2022年03月16日

経理部署で正社員を目指すには?求人に応募する前に知っておくべきこと

管理部門・士業の転職

長期的な視点で考えたとき、経理職は専門知識を身に着けながらキャリアアップすることができる点が魅力的に感じるでしょう。
経理求人の中には未経験可の応募条件もあり、正社員として就業する選択肢もあります。
そのため、就職・転職に際し経理職を希望している方も多くいるのではないでしょうか?
そこで、今回は経理部署での正社員採用を目指す方向けに、企業の採用担当がどのような人材を求めているかについて解説していきます。


管理部門・士業の転職

経理の正社員に採用されるには?

経理は事務職の中でも専門性が高い分野です。
未経験から応募する場合は、今までの実務経験から経理に役立つスキルを分析し、仕事に活かせる経験があることを伝えられるようにスキルの棚卸をしましょう。
以下3つを例に挙げます。

事務スキル

事務職の経験は、経理の業務を遂行する上でも活かされます。
また、事務職の経験があると、ある程度のPCスキルを有していることも伝わるので評価につながる可能性があります。
エクセルやワード等の経験内容を具体的にアピールできるよう準備しましょう。
複数の仕事を適切に進められるスキルや、書類作成能力の証明にも役立ちます。

数字を扱う仕事の経験

経理は日常的に数字を扱うため、数字を扱う仕事の経験は役立てられる場合が多いです。
どのような数字を扱い、どう効率化を図ってきたかなど、アピールできるようにしっかりと言語化しておくと良いでしょう。

コミュニケーション能力

経理は社内外の人とやり取りすることが多い仕事です。
だからこそ、コミュニケーション能力が高いと評価されやすい傾向があります。
他部署の人や税理士など、社外の人と円滑にコミュニケーションがとれる人材は評価につながりますので、接客業などコミュニケーション能力が必要な仕事をこなしてきた経験は役立つと言えます。

評価される資格

未経験で正社員に採用されることはありますが、企業としてはやはり即戦力を求めている傾向があります。
そのため、実務に役立つ資格を持っている人は有利です。
簿記など経理関連の資格を取得していると評価されやすいと言えます。

なかでも、日商簿記検定はオススメです。
3級や2級であれば、独学でも合格を狙えます。
経理で正社員を目指すのであれば、2級以上を取得しておくと良いでしょう。

また、FASS検定(経理・財務スキル検定)もオススメです。
FASS検定では、経理・財務分野における客観的な実務知識・スキルの習得度の証明ができます。
簿記と合わせて取得しておくとより専門的なスキルを持った人材としてアピールできるでしょう。
より難易度の高い資格としては、税理士や公認会計士なども挙げられます。
ただし、高度な資格は取得までに時間がかかり、且つ将来的に年齢に対して実務経験が求められる求人も多いので、学習フローを入念に計画する必要があるでしょう。


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経理として正社員を目指すなら、どんな企業の求人に応募するべき?

正社員として採用される場合、基本的にはその会社に長く勤めることを期待されます。
経理の待遇は個人のスキルよりも法人によるところが大きいです。
だからこそ、どんな企業に応募するかは、自分の将来設計を考えたうえで慎重に選んだほうが良いでしょう。

例えば、給与水準等は会社の規模や業界、上場しているか否か等で多少の相場変更はありますが、経理職は専門職のため、経理職としての実務内容と経験年数のかけ合わせが今後の経理人材としての市場価値につながり、次の転職時の年収を左右します。
そのため未経験から経理職を希望する場合、転職先の福利厚生や社格等の納得感も重要な決め手となりますが、経理職として
市場価値につながる経験が積めるかどうかは特に注力して確認しましょう。
また組織規模や風土によって、経理職としてどのような業務範囲を、どのような深さで経験が積めるかどうかは異なります。
職場に対して求めるものは一人ひとり異なりますので、まずはご自身の希望を整理したうえで、希望条件に合致する求人を幅広く検討すると良いでしょう。

【参考URL】
経理の年収にまつわる3つの「残酷な真実」と年収アップ戦略


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正社員として求められる経理のスキル

正社員として求められる経理のスキル

正社員として求められる経理のスキルとして、数字に強くなることが挙げられます。
経理の仕事は誤差が許されないため、ミスなく正確に数字を扱える力が必要になります。
また、着実に経理業務のスキルアップをしながら、将来的には経営者の観点から数字をみることができるようになることも求められていると言えるでしょう。
専門的な知識を活かして、経営陣に提案ができる人材に成長すると更なる評価につながるかと思います。

経理職は経験を積みより高度な仕事ができるようになるほど、会社の根幹に関わる仕事に携われるようになります。
経理として実力がつけば、会社のお金の流れを全て把握することができるようになるのです。
会社としては雇った社員が成長して、経営の意思決定を左右するような数値的な提案までできる人材になることを期待しています。
経理のスキルが向上し、数字を活用して会社を支えられるようになることは、経理の大きなやりがいの一つです。

【参考URL】
経理のやりがいや魅力とは?現役経理がぶっちゃけて語ります!


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自分に合った会社の経理に転職するためには?

一口に経理職といっても、様々な企業から求人が出ています。
自分に合った企業の経理に転職するためにも、まずは自分の希望やスキルを棚卸することが大切です。
自分が求めている条件がわかると、応募する企業を効率よく選ぶことができるようになります。

また、現代では転職は珍しいことではなくなりました。
新卒で入った会社に一生勤める人のほうが少ないかもしれません。
逆に言うと、会社が社員の人生設計を考えて適時教育をするというよりは、自分で自分のキャリアプランを考えて能動的に会社を選ぶことが必要になったと言えるかもしれません。
定期的に自分のスキルやキャリアプランを考えることで、より活躍できる職場に出会う可能性が高まります。
転職を希望する場合は、冷静に自分を振り返るところから始めると良いでしょう。


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まとめ

経理の業務は多岐にわたり、様々な業界が求人を出しています。
正社員として採用されるには自分のキャリアプランをしっかりと構想し、スキルを棚卸しすることが必要です。
しかし、自分を客観的に把握することは、時間と労力がかかります。
少しでも悩んだ時は、転職エージェントに相談するがオススメです。
経理の転職に強い転職エージェントに相談すること自分の望みや強みを客観的に把握しやすくなるので、面接の場でもしっかりと強みをアピールすることに繋がるでしょう。
経理部署で正社員を目指す方は転職エージェントに相談してみましょう。

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