2023年03月27日

未経験から会計事務所に転職するには?

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未経験者でも会計事務所に転職できる可能性は十分にあります。 しかし実務経験がない場合は、他のアピールポイントを押さえて、採用担当者に将来性がある人材と認識してもらうことが必要です。
こちらの記事では、20代・30代の会計事務所未経験者向けに、転職に役立つ内容をご紹介します。

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会計事務所(会計・税務)の求人情報

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20代の実務未経験者が会計事務所へ転職する際知っておきたいこと

20代の実務未経験者が会計事務所へ転職する際に知っておきたいポイントをまとめて紹介します。

・実務経験がない場合は、科目合格や簿記資格などの実績があるとカバーできる
税理士試験の科目合格や、日商簿記2級以上の実績があると、基礎知識はあると判断されやすいです。
そのため、実務経験がないことをある程度カバーできるでしょう。
20代で実務未経験かつ会計事務所への転職を希望している場合は、まずは評価されやすい資格をとっておくと転職活動をスムーズに進められます。
転職活動を並行しながら行うことがオススメです。

・会計事務所への転職は基礎的なパソコンスキルあると有利
基礎的なパソコンスキルは会計事務所の業務においても必要です。
会計ソフトへの入力・税務書類作成などパソコンを使った業務は多数あります。
基礎的スキルはもちろん、応用して業務に活かせる技術を持っている方は、アピールポイントになりますので、具体的にどのようなソフトを使用できるか整理しておきましょう。

・転職活動は早めにスタートすることが大切
未経験から会計事務所への転職を目指す場合、採用する事務所としてはこれからの成長に期待して採用する傾向があり、年齢は若いほど採用される可能性は高いと言えます。
そのため、転職活動は早めにスタートすることが大切です。
年齢が若いほど、伸び代がある、育てがいがあると判断され、未経験でも転職できる可能性が高くなります。
日頃から情報収集をし、早めに行動しましょう。

・アルバイト経験があるとプラス
会計業務に関わるアルバイト経験は、プラスに評価されやすいです。
例えば税理士試験の勉強をしながら、その合間に週2回程度でもアルバイトをしておくとプラスになることがあります。
アルバイトは正社員の求人より敷居が低いと言えます。アルバイトから正社員に登用される場合もあります。


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30代の実務未経験者は会計事務所に転職できる?

30代で実務未経験者であっても、会計事務所に転職できる場合はあります。
ただ、会計事務所の未経験者求人の年齢制限として、20代から30歳前半がひとつの目安になるので、挑戦したい場合は早めに応募することが肝心です。

税理士試験の科目合格や、日商簿記2級以上など、有効な資格があると、評価につながることもあります。
30代で未経験から会計事務所への転職を目指す場合は、使える資格を取得しておくことも有効な手段です。
パソコン関連の資格等も実力の証明になりますので、取得することがおすすめです。

会計事務所での業務が未経験であっても、関連する業務の経験があると、評価につながります。
例えば金融機関での業務経験がある場合は、必要な基礎知識やノウハウをある程度持っていると期待されます
実務の親和性もあるので、転職後に活躍できる可能性も高いと言えるでしょう。
ほかにも、一般企業での経理職経験などが評価される場合もあります。

転職エージェントを使う方法も効果的です。
特に会計事務所への転職に強い転職エージェントを活用すると、通常の求人サイトでは掲載されない専門的な職場の紹介など、様々なメリットが受けられます。


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会計事務所の就業に向いている人とは

会計事務所の就業に向いている人の主な特徴をご紹介します。

コミュニケーション能力が高い人

会計事務所の業務では、人とコミュニケーションをとる機会が多いです。
例えば、クライアントとなる経営者など、多くの人と接します。そのため、コミュニケーション能力が高い人は向いている傾向があります。
会計事務所のクライアントの多くは、中小企業の経営者ですので、目上の人にもスムーズにコミュニケーションをとれる能力がある人は重宝されやすいです。
また、適時周りと協力できるスキルがある人も向いています。時にチームで連携しながら業務を進めていく必要があるので、チームで仕事ができるスキルも必要です。

勉強熱心な人

会計事務所の業務は多岐にわたり、さまざまな知識を必要とします。
また、法改正などで知識のアップデートが求められることも多いです。
そのため、コツコツ勉強できる人や、勉強そのものが好きな人は向いている傾向があります。
不明な点を、そのままにせず自分で調べて解決することが得意な人も適しているでしょう。

全体を把握しながら責任を持って業務に取り組める人

会計事務所の仕事は、一円単位の正確さが求められると同時に、業務全体を把握する力も求められます。
1人で複数の会社を担当することがほとんどですので、複数の業務をこなしながら進めていくことが必要です。
全体を見つつ、細部にも気を配る丁寧な仕事力がある人は向いていると言えます。
期日に遅れてしまうとクライアントに損害を与えてしまいますので、責任感があって業務にしっかりと取り組める人は重宝されます。

体力がある人

会計事務所には繁忙期と閑散期があります。繁忙期を乗り切れるだけの体力がある人は、会計事務所での勤務に対応できるでしょう。
特に確定申告時期である3月は繁忙期となりますので、閑散期のうちに体力をつけるなど対策をしておくことが大切です。


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会計事務所未経験者の志望動機はどう記載する?

やる気をアピールする

実務経験がない場合は、やる気や熱意をアピールすることが大事です。
なぜその会計事務所を選んだのか理由を明記することで熱意を伝えましょう。
志望動機を使い回すことはオススメしません。応募先の会計事務所の情報を集め、その会計事務所に合わせた志望動機を書くことがポイントです。

自分の強みをアピールする

自分の強みを書いて伝えることも大事です。
雇った場合にどのようなメリットがあるのか、自分のこれまでの実務経験の中で関連性があるものや持っている資格等を踏まえた上でアピールしましょう。
資格を勉強中の場合は、合格目標などを伝えることも効果的です。コミュニケーション能力など、強みと言えます。

キャリアの目標を書く

その会計事務所に入った後で、どのようなキャリアを築いていきたいか伝えることも有効です。
現代はセルフマネジメントの時代です。自ら目標を設定し自立的な人間は重宝されます。
将来を見据えた強い熱意を伝えることで、採用する側は長く意欲的に働いてくれそうな人と評価する場合もあります。


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会計事務所の規模別に採用されやすい人材をご紹介。

会計事務所の規模別に 採用されやすい人材を ご紹介

あくまで目安となりますが、会計事務所の規模別に採用されやすい人物像を見ていきましょう。

BIG4税理士法人

有名なBIG4税理士法人ですが、未経験での採用はもしあってもかなり少数と言わざるをえません。
高度な業務を扱いますので、かなり高いレベルでの能力が求められます。
20代であれば、科目試験は3科目以上合格、ビジネルレベルの英語力、そして高学歴であることなどをクリアすれば、可能性がないとは言い切れないといったレベルです。
未経験から目指すのはとてもハードルが高いと認識しておいた方が良いでしょう。

大手~中堅規模の会計事務所・税理士法人

大手~中堅規模の会計事務所や税理士法人でも、高いレベルが求められます。
ただし、合格科目数としては2科目以上合格していれば未経験でも可能性があると考えられます。
他にも英語力やパソコンスキルなど、実務で役立つスキルがあると、評価されやすいです。

個人会計事務所

個人事務所の場合は、未経験でもポテンシャルなどを考慮して採用してくれる可能性があります。
税理士試験に1科目以上合格していると、重宝されやすいです。
また、スキルだけではなくどのような人物かを重点的に見てくれる場合もあります。


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まとめ

未経験でも会計事務所に転職できる場合はありますので、自己分析と会計事務所分析をしっかりと行い、しっかりとアピールしましょう。
税理士試験に科目合格していると大きな強みになります。
また、これまでの業務経験の中で、会計事務所の業務と親和性が高いものは評価されやすいですので、スキルの棚卸しをしておくことも大事です。
チャンスを逃さないためにも、早めに転職活動を開始しましょう。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

齊藤 仁美

大学卒業後、幸せに働く人を増やしたいという想いから新卒でMS-Japanに入社。
上場企業を中心とした求人開拓から管理部門全般のマッチングを行い、2021年1月より専門性の高いJ事業部に異動。
主に会計事務所、監査法人、社労士事務所の担当を持ちながら士業領域での転職を検討している方のカウンセリングから案件紹介を両面で行う。

会計事務所・監査法人 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 税理士科目合格 ・ USCPA を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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