監査法人の年収は? BIG4と中小の監査法人、役職や年齢などで比較

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2020/10/27

監査法人の年収は? BIG4と中小の監査法人、役職や年齢などで比較

監査法人の年収は? BIG4と中小の監査法人、役職や年齢などで比較

監査法人に入社すると、年収はどれくらいになるのでしょうか?
監査法人全体の年収は高い水準にありますが、事業規模や役職によって変わります。
ここでは、転職を検討してMS Agentに登録した監査法人在籍の方の登録情報を基に、全体の平均年収、Big 4と中小監査法人の年収比較、役職ごとの年収比較をご紹介します。


監査法人の年代別平均年収

2019年度のMS Agentに登録しているデータより、監査法人に勤めている登録者の平均年収は773万円でした。

以下、年代別の年収を詳しく見ていきます。
・29歳以下 603万円(最小値:280万円 最大値:922万円 中央値:600万円)
・30歳~34歳 710万円(最小値:220万円 最大値:1,300万円 中央値:700万円)
・35歳~39歳 802万円(最小値:50万円 最大値:1,500万円 中央値:840万円)
・40~44歳 798万円(最小値:250万円 最大値:1,300万円 中央値:840万円)
・45歳~ 1,112万円(最小値:100万円 最大値:2,500万円 中央値:1,100万円)

こちらは、大手(Big4)監査法人と中小監査法人の平均年収の比較です。

平均年収
大手(Big4)監査法人 788万円
中小監査法人 652万円

監査法人に勤務されている方は総じて高年収といえますが、事業規模が大きいほど、平均年収は上がる傾向です。以下は、高年収を稼いでいる方を一部取り上げています。

34歳・男性 年収1,300万円
大手監査法人で、IPO準備会社向けに会計監査、中期経営計画策定支援、内部統制制度構築支援、管理会計制度構築支援、組織体制構築支援、上場申請書類作成支援等のIPOアドバイザリー業務に従事。

37歳・男性 年収1,500万円
大手監査法人で、米国事務所に駐在し、SEC上場企業の法定監査及び日系企業のコーディネーションに従事。

54歳・男性 年収2,500万円
大手監査法人のパートナーとして、監査業務ならびに法人を支える共同経営者。

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Big4監査法人の役職と年収

監査法人の役職と年収について詳しく見ていきます。

監査法人の役職は、監査法人ごとに細かくは違うこともあるものの、だいたい次のようになっています。

役 職 内 容
スタッフ 監査法人に入社するとまずスタートする役職。上位者の指示に従い個別業務を行う。
シニアスタッフ スタッフを3~4年経験してから昇進するのが一般的。「インチャージ(現場主任)」と呼ばれることもあり、監査チームをまとめたり年間スケジュールを検討したりする。
マネージャー 管理職であるため残業手当は出なくなる。部署全体のスケジュール管理や法人としての活動の遂行、およびスタッフが作成した調書のレビューなどを行う。
パートナー 監査法人の共同経営者。監査業務だけではなく、法人全体の運営に深く関与する。

スタッフからシニアスタッフへは、一般的に3~4年でほとんどの人が昇格します。 ただし、マネージャーおよびパートナーには、全員が昇格できるわけではありません。

以下は、Big 4監査法人の役職による年収の目安です。

役 職 年 収
スタッフ 450~650万円
シニアスタッフ 600~850万円
マネージャー 1,000万円程度
パートナー 1,500万円~

Big 4監査法人の転職成功事例

Yさん(31歳/男性) 資格:公認会計士
転職前:中堅監査法人(人数:100名) (年収:750万円)
転職後:Big4監査法人 (人数:6000名)(年収:800万円)

※転職のポイント
Big4監査法人ではビジネスの拡大と人材不足が重なり、採用を強化しております。特に準大手監査法人や中堅監査法人出身の公認会計士は「一連の監査手続きを心得ている」という評価をいただききやすい状況ですので、今こそ大手監査法人を目指すという方にとっては有利な転職市場ではないかと思います。
中堅監査法人からBig4監査法人へ。監査スキルの更なる向上を目指して

Aさん、36歳/男性 資格:公認会計士
転職前:独立系会計コンサルティング(人数:10名) (年収:900万円)
転職後:Big4監査法人 (人数:6000名)(年収:900万円)

※転職のポイント
大手監査法人も非監査の業務を積極的に獲得している状況です。一方、コア事業である会計監査部門の人材を非監査部門に異動させることは社内バランスを考えても難しいようで、現状としては会計系アドバイザリー職種の採用においては、中途採用がメインとなっている実態があります。Aさんのように会計監査の実務経験者であり、且つアドバイザリー業務に興味関心が高い人材は、採用側としても取り逃がしたくない人材だったのだと思います。 ⇒もう一度、大手監査法人でキャリアを再構築したい!30代公認会計士の転職成功事例

中堅監査法人の役職と年収

中堅監査法人の役職による年収の目安です。

役 職 年 収
スタッフ 400~550万円
シニアスタッフ 500~650万円
マネージャー 800~1,000万円
パートナー 1,300万円~

中堅監査法人の転職成功事例

Iさん45歳/男性 資格:公認会計士
転職前:公的機関 年収750万円
転職後:中堅監査法人 年収900万円

※転職のポイント
会計士の方の場合、監査法人から出て、事業会社や公的機関へ転職されたものの、専門性を活かせなかったということでご相談にいらっしゃるケースが多くございます。中堅監査法人の場合、大手に比べポジションに空きがあるケースや、これまでのご経験を評価いただき、新しくポジションを作っていただけるケースもあります。求人がない場合でも、今回のケースのようにエージェントからご提案をすることでご検討いただけるケースもあります。積極的にチャレンジすることをお勧めします。

Nさん34歳/女性 資格:公認会計士
転職前:一般事業会社 (人数:100名) (年収:700万円)
転職後:中堅監査法人 (人数:200名)(年収:700万円)

※転職のポイント Nさんは、公認会計士試験合格後、約2年間はBig4に勤めた後、現在の事業会社に転職しました。しかし、実際に事業会社の経理業務に従事する中で、改めて監査法人で公認会計士としての専門性を活かしたいと考えていました。過去の経験からBig4に戻りたいというご希望をお持ちでしたが、経験と希望条件が折り合わず、年収を維持したまま中堅監査法人へ転職しました。
あまりに多くの条件や、高望みな条件に固執しても、転職という本来の目的を叶えることが出来なくなってしまいます。最優先の希望条件を明らかにして、視野を広げることで選択肢が広がり、希望が叶うこともあります。 https://www.jmsc.co.jp/kaikeishi/case/kansa/9023.html

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まとめ

監査法人の年収は全体的に高水準だといえ、事業規模が大きいほど年収が高いといえるでしょう。Big4監査法人は、大手企業をクライアントにしているため、不況時でも余程のことがない限り採用ニーズはあります。
事業会社から監査法人に転職を成功させるケースも多いです。監査法人への転職を考えている方は、年収や生活スタイルのバランスを考慮して求人をみていきましょう。MS Agentでも、大手から中小まで監査法人の求人を多く扱っています。一度キャリアを相談してみたいといった方でもお気軽にご相談いただけたらと思います。

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