【2023年版】社会保険労務士事務所求人の実態を徹底解説
2023年8月27日(日)に実施された「第55回社会保険労務士試験」の結果発表が、10月4日(水)に行われます。
この記事では、MS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」で2022年7月~2023年6月に依頼のあった求人データを元に、「社会保険労務士事務所(社労士事務所)求人の実態」について解説いたします。
想定年収の平均や募集背景、面接回数の割合など、幅広い視点から社会保険労務士事務所の求人を分析しています。これらの情報を今後のキャリアプランの計画などで役立てて頂ければと思います。
社会保険労務士事務所求人の想定年収の平均は?
社会保険労務士事務所の求人での想定平均年収は、500万円でした。2021年7月~2022年6月における平均は481万円で19万円増加しています。 また、400万円~599万円の割合が全体の69%と大多数を占めていました。
社会保険労務士事務所求人で社会保険労務士資格は必要?
社会保険労務士事務所の求人のうち、社会保険労務士資格が必須なものが全体の「63.2%」となりました。
なお、社会保険労務士資格が不要な求人は、事業会社での労務経験または社会保険労務士事務所での経験が必須要件のものが中心でした。
社会保険労務士資格の合格者は6~7%ほどで資格保有者は少ないため、対象者を広げて募集していると考えられます。
社会保険労務士事務所求人の募集背景は?
社会保険労務士事務所求人の募集背景のうち、88.6%が「増員募集」という結果でした。
社会保険労務士は、直近では新型コロナウイルスの助成金申請などの新たな問題や複雑な問題に関するコンサルティング業務で需要が増えています。そのため、増員募集が多いと考えられるでしょう。
社会保険労務士事務所求人のうち、35.7%がマネジメント業務あり
社会保険労務士事務所求人において、マネジメント業務がある求人は全体の35.8%でした。
2021年7月~2022年6月では27.0%であったことと比較すると、マネジメント層の需要が高まっていることが分かります。
社会保険労務士事務所求人の休日は?
社会保険労務士事務所求人の休日における雇用条件は、「完全週休2日制」が全体の76.9%という結果でした。
また週休2日の中には、シフト制や土曜日に勉強会があるなどを設けている事務所もありました。
社会保険労務士事務所求人の面接回数は?
社会保険労務士事務所求人において、予定している面接回数は「2回」が最も多く68.6%を占めていました。
2021年7月~2022年6月でも「2回」が72.9%だったため、基本は2回と考えて良いでしょう。もちろん、求人によって異なるので、転職の際は都度確認が必要です。
調査概要
調査方法: 2022年7月~2023年6月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった社会保険労務士事務所の求人
調査主体:株式会社MS-Japan
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」と明記をお願いいたします。
社会保険労務士事務所への転職は、専門転職エージェントの活用がおすすめ!
今回は社会保険労務士事務所の求人の実態について解説しました。
今後のキャリアを考えていく際には、専門アドバイザーにキャリア相談をしてみるのもおすすめです。
弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。
管理部門職に加え、社会保険労務士、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。
もちろん社会保険労務士事務所への転職に関するノウハウもあります。
業界に詳しいアドバイザーによるキャリア相談を無料で受け付けておりますので、是非お気軽にご相談ください!
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