子育てとの両立を希望する女性経理担当は、スキルアップ出来ないのか?
会社で経理担当者として働きながら、結婚して子供を授かり産休・育休へと入っていく女性は多くいますが、その後も子育てと並行しながら、以前と同じように働くことができるのかと頭を悩ませる方も多いです。
スキルアップするために子育て中のママがしていることは何か?
子育てと仕事を両立させていけるかどうかは、実際に復職してみなければわからない場合も少なくありません。
それまで働いていた企業で働き続けるにしても、アドバンテージが確保されているわけでもありませんので、他の会社へ転職する場合とほぼ同じ状況に置かれていると考えるべきです。
このため、資格の取得が大きな武器であると考える人は多くいます。
効率よくスキルアップするコツとは
育児に追われていれば、自分だけの時間さえ満足に確保することも難しくなっていきますので、ちょっとした合間にいかに効率的なスキルアップを図っていくことができるかどうかが、その後を大きく左右するといっても過言ではないでしょう。
以前であれば、書籍による自主的な学習や、スクールや講座へ通って学ぶくらいしかスキルアップの方法はありませんでした。
しかし最近であればインターネットを活用することで学ぶ機会はいくらでも得られますし、資格取得のコツなどの情報もインターネット上に転がっていますので、自宅にいながらスキルアップすることは難しくありません。
言い換えれば、スキルアップに向けたモチベーションをいかに維持できるかが問われているのです。
ちょっとした時間にスキルアップの期待できる動画を閲覧したり、eラーニングを利用したりする積み重ねが大きな差を生み出していきます。
子育てに積極的なパパが知っておきたい育児休暇取得率の現状
男性でも育児休暇を取得することも珍しくなくなったとされており、2017年度の厚生労働省の調査では男性の育児休暇取得率が過去最高となる5.14%を記録したとのデータもありました。
しかし、同調査による女性の取得率83.2%に比べると、埋められそうもない格差が存在しています。
この調査は取得率のみを調べたものであり、取得期間について調査したわけではありません。
男性の育児休暇は出生後の数日間のみといったケースも少なくないので、"なんちゃって育休"と揶揄されることもあります。
この背景には休暇取得による収入減などの経済的な問題もあるでしょうが、自分の仕事場を確保し続けなければならないという考えが働くのも実際のところでしょう。
特に経理担当者として働いている男性であれば、必ず企業が代役を投入することをわかっていながら休むのは不安で仕方ないものです。
育児に積極的に取り組みたい経理担当者のパパが目指すスキルアップの方向性
育児に積極的に取り組むためには、会社に拘束されていない時間を増やさなければなりません。
そのためには自らが会社にとって欠かせない人材となることが必要です。では、経理担当者として欠かせない人材となるには、どうすべきなのか。それは、決算業務に関するスキルを習得することだといえます。
決算業務は、その業務を遂行できる人が単独で進めるものではなく、経理部内の他のスタッフと連携しながら進めていくチームワークが要求される業務です。
そしてまとめ役は、決算業務にまつわるスキルを持っている人が必然的に抜擢されやすいものであるため、決算業務について相応のスキルを持っていれば、ルーティンワークは他のスタッフに任せやすくなります。
むろん、本項目で述べている拘束時間の短縮化を実現し、育児の時間を確保するためには、まとめ役としての任をこなし、決算業務を円滑に進めていくための知識やノウハウを蓄積することが必要です。
一朝一夕で成せるものではありませんが、チャレンジする価値は十分あるといえます。
また、決算業務は繁忙期が決まっているため、決算業務を主導する立場になれば育児休暇を取得する時期も計画しやすくなるでしょう。
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まとめ
女性でも、男性でも、子育てをしながらスキルアップしていくためには、事前に計画を立てて、モチベーションを保ちながら日々の努力を重ねていけるかどうかがポイントとなってきます。
経理を担当している場合、男女ともに共通するのは、会社にとって欠かすことのできない経理担当者になれるよう方向性を定めなければならない点です。
子どもに向き合っている時間以外を、自分磨きに充てるわけであり、十分な時間をスキルアップのために費やせるわけでもありませんので、効率的に時間を使えるよう学習の方向性を決めておく必要があります。
ネット上の動画やeラーニングなどをパソコンやスマホで利用できる今日だからこそ、ちょっとした努力を積み重ね、空き時間に少しでもスキルアップすることをおすすめします。
【参考】
・【子育て応援団事務局】憧れの「輝くワーママ」にインタビュー「結婚・出産・子育て…将来を見据えながら選んだ経理事務の仕事」
・【ボクシルマガジン】 育児休暇取得率の現状 | 男性の取得率が低い原因と改善策を探る
・【日本経済新聞】 男性の育休取得5.14%、過去最高 17年度
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