2024年01月25日

法律事務所の事務は未経験でも転職できる?魅力や必要なスキル、求人例など

管理部門・士業の転職

一般的に事務職は人気の高い職業ですが、その中にあって、いま特に注目されているのが法律事務所です。
実際、昨今では街中で看板を目にすることも多くなり、法律事務所の事務の需要は拡大し、競争は激しくなってきています。
いったい、法律事務所とはどういったものなのでしょうか。
なぜ人気なの? 未経験でも入れるの? 必要なスキルは?

法律事務所で働くことのメリット転職のノウハウなどを調べてみましたので、ぜひご参考にしてみてください。

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法律事務所の事務とは

法律事務所、そして法律事務所の事務とはどういったものなのでしょうか。

法律事務所とは?

法律事務所とは弁護士が運営しており、民事事件や刑事事件、企業や団体等の法務サポートなど、弁護士が法律に関わる案件についての業務を行う事務所のことをいいます。

法律事務所の事務とは?

規模の大きい法律事務所では、一般事務を担当する秘書(セレクタリ)に加えて、弁護士の指導・監督の下で法律業務を担当するパラリーガルが在籍していることも多く、その役割は区別されています。
秘書の仕事は、弁護士のスケジュール管理から電話対応、来客対応、郵便物や荷物の処理、コピー・FAX、ファイリング、小口現金の管理、裁判所や法務局とのやりとり、清掃まで多岐にわたります。
パラリーガルは弁護士の監督・指導の下で法律業務の補助を担い、その主な仕事は、専門的なリサーチ、法律文書のチェック、打ち合わせへの同席・記録、契約書等文書ドラフトの作成など専門性の高いものです。
一方、小規模の法律事務所では、事務職員が秘書となって一般事務から雑用まで幅広く担う他、経験を積んだベテラン職員となればパラリーガルのような専門的な業務を任されることもあります。


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法律事務所の事務として働く魅力とは

法律事務所の事務が人気の理由は、頑張り次第で評価と安定が得られることにあります。

業務を通して法律知識が身につく

法律事務は、高い専門性のある職種です。 必要とされる知識や仕事の進め方、クライアントとの接し方など、民間企業の事務とは異なります。
そのため、法律事務所の事務として働くには、まず業界や職場に慣れることが重要といえるでしょう。
PC作業や接客、電話対応、そして弁護士のスケジュール管理といった秘書的な一般事務をこなしながら、法律についての知識や経験を身に付けられるのは大きなメリットです。
さらにスキルを磨き、パラリーガルを目指すのも良いかもしれません。

転職・キャリアアップがしやすい

法律事務の転職においては経験を積んでいることが重要とされることから、一般企業では年齢的に厳しい人でも即戦力としてチャンスを得られるというメリットがあります。
例えば女性の場合、結婚や産休で離職した人がその後元の職場に復職したり、他の事務所へ再就職したりするケースもあるようです。
豊富な知識と経験があれば大手の法律事務所や企業の法務部門などで評価される可能性もあり、また、司法書士や行政書士の資格を取ってキャリアアップや独立を目指すこともできます。


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未経験でも法律事務所の事務に転職できる?

未経験でも法律事務所の事務に転職できる?

法律事務所と聞くと難しそうで、転職するにはハードルが高いと感じることでしょう。
しかしながら、近年の司法制度改革により弁護士の数が増え、法律事務所の数も増えていることによって門戸は広くなりつつあります。

20~30代前半であれば未経験でも就業できる可能性は十分にあります。
未経験の場合、一般的に35歳を超えると正社員での採用は難しくなるともいわれますが、この場合も雇用形態をアルバイトや派遣社員、契約社員まで広げると就業の可能性は高まります。
頑張り次第では正社員に登用されることもあるかもしれませんし、経験を積み、スキルを磨けばその後のキャリアアップにもつながるはずです。
大学時代に法学部などで法律を学んでいると評価されることもありますが、法学部出身でなくても活躍している人はたくさんいます。
また、昨今では高卒、専門卒など、学歴にとらわれずに採用を受け付ける法律事務所も増えているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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法律事務所の事務に必要なスキル

未経験者が法律事務所の事務への就業を応募する場合、専門的な法律知識を問われることはほぼありません。
では、その代わりにどのような職務経験、スキルがあるとよいのでしょうか。

パソコンスキル

必要最低限のWord、Excel操作スキルが必要です。
Microsoftによる「MOS(マイクロソフトオフィシャルスペシャリスト)」といった資格があるのでトライしてみましょう。

事務処理スキル

財務や経理の知識があると有利といえます。
小規模な法律事務所では簡単な経理を任せられることもあるでしょう。
また、大手の法律事務所に入りたい場合、経理担当として働くのも選択肢の一つですし、その後、経験を積んで弁護士秘書やパラリーガルを目指すのも良いかもしれません。

コミュニケーションスキル

法律事務所では多様な案件に対応し、様々なクライアントと接することから、物事に対して冷静沈着に対応できるコミュニケーションスキルが必要とされます。
また、礼儀を重んじる業界であることから、適切な言葉づかいやマナーを身に付けておかなければなりません。

英語スキル

海外案件を扱う大手の渉外事務所や外資系事務所の場合、たとえ法律事務所の経験がなくても、英語の読み書きやコミュニケーションのスキル(TOEIC900点以上)があると高い評価が得られます。

法律事務所の事務求人例

弊社MS-Japanは、士業と管理部門に特化した転職エージェント「MS Agent」を提供しています。ここでは、「MS Agent」で取り扱っている法律事務所の事務求人の例をご紹介します。

M&A支援や顧問業務を扱う法律事務所にて事務員・パラリーガルの募集

仕事内容
<事務員>
書類作成補助・チェック・提出、担当弁護士サポート、裁判所や法務局との連絡調整、郵送書類の管理、電話応対等
<パラリーガル>
契約書のレビュー、法令や判例のリサーチ、訴訟事務等の法律事務全般
必要な経験・能力
<必須>
・基本的なPCスキル(ワード、エクセル、メール)
・事業会社または法律事務所での実務経験を2年以上
※法律業界での経験は問いません
<歓迎>
・不動産関係/損保会社/商社での実務経験
・司法書士補助者/司法書士資格保持者
・法律事務所経験者(目録・書証作成などの経験者) 等
想定年収
300万円 ~ 500万円

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。また、その他の求人は下記ボタンから閲覧可能です。非公開求人は無料会員登録によりご紹介可能となります。

まとめ

法律事務所の事務は、高い専門性と安定した雇用、キャリアアップのしやすさなどから、昨今では多くの人が就職、転職を目指すようになりました。
これまでは、多くの法律事務所が即戦力となる人材を求めていましたが、近年の事務所増加に伴って事務職ニーズも増え、経験や学歴にとらわれずに採用を受け付ける法律事務所も増えつつあります。

未経験で自信がない場合は一般事務で入り、働きながら法律の知識と経験を得て、弁護士秘書、パラリーガルへとキャリアアップを目指すのもよいでしょう。
正社員での応募が難しいときは、アルバイトや派遣社員、契約社員など雇用形態を見直せば就業の可能性も広がる場合もあります。
法律事務所の事務は頑張り次第でチャンスが広がる職種です。
ぜひチャレンジしてみてください。

管理部門・士業の転職

この記事を監修したキャリアアドバイザー

高根沢 美帆

大学卒業後、新卒でITベンダーに入社し、営業としてエネルギー業界のお客様を担当。その後、損害保険会社で法務業務に従事。
キャリアアドバイザーとしてMS-Japanに入社後は、法務、弁護士、法科大学院修了生などリーガル領域を中心に担当。

人事・総務 ・ 法務 ・ 法律・特許事務所 ・ 役員・その他 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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