2024年12月16日

社会保険労務士(社労士)試験の難易度は高い?他の資格との比較や取得後のキャリアを徹底解説!

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社会保険労務士は、社会保険・労働関係の法律に関わる書類作成や給与計算など幅広い業務を任せられることから、採用を検討する企業にとって魅力的な人材として評価されやすくなります

この記事では、社会保険労務士(社労士)試験について取り上げるとともに、試験に合格した後のキャリアについてもご紹介していきます。

社会保険労務士(社労士)試験の難易度は?他の資格と徹底比較!

令和5年(2024年)に実施された第56回社会保険労務士試験の受験者数は43,174人、合格者数は2,974人でした。
新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に受験者数は減少しましたが、それでも毎年およそ4万人が受験する人気の資格です。
一方で、令和元年から令和6年までの合格率の平均は6.58%で、非常に難易度が高いことがわかります

年度 受験申込者数 受験者数 合格者数 合格率
令和6年 53,707人 43,174人 2,974人 6.9%
令和5年 53,292人 42,741人 2,720人 6.4%
令和4年 52,251人 40,633人 2,134人 5.3%
令和3年 50,433人 37,306人 2,937人 7.9%
令和2年 49,250人 34,845人 2,237人 6.4%
令和元年 49,570人 38,428人 2,525人 6.6%

社労士試験は、宅地建物取引士(宅建)や行政書士よりも難易度が高く、社労士試験は特に難しい試験であることがわかります。

  • ・社会保険労務士(社労士):合格率は約6~7%
  • ・司法書士:合格率は約1~2%
  • ・中小企業診断士:合格率は約5%
  • ・宅地建物取引士(宅建):合格率は約15~20%
  • ・行政書士:合格率は約10~15%
  • ・税理士:合格率は1科目あたり約10~20%(※試験合格には5科目合格が必要)

司法書士試験と比べると、若干易しいとされていますが、それでも難関であることに変わりはありません。
このように、社労士試験の合格率は非常に低く、他の難関国家試験と比較しても難易度の高い試験の一つといえるでしょう。

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社会保険労務士(社労士)試験の合格率

社会保険労務士(社労士)試験の例年の合格率はわずか6〜7%です。
過去10年で最も合格率が高かった年でも、合格率は10%には達していません
合格には800〜1,000時間の勉強が必要とされており、試験まで1年あれば毎日約2時間半、半年で合格を目指すなら1日に4〜6時間の勉強が必要です。

税理士との難易度の比較

税理士試験の難易度は、社労士試験よりも難易度が高いとされています。

税理士試験に合格するためには、会計学2科目(必須)と税法3科目(選択必須・選択)の合計5科目の合格が必要です。

試験の合格率は科目ごとに異なり、一般的に各科目の平均合格率は約10〜20%です。
このため、5科目すべてに合格するためには、非常に専門的な知識と計算力が求められます。
特に、税理士試験の科目は非常に専門的で難解であり、数学的な問題も多く出題されます。税法の深い理解が求められるため、試験の準備には多くの時間と労力がかかります。
一方で、税理士試験には合格した科目が翌年以降の試験で免除されるという利点があり、中長期スパンで試験合格を目指すことができる点は、社労士試験にはないメリットです。

行政書士との難易度の比較

行政書士試験の難易度は、社労士試験よりもやや低いとされています。

社労士試験の合格率は例年6〜7%ですが、行政書士試験の合格率は10〜15%です。

行政書士試験の方が合格率は高いため、難易度が低いと言えます。

試験内容は法律の基礎に加え、政治経済に関する一般常識も問われます。
40文字程度の記述式問題もありますが、基本的な法律知識があれば比較的解きやすく、法律を学び始めたばかりの人でも取り組みやすい試験です。
この試験も社労士試験と同様に、事務系職に就く人が取得を目指すことが多く、両方の資格をダブルで受験する人も少なくありません。

中小企業診断士との難易度の比較

中小企業診断士試験の難易度は、社労士試験よりもやや高いとされています。

合格率(約5%)や必要な勉強時間(約1,000時間)は社労士試験と似ていますが、中小企業診断士試験には口述試験が含まれているため、より難しいと考えられています。

口述試験では、受験者がプレゼンテーションやコミュニケーション能力を問われ、単なる知識だけでなく実践的なスキルも必要です。

また、中小企業診断士試験では、経営に関する広範な知識が求められます。

経営戦略、財務、マーケティング、人事など、幅広い分野にわたる知識が試験範囲に含まれており、勉強量も膨大です。

さらに、企画や財務、経営などの業務に携わりながら勉強する人が多いため、試験の難易度が高く、受験者のレベルも高いと言われています。

ファイナンシャルプランナー(FP)との難易度の比較

ファイナンシャルプランナー(FP)試験の最難関である1級と比べると、社労士試験の難易度の方が、やや高いとされています。

社労士試験とFP試験には、「ライフプランニングと資金計画」といった共通の試験内容があるため、ダブルライセンスを保有する人も少なくありません。

しかし、社労士試験は、労働法や社会保険制度に関する、より深い知識が求められ、法律の知識を体系的に整理して学ぶことが重要です。

さらに、社労士試験は年に1回しか実施されない一方で、FP1級の試験は学科・実技ともに年3回受験できるため、FPの方が挑戦しやすいという特徴もあります。

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社会保険労務士(社労士)試験はどうして合格率が低いのか

社会保険労務士(社労士)試験は、非常に厳しい試験として知られています。

その合格率が低い理由には、いくつかの要因が挙げられます。

ここでは、なぜ試験の合格率が低いのか、その理由を探り、受験者がどんな困難に直面するのかを詳しく説明します。

①試験科目ごとの合格基準が細かい

社労士試験の合格率が低い理由のひとつは、試験科目ごとに細かい合格基準点が設定されていることです。
試験は「選択式試験」と「択一式試験」の2つの形式で構成されています。選択式試験の合格基準点は2〜3点、択一式試験では4点です。
総得点が合格基準を超えていても、どれか1科目でも基準点に達していないと合格できません
たとえば、選択式試験では、全8科目の合計得点が合格基準をクリアするだけでなく、科目ごとの合格基準点も満たさなければなりません。
具体的には、各科目が5点満点で、基本的には3点以上が必要です。
理解が不十分な科目があると、一気に2〜3点落としてしまうこともあります。
つまり、得意な科目で高得点を取っても、苦手な科目やテーマがあると、その科目の基準点に達しない可能性が高くなり、結果として不合格になることがあります。
試験範囲が広く、特定の科目を捨てることができないため、すべての科目をしっかりと学ぶ必要があります。このため、合格率が低くなりやすいのです。

②受験科目が多い

社労士試験の合格率が低いもう一つの理由は、受験科目が多いことです。
社労士試験の範囲は、大きく分けて「労働関係科目」と「社会保険関係科目」の2つに分類され、さらに10科目に分類されています。
特に難易度が高いのは、「労務管理その他の労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」の2科目です。
この2科目は、多くの法律や制度に関する知識が含まれており、難易度の高い内容が非常に広範囲にわたります。
そのため、社労士試験全体の試験範囲が広く、試験日までにすべての内容を十分に勉強しきれない受験者が多いことが、合格率の低さにつながっています。

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社会保険労務士(社労士)試験の内容と試験に必要な勉強時間は?

社会保険労務士(社労士)試験は、合格を目指すためには計画的な学習が欠かせません。

試験の難易度が高く、必要な勉強時間も膨大であるため、どのような試験内容で、どれくらいの時間を割くべきかを知ることが合格への第一歩となります。

ここでは、試験内容と合格基準、そして必要な勉強時間について詳しく解説します。

試験内容と合格ライン

まずは、社会保険労務士(社労士)試験の基本情報を以下にまとめました。詳細については『社会保険労務士試験オフィシャルサイト』をご確認ください。

基本情報

受験資格

以下①~③のいずれかを満たす者
①学歴
大学、短大、専門学校、専門大学、他学校の卒業
②実務経験
健康保険組合、国または地方公務員、日本郵政公社、全国健康保険協会、日本年金機構、社会保険労務士の補助者等
③試験合格・資格
社労士以外の国家資格、司法試験予備試験、行政書士試験

受験料

15,000円(振込手数料は自己負担)

試験会場

指定された都道府県より選択可能
※申し込みの受付順となるため、定員を超えた場合は近隣の会場へ変更の可能性あり

試験スケジュール

試験案内配布・申し込み:4月中旬~5月下旬
試験日:8月第4日曜日
合格発表:10月初旬

次に、試験内容を以下にまとめました。

社会保険労務士(社労士)試験は、選択式試験と択一式試験の2つで構成されています。

選択式試験/試験時間:80分

試験科目 問題数(配点)
労働基準法
労働安全衛生法
3問(3点)
2問(2点)
雇用保険法 5問(5点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 5問(5点)
社会保険に関する一般常識 5問(5点)
健康保険法 5問(5点)
厚生年金保険法 5問(5点)
国民年金法 5問(5点)
合計 40問(40点)

※「労働基準法」と「労働安全衛生法」は混合問題として出題

択一式試験/試験時間:210分

試験科目 問題数(配点)
労働基準法
労働安全衛生法
7問(7点)
3問(3点)
労災保険法
労働保険料徴収法
7問(7点)
3問(3点)
雇用保険法
労働保険料徴収法
7問(7点)
3問(3点)
労務管理その他の労働に関する一般常識
社会保険に関する一般常識
5問(5点)
5問(5点)
健康保険法 10問(10点)
厚生年金保険法 10問(10点)
国民年金法 10問(10点)
合計 70問(70点)

社労士試験の合格基準点は、厚生労働省の「社会保険労務士試験の合格基準の考え方について」によって、以下のように定められています。

ただし、年度によって出題の難易度が異なるため、この基準は年度ごとに調整されます。 直近5年間の合格基準点の推移は下記となりますので、参考にしてみてください。

年度 合格基準点
令和5年 総合得点26点以上かつ各科目3点以上
令和4年 総合得点27点以上かつ各科目3点以上
令和3年 総合得点24点以上かつ各科目3点以上
令和2年 総合得点25点以上かつ各科目3点以上
令和元年 総合得点26点以上かつ各科目3点以上

年度 合格基準点
令和5年 総合得点45点以上かつ各科目4点以上
令和4年 総合得点44点以上かつ各科目4点以上
令和3年 総合得点45点以上かつ各科目4点以上
令和2年 総合得点44点以上かつ各科目4点以上
令和元年 総合得点43点以上かつ各科目4点以上

社労士試験では、各科目の合格ラインをクリアするだけでなく、総合得点でも基準を満たす必要があります。
試験範囲は広く、労働法や社会保険制度に関する専門知識が求められるため、計画的に全科目をバランスよく学ぶことが大切です。

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合格のために必要なのは1000時間以上!?

社労士試験に合格するために必要な勉強時間の目安は800〜1,000時間とされています。

1日3時間勉強すると仮定しても1年近くかかる計算となり、社労士試験を突破するのが、いかにハードルが高いものかがわかります。

このため、社労士試験の平均受験回数は4回前後と言われています。

もちろん、個人差はありますが、全8科目をしっかりとマスターして試験に臨む必要があるため、効率的な学習が非常に重要です。

社労士試験は毎年8月の第4日曜日に行われます。

少なくとも1年程度の勉強時間を確保する必要があると考えると、8月から9月には翌年度の試験に向けた勉強計画を立てる必要があるでしょう。

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社会保険労務士の資格取得後のキャリアは?年収や働き方について

社会保険労務士(社労士)試験に合格した後は、「2年以上の実務経験」または「事務指定講習修了」を経て、社労士登録を行い、実際に業務に従事することになります。
資格取得後は、社労士事務所や一般企業、コンサルティング会社などで活躍でき、キャリアパスが広がります。
ここでは、社労士資格取得後のキャリアの選択肢や、それぞれの年収の目安について解説します。

社会保険労務士の年収

社会保険労務士の年収については、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」のデータを引用しているケースがよく見られますが、賃金構造基本統計調査では社会保険労務士は「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」に分類されるため、社会保険労務士以外の専門職従事者も含めた年収の集計である点に注意が必要です。

そこで、MS-Japanでは2023年4月~2024年3月の1年間で、MS-Japanの転職エージェントサービスMS Agentを利用して転職された社会保険労務士のオファー年収(内定時の提示年収)を基に独自集計を行いました。

年代 平均値 中央値
20代 401万円 400万円
30代 450万円 424万円
40代 514万円 503万円
50代 606万円 572万円
60代以上 552万円 552万円
全体 498万円 476万円

※オファー年収は月額給与及び定期的に支給される賞与の合計額であり、別途支給される時間外手当や決算賞与等の変動要素がある金額に関しては含まれておりません。

国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によれば、民間企業に勤務する給与所得者の平均年収は458万円でとなっているため社労士の平均年収は、サラリーマンの平均年収を上回っており、給料の増加やキャリアアップを目指す方にとってはおすすめの資格の1つといえます。

また、厚生労働省の【第55回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成】によると、社労士試験の合格者の約60%が30代または40代です。そのため、社労士は働きながら学びぶことができる資格ともいえるでしょう。

キャリアパス①社労士事務所

個人・企業問わず様々なクライアントの人事課題を解決する社労士事務所は、社労士にとって最もポピュラーな勤務先です。

社会労働保険の手続きや労務相談などの専門的な業務のみを行えるため、社労士としてのキャリアを徹底的に積みたい方や将来社労士事務所を開業したい方におすすめです。

一方で、社労士事務所では即戦力人材(社労士事務所での勤務経験のある人材)を求めているケースが多く、実務未経験で社労士試験に合格した方が転職活動を行う際には、こだわりを持ちすぎず、幅広い求人に応募する必要があることは認識しておきましょう。

キャリアパス②一般企業

社労士試験に合格すれば、人事・総務を中心としたバックオフィス業務の広い範囲をカバー出来ます。
一般企業で働く場合、社労士としての独占業務を行うというよりも、人事部や総務部に所属し、自社の労務関連業務を中心に担うことが一般的です。

一般企業で働くメリットとしては、一般企業の方が社労士事務所よりも企業数が多いため、必然的に求人数も多く、希望の条件で働ける可能性が高い点が挙げられます。また、収入が安定しているのも魅力の一つです。

ただし、一般企業で働く場合は社労士としての業務以外も行うため、社労士業務の経験を積みたい方で一般企業も視野に入れる場合は、業務内容を念入りに確認しておきましょう。

キャリアパス③コンサルティング会社

コンサルティング会社では、採用コストの見直しや法改正に伴う対応など、人事に関する相談対応を担います。

中には社労士事務所が併設している場合もあります。社労士事務所に併設されているコンサルティング会社で働くと、社労士としての経験が積めるだけでなく、クライアントの経営にも関わることができる点が特徴です。

キャリアパス④社労士事務所以外の士業事務所

税理士事務所に社会保険労務士が在籍することで、税金、労務、社会保険に関するサービスをワンストップで提供できるようになります。
これにより、クライアントに対してよりワンストップで経営サポートを行うことができるというメリットがあるため、税理士事務所が社労士事務所を併設しているケースも多いです。

なお、法律事務所が社会保険労務士を採用しているケースもあり、法律事務所の場合は労使間の紛トラブル解決などの労働問題や、M&Aの際の労務デューデリジェンス(労務DD)など、一般の社労士事務所では取り扱わないような業務を経験することもできます

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社会保険労務士の難易度に関するFAQ

社会保険労務士(社労士)試験は難易度が高く、合格には多くの努力が必要です。

試験に合格するまでの時間、独学の可能性、合格の確率、受験資格についての疑問が多く寄せられます。

ここでは、これらのよくある質問に分かりやすくお答えし、試験への理解を深めるために参考にしてください。

社会保険労務士に合格するのは大体何年くらい?

社会保険労務士(社労士)試験に合格するには、個人差がありますが、一般的に10ヶ月から12ヶ月(1年)の準備期間が必要です。
合格には800〜1,000時間の勉強が必要とされており、12ヶ月間で考えると、毎日約2時間半の学習が必要になります。
効率的に勉強を進めるためには、計画的な学習スケジュールを立てることが重要です。
特に、仕事や学校と両立して勉強する場合は、時間をしっかり確保し、学習の質を保つことが合格へのカギとなります。
また、何度か受験することで合格に近づく場合もあるため、諦めずに根気強く学習を続けることが大切です。

社会保険労務士には独学で合格できる?

社会保険労務士には独学で合格できる?社会保険労務士(社労士)に独学で合格する人もいますが、実際には非常に難しいと言われています

独学での合格者は、実務経験が豊富であったり、すでに法律の知識がある場合が多いです。

予備校や通信講座を受講しても合格が難しい試験であるため、初学者の場合は合格までに多くの時間がかかるのが一般的です。
独学では、学習中にわからない部分が出た場合、自力で解決しなければならず、特に初学者にとってはこの解決に時間がかかるため、結果的に全体の勉強時間が長くなります。
それでも独学で挑戦する場合は、質の高い教材を選び、日々の理解度を確認しながら学習を進めることが求められます。

また、オンライン講座やセミナーなどのサポートを活用することも効果的です。

社会保険労務士の試験を1発合格できる確率は?

社会保険労務士(社労士)試験を1発で合格するのは非常に難しいとされています。
例年の合格率は6〜7%程度であり、合格者の多くは複数回の受験を経て試験に合格しています
特に初めて受験する方にとっては、試験範囲が広く、内容が専門的であるため、一度での合格は難しいのが現実です。
1発合格を目指す場合、膨大な学習時間と高度な理解が必要になります。
そのため、多くの受験生は予備校や通信講座を利用し、過去問や模試を活用して計画的に勉強を進めています。
戦略的な学習と徹底的な準備をすることで、1発合格の可能性が高まります。

社会保険労務士試験を受けるための受験資格は?

社会保険労務士試験には受験資格があります。

公式サイト「受験資格について」によると、受験資格は3つに分類されており、そのうちの1つを満たす必要があります。

  • 1. 学歴
  • 2. 実務経験
  • 3. 厚生労働大臣の認めた国家試験合格

受験申込時には、受験資格を証明する書類「受験資格証明書」の提出が求められます。
また、試験合格後、社会保険労務士として登録するためには「2年以上の実務経験」または「事務指定講習修了」のいずれかを満たす必要があります。
これが、社労士として活動するための登録要件となります。

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まとめ

難易度の高い社労士試験を突破するためには、約1,000時間の学習が必要で、8つの教科をしっかりと学習しなければなりません。この道は決して簡単ではありませんが、社労士試験に合格し社会保険労務士になれば、キャリアの幅が大きく広がるため、挑戦する価値は十分にあります

資格取得後のキャリアを検討している方は、弊社MS-Japanに是非ご相談下さい
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また、働きながら資格取得の勉強をしていきたいという方に向けた求人もご紹介できます。社労士試験合格後のビジョンが明確になると、勉強のモチベーションアップにもつながりますので、お気軽にご相談下さい。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

柴 優太朗

大学卒業後、現職(MS-Japan)へ入社。
入社後は、RA(リクルーティングアドバイザー)として100社以上を担当し、業界問わずスタッフクラス~管理職クラスまで幅広い中途採用支援に従事。
異動の機会をいただき、2021年4月からCA(キャリアアドバイザー)として、管理部門及び士業領域幅広い方の転職支援に従事しています。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 役員・その他 ・ 社会保険労務士事務所 ・ 公認会計士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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