受験年齢は若い方が合格しやすいといわれている公認会計士試験ですが、実際に合格している人は何歳くらいの方が多いのでしょうか。
ここでは合格者の平均年齢、年代別の合格者の割合について詳しく解説していきます。


公認会計士試験合格者の年齢

合格者の平均年齢は25歳

平成30年度公認会計士試験の平均年齢は25.0歳で、最高年齢は55歳、最低年齢は18歳となっています。

公認会計士試験は年齢に関係なく受験できますが、受験しているのはやはり若い世代が多いのが実情です。
若者の受験が多い理由としては、未婚で自分の時間を取りやすい若いうちに取得を考える人が多いということが挙げられます。
弁護士資格も同様ですが、資格取得には長時間の勉強が必要ですので、家庭のことや結婚、出産などに時間を取られないうちに取得しようとする人が多いのでしょう。

また、公認会計士試験は筆記試験に合格しても、すぐに有資格者として仕事を開始できるわけではありません。
監査法人や会計専門の企業において、2年以上の業務補助経験を積む必要があります。
さらにその後、年一回実施される「修了考査」を突破することで、ようやく公認会計士として登録できるのです。
実際に仕事を開始できるまでの期間が長いということも、少しでも年齢が若いうちに筆記試験を突破しようとする動機付けになっていると考えられます。

年代別の割合

公認会計士試験の合格者を年代別にみてみましょう。平成30年度試験の年代別合格者数は以下の通りです。

20歳未満・・・21人
20~25歳未満・・・782人
25~30歳未満・・・295人
30~35歳未満・・・123人
35~40歳未満・・・345人
40~45歳未満・・・19人
45~50歳未満・・・6人
50~55歳未満・・・6人
55~60歳未満・・・2人
60歳以上・・・0人

合格者全体の約6割が20代です。また、願書提出者に占める合格者数の割合が最も多いのは20~25歳未満(17.1%)で、以下25~30歳未満の12.2%、20歳未満の10.0%と続きます。
これらのことより20代は合格者が多く、さらに合格率も高いということが分かります。

ただ、30代以上の合格者も皆無というわけではありません。実際に合格率も下がってはきますが、40代以上の世代でも合格者はいます。
年齢が高いという理由だけで、合格できないことはなく、諦める必要もないでしょう。

受験者の最高年齢は55歳です。中高年世代で合格を目指している人にとっては、50代の合格者がいることは励みになるのではないでしょうか。

まずは転職エージェントに無料相談する

業界未経験だと、年齢が上がるほど不利

20代後半ですと、企業での就業経験がある人が多くなります。今の勤め先に不満を持っていたり、手に職を付けて一人前になりたいと思っている若手社会人の中には、将来を切り拓くために公認会計士試験にチャレンジする人もいるでしょう。
他にも、税理士試験に挑戦しているうちに、公認会計士試験にも興味が湧いてくる人もいます。

ただし、20代後半で公認会計士試験に合格する場合、まったく業務未経験ですと、就職活動はやや厳しくなるケースもあります。
前職で財務部門・経理部門などで働いていたり、税理士試験に複数科目合格をしたりしているなどの裏付けがあれば、年齢に対する社会人経験の長さはほとんど影響を及ぼさないでしょう。

30代に入ってから公認会計士に合格する人も少なくありません。ただし、20代はまったくの別業界で働いていた場合、会計事務所への就職は厳しい面もあります。
どの業界でも、30代になれば「中堅」のようなポジションを任されることが多くなるでしょう。
会計の業界も同様で、公認会計士試験に合格していればいいとも言い切れません。
試験の上だけでは計りきれない業務経験、あるいは数字の操作に対する慣れなどが求められます。よって、業界未経験で30代以上の方が入ってこられると、扱いに困ってしまう事務所が少なくないようです。

まずは転職エージェントに無料相談する

公認会計士の転職、何歳までなら可能?

思い描くキャリアを築くには?

もし計画的にキャリアを積みたいのであれば、公認会計士試験に挑戦する前に、財務や経理の業務経験を積んでおきましょう。
前職で財務部門・経理部門に就いていたり、税理士試験に5科目合格を果たしているなど、過去の実績が認められれば採用される余地があります。

30代後半になると、業界未経験で公認会計士試験に合格しても、採用の望みが薄くなってしまいます。
この年代では、会計事務所の中でも役員や管理職として活躍できるかどうかが問われるので、未経験では育成面などにおいて扱いが難しいように感じ、採用を敬遠される可能性が高くなります。

まずは転職エージェントに無料相談する

評価してくれる事務所に出会うためには

もちろん、年齢以外の要素を高く評価する会計事務所も存在しますので、そのような事務所にしっかりとアピールできれば、公認会計士として転身することもできます。

そのような事務所に出会うためには、
①知人から紹介された事務所
②転職エージェントに求人を紹介してもらう

①については、これまで出会ってきた人脈を重視し、知人から紹介された事務所で面接する方が、うまくいく可能性が高くなります。
個人の実績や能力のみで選考に臨むより、人脈を辿って採用の打診をしてもらう方が有利でしょう。

②については、①と同時並行で進めていきましょう。
上記の様に人脈を辿って、就職活動しても、必ず成功するとは限りません。
人材紹介企業であれば、取引している事務所・企業数は、人脈を辿るよりはるかに多いですし、貴方のやりたいことをカウンセリングして分析し、就職先をアテンドしてくれます。
弊社MS-Japanは、士業と管理部門に特化しており、過去約30年間で数多くの公認会計士の方をカウンセリングしてきました。公認会計士の転職・就職に強いカウンセラーを置き、ご希望に沿ったキャリアプランのご提案やこれまでのノウハウを基にした求人のご提案など内定獲得するためにご協力いたします。
ご興味ある方は、下記ボタンより会員登録してください!

会員登録してキャリアプランを相談する!



年齢だけで諦めてはならない!

転職活動・採用面接といえども、それは「人と人の縁」には違いありません。ある事務所では、年齢に対する経験の薄さがネックとなり、不採用となってしまったにもかかわらず、別の事務所では前職のマネジメント経験が重視されて採用になりました。
同じ求人とはいえ、どのような人材が不足しているかは、事務所によって異なるため、そのマッチングがピッタリと合えば、年齢の面の不利は取り除かれます。

確かに30代に入ってからの未経験業界への転職は不利ですが、だからといって、年齢だけを理由に諦めるのはもったいないです。
ただ漫然と、年齢だけを重ねているわけではないはずです。たとえ未経験業界でも、あなたが前職で一定の結果を出していれば、過去の実績を高く評価してくれるところはあります。

まとめ

公認会計士は専門職の業界ですので、会計処理の深い知識や経験が問われます。
20代前半の若手を除いて、未経験者は敬遠される傾向にありますが、年齢だけで転職を諦めるにはもったいない業界です。不利な転職を熱意で実現してきた方々も多くいるので、積極的にチャレンジしてみましょう!

まずは転職エージェントに無料相談する

【関連記事】
公認会計士の年齢別転職状況と求人を大公開!
30代・実務未経験者が経理職へ転職するためには?

会員登録すると、キャリアのご相談や非公開求人のご紹介、履歴書の自動生成などの様々なサービスをご利用いただけます。

会員登録すると、キャリアのご相談や非公開求人のご紹介、履歴書の自動生成などの様々なサービスをご利用いただけます。

初めてご訪問の方へ

管理部門特化型エージェント No.1
MS-Japanのサービスをご覧ください!

キャリア診断

アドバイザーが直接あなたの可能性を診断!