簿記2級を取れば未経験でも経理・会計事務所に転職できるのか?

資格
経理・財務
会計事務所・税務スタッフ
2019/11/28

簿記2級を取れば未経験でも経理・会計事務所に転職できるのか?

未経験でも経理職や会計事務所に転職したいという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、知識や経験がない場合の転職は、簡単にはいかないものです。
経理や会計事務所を希望する場合、突破口となってくるのが日商簿記2級の取得です。
この記事では、簿記2級を取得することで本当に転職に有利に働くのかどうか。未経験から経理・会計事務所に転職するために知っておくべきその他の情報についてご紹介していきます。

この記事のまとめ

・未経験で経理・会計事務所に転職する際、簿記2級を所得していると圧倒的に有利

・簿記2級取得者は、知識があることに加え、目標に向かって努力できると評価される

・簿記2級以外にも、客観的な視点を取り入れ前職の経験で経理に活かせそうなところをピックアップしておくことも大切

簿記2級を取れば未経験でも経理・会計事務所に転職できるのか?

会計系の職種に限らず一般的には資格の有無よりも、実務経験の年数や内容が中途採用の採否をわけます。
なぜなら、資格とは実務をこなすための一般的な知識やルールを学ぶものですが、一般的な出来事だけではなく、多くの場合、実務では一般的な内容を踏まえながら個別具体的な判断や例外的な処理が求められるからです。
とはいえ、未経験の業務や業界にチャレンジすることをあきらめる必要はありません。

特に昨今の転職市場は、人手不足で求職者優位の売り手市場が続いています。
採用する側にとって、経理の実務経験の豊富な人材の採用は、容易ではありません。
そして、中途採用の大半は、ある程度緊急度が高いため、企業にとって無いモノねだりをして、組織課題の解決や事業推進が遅延するよりも、採用の対象を広げるという判断がなされることがしばしばあります。
その中で、スタッフクラスの求人募集の場合、未経験者を選考するというケースが増えてきています。その際に、未経験でも育成コストが低く、より早く戦力化する可能性がある人材を見極めるために、資格が重要になってきます。
会計系職種においては、簿記2級を持っている人材は他の未経験者よりも資質を備えていると判断されやすいため、非常に有利となります。

なぜ未経験でも簿記2級を持っていると評価されるのか?

簿記2級はリクルート社が実施した“企業が応募者に求める資格ランキング”で1位を獲得するなど、企業が求める資格、就職に役立つ資格であると広く認知されています。
合格率が20%ほどと難易度の高い簿記2級を取得していれば、“簿記・財務諸表についての知識がある”と判断されます。
ルーティンをこなせるだけの経理担当者より、簿記の知識を活用して幅広い業務に対応できる経理担当者の方が評価されます。
財務諸表について理解できる経理担当者であれば、経営分析に役立つ各種資料の作成なども任せられるため、簿記2級は幅広い活躍を期待できる人材であるといえます。

また、しっかりと知識の積み重ねに努めていける人物である、目標に向かって努力できる人物であるとの評価も受けやすくなるでしょう。
簿記3級も需要は高いですが、エントリー資格として認知されているため、簿記2級とでは少し評価が異なります。

未経験から転職した場合の年収は?

未経験から一般企業の経理職として転職した場合、簿記2級程度以上のスキルを持っていたならば、年収目安は300万円ほどとなります。
1~2年ほどの実務経験を積んだ場合には300~450万円ほど、3年以上の実務経験を積めば350~600万円ほどが目安となっていますので、いかに実務経験が重視されているかがわかります。
未経験時には簿記2級相当のスキルに対するポテンシャルが評価されており、実務経験は貢献度の評価として上乗せされているとイメージすれば、よりわかりやすいのではないでしょうか。

未経験から会計事務所へと転職した場合には、20代で300万円ほど、30代で350万円ほどが入社年度の年収目安となります。
会計事務所の場合、1年勤務するごとに1万円昇給することが多いため、勤務年数に応じて月給が増えるほか、上位資格の取得によって大きく年収がアップします。

未経験から経理・会計事務所に転職する上で簿記2級以外に準備しておくべきこと

経理機能は会社組織にとって欠かせない機能であり、常に必要数の人員を確保しておかなくてはなりません。
このため、未経験者も採用のターゲットとしていますが、簿記2級を取得する以外にも、前職の経験で経理に活かせそうなところをピックアップしておき、選考の際のアピール材料とできるように準備しておきましょう。
こうすることで、他の簿記2級取得者をリードできるようになりますので、より採用決定へと近付くことができます。

転職のためのアピール材料を探すには、自分自身を深く見つめ返すのも重要ですが、知り合いや転職エージェントに相談してみるのもおススメの方法です。
キャリアの棚卸を行い、活かせるものとそうでないものに振り分けるには客観的な視点も加えることで、第3者から見たときのアピール度合いを高めることが期待できます。

未経験からの経理への転職は簿記2級取得と自己PRのブラッシュアップを

未経験で経理や会計事務所に転職しようと思えば、簿記2級の資格は必須ともいえます。
経理の基本的な知識、財務諸表への理解が伴っているのですから、自社の実務にフィットするまでにそう時間がかからないだろうと判断されるためです。
加えて、企業が経理職への応募者に最も求める資格として周知されているため、そのブランド力も働くと期待できます。
そして、キャリアの棚卸とともに自己PRをブラッシュアップしていくのも忘れてはなりません。
経理担当者として活躍できるかどうか資質を問われるのですから、未経験であることをできるだけカバーできる自己PRを構築できれば、より採用へと近づけるでしょう。
自分で上手くアピール内容を組み立てられない場合には、転職エージェントに相談すると、より精度の高いアピールができるようになると期待できます。

経理の求人を確認する! 会計事務所の求人を確認する!

【おすすめ記事】
【経理のおすすめ求人】経理経験者が転職して年収を上げるには!?
簿記1級を取得すると、どういった転職先があるか?
会計事務と経理事務の違いは?仕事内容やおすすめの資格

会員登録すると、キャリアのご相談や非公開求人のご紹介、履歴書の自動生成などの様々なサービスをご利用いただけます。

会員登録すると、キャリアのご相談や非公開求人のご紹介、履歴書の自動生成などの様々なサービスをご利用いただけます。

初めてご訪問の方へ

管理部門特化型エージェント No.1
MS-Japanのサービスをご覧ください!

最新求人情報や転職に役立つ情報をメールで配信します。

アドバイザーが直接あなたの可能性を診断!