管理部門・士業に聞いた「転職活動で使用するサービス」実態調査2024



転職活動をする際に、周りの方がどのように進めているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は「転職活動で使用するサービス」について、管理部門・士業のためのビジネスメディア「Manegy(マネジー)」で、転職活動のご経験がある管理部門・士業の方を対象にアンケート調査を行いました。
転職活動をする人の8割以上が「転職エージェント」を使用
始めに転職活動の際に使用するサービスについて調査しました。
最も多く利用しているのは「転職エージェント」で、全体の81.5%を占めています。次点で「自己応募」56.2%、「スカウト」47.7%となりました。
サービスの使い方を見てみると、「転職エージェント」「自己応募」「スカウト」を全て使用している方が25.3%、「転職エージェント」のみ使用している方が21.7%、「転職エージェント」「スカウト」を使用している方が17.7%という結果でした。
なお、その他の回答では「ハローワーク」「知人からの紹介」などがありました。
年代別では、20・30代の「転職エージェント」の利用率が高く、年代が上がるにつれて「自己応募」「スカウト」を利用する方の割合が増えていることが分かります。
職種別では、人事は「スカウト」の利用率が65.4%と「自己応募」の57.9%を超えていました。採用に携わる方も多いことから、「スカウト」に関する認知度も比較的高いと考えられます。
約6割が「転職エージェント経由での応募が最多」と回答
次に、転職活動で最も多く求人を応募したサービスを調査しました。
使用したサービスで割合が多かった「転職エージェント」が58.3%を占めていました。一方でサービスの特性上「スカウト」の割合は8.6%にとどまりました。
上記のサービス経由で応募した理由としては、「希望条件に合う求人が多いから」が35.9%、次点で「紹介される求人数が多いから」が29.3%と続きました。
転職エージェントでは複数の求人を紹介されることが多い傾向がありますが、上記の結果をみると、紹介された求人の中から厳選して応募するというよりも、まずは条件に合う求人や紹介された求人に応募して選考を進めていく中で厳選していく考えの方が多いと考えられます。
8割以上が転職エージェントを複数社利用
次に、利用している方の割合が最も多い「転職エージェント」について、利用社数を聞いてみました。87.3%が複数社利用しており、その中でも「5社以上」が28.8%、「3社」が28.0%を占めていました。
年代別でみると、全ての年代において85.0%以上が複数の転職エージェントを利用しており、20・30代は「2社」「3社」がボリュームゾーンに対して、40代、50代以上は「3社」「5社」がボリュームゾーンでした。
転職エージェントには「紹介してもらう求人の質」を重視している傾向
転職エージェントを選ぶ際に重視した点を聞いてみると、「紹介してもらう求人の質」を重視している方が70.0%を占めていました。
次点で「紹介してもらう求人の量」が43.0%、「キャリアアドバイザーの質」が35.2%と続きました。
詳細を見ても、全ての年代・職種において重視した点は全体と同様の結果となりました。
約7割が転職エージェントに「満足している」と回答
さらに、「転職エージェント」の満足度を調査してみました。
「非常に満足している」が13.9%、「どちらかというと満足している」が56.0%と、69.9%が「満足している」と回答していました。
年代別では、「非常に満足している」または「どちらかというと満足している」と回答した方の割合が、20・30代は75.3%、40代は69.3%、50代以上は68.5%と、年代が若いほど転職エージェントへの満足度が高い傾向がありました。
職種別では、経理の満足度が最も高く「非常に満足している」または「どちらかというと満足している」が77.0%という結果でした。対して士業・事務所勤務スタッフは55.1%と21.9%の差がありました。
転職エージェントを利用して良かった点・不満に感じた点は?
転職エージェントを利用して良かった点を聞いてみると、多い順に「希望に合う求人を紹介してくれた」41.2%、「スピーディーに対応してくれた」35.9%、「安心感があった」33.2%という結果でした。
また、その他の回答では「給与条件の交渉がスムーズだった」「自己応募では動ける範囲が限定的とならざるを得ない状況もあるが、そこを補ってもらえた」などの声がありました。
一方、転職エージェントを利用して不満に感じた点では、「希望していない求人を紹介された」が40.7%、「紹介してくれる求人が少なかった」「有益な情報が得られなかった」がそれぞれ26.6%という結果でした。
また、その他の回答では「紹介された求人情報と面接での情報が違った」「応募先の企業の情報をあまり把握していなかった」「一度連絡したきり中々求人を紹介してくれなかった」などがありました。
8割以上が「次の転職でエージェントを使用したい」と回答
最後に、次に転職活動をする際に使用したいと考えているサービスを聞いたところ、「転職エージェント」が81.3%、「スカウト」が46.2%、「自己応募」が41.8%でした。
始めの「転職活動の際に使用するサービス」での結果と比較すると、「スカウト」が「自己応募」の割合を上回っており、「スカウト」が注目されていることが分かります。
調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象:転職活動のご経験がある全国の管理部門・士業
調査テーマ:「「転職活動で使用するサービス」に関する実態調査」
有効回答数:621名
調査実施日:2024年4月1日~4月7日
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12484.html)」
と明記をお願いいたします。
管理部門・士業の転職は、「MS Agent」にお任せください!
今回は、「転職活動で使用するサービス」についてのアンケート調査結果をご紹介しました。
多くの方が転職エージェントを利用していましたが、今後のキャリアを考えたい管理部門・士業の方は、業界専門キャリアアドバイザーに相談してみるのもおすすめです。
弊社MS-Japanは管理部門と士業に特化した転職エージェント「MS Agent」を展開しています。今回ご紹介した、経理・人事・総務などの管理部門職に加え、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。
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