働きながら公認会計士試験に合格するには!?

資格
公認会計士
会計事務所・監査法人
2020/05/19

働きながら公認会計士試験に合格するには!?

働きながら 公認会計士

社会に出て事務や営業などを経験してから、公認会計士などの資格を活かす専門職に興味を持つようになる方も少なくありません。この記事では、社会人として働きながら公認会計士を目指す方法を徹底解説します。


働きながら公認会計士試験に合格できるのか?

2019年度の合格者を職業別にみてみると、学生56.1%、専修学校・各種学校受講生12.8%、無職13.8%、会社員6.2%、会計事務所員6.2%と続いています。「社会人」に該当する会社員と会計事務所員とを合計すると12.4%、無職や専修学校・各種学校の受講生などにも、ある程度は社会人経験者が含まれていると考えられますので、実際にはもう少し高い比率で、社会人を経験して公認会計士試験に合格した人がいると推測することができます。

公認会計士試験に合格するだけでなく、キャリアチェンジに成功し、公認会計士として活躍している方も実際にいらっしゃいます。社会人となってからあらためて公認会計士をめざすのは、もちろん簡単なことではありません。しかし、キャリアアップには非常に有効な手段であることも事実です。

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働きながら取得するメリット

公認会計士を目指す際、働きながら勉強し、取得することの最大のメリットは、一定の収入を確保できるという点です。 勉強時間を確保するために残業時間などを極力減らす必要もあるので、勉強をしない場合に比べると収入は下がることも考えられます。しかし、正社員として働きながらであれば、もし途中で受験を諦めるような事態になっても、改めて就職活動などをする必要がありません。公認会計士試験は難関です。合格できなかった場合のことを想定しておくことは、合理的な判断ともいえます。

また、公認会計士試験の勉強には費用が必要です。専門学校に通った場合、授業料として数十万円かかります。もし退職して勉強に集中する場合、収入のあてが無くなるため、事前に相応の貯金が必要です。働きながら取得を目指せば収入源は確保できるので、試験に向けての貯金を蓄えることなく勉強を開始することができます。

さらに、社会人として経験を積んでおくことが、公認会計士試験合格後に役立つことも多いです。例えば、銀行に勤務していれば、そこでの経歴は公認会計士として就職先を探す場合に活かせます。あるいは企業の経理部門での勤務経験があれば、公認会計士として顧客である企業側と話をする際、相手がどのようなことを考えているのか推測しやすくなるでしょう。

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公認会計士とシナジーが期待できる職種

ほかの職種での経験を、公認会計士としてのキャリアに活かせる場合もあります。ここでは、公認会計士とシナジーが期待できる職種をみていきます。

経営企画

企業会計に関わる場合、企業の経営状況を把握し、クライアントの意図を正しく理解する能力も重要です。企業経営の現場を経験していれば共感を得やすいこともあるでしょうし、より具体的に実情を把握することができる可能性があります。

IT、システム

企業の会計業務でも同じで、近い将来は現金決済がなくなるともいわれるくらいですから、金融のITサービスや会計システムを使いこなすスキルは必須といえるでしょう。ITの知識に精通していると、より踏みこんだ提案ができるようになります。

フォレンジック

この言葉自体が初耳という方もいると思います。「科学捜査」「法廷の」といった意味があり、システムのログや記録を分析して、事実を把握する証拠を集めることなどを指します。 つまり、IT分野のなかでもセキュリティなどのニッチなスキルになります。このスキルと公認会計士の会計知識を併せ持てば、より高度な監査業務や公的な第三者委員会などで活躍するチャンスがあるかもしれません。

不動産

公認会計士がかかわる仕事には、一般的な企業会計や監査業務の他に、デューデリジェンスがあります。デューデリジェンスは企業や不動産物件の買収、投資に際して、その資産価値を適正に評価する手続きです。巨額のお金が動く不動産投資では日常的に行われていますので、不動産業界での経験はきっと役立つでしょう。

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働きながら公認会計士の資格取得をめざすコツ

現在の仕事を続けながら資格取得をめざす方もいることでしょう。そこで、働きながら合格をめざすための5つのポイントをご紹介します。

①公認会計士試験のカリキュラム、試験内容、出題傾向をしっかり理解する

仕事と同じく、目標達成の道のりをしっかりと理解してから着手しましょう。公認会計士 試験は出題範囲が広く、難易度も高い試験です。試験自体も短答式と論文式に分かれており、短答式試験は素点で総点数の70%(500点満点中350点)を基準に、論文式は偏差値方式で算出され、52.0%の得点比率(偏差値52)を基準として、その年ごとに合格基準が定められるなど複雑です。事前の情報収集や分析が重要になります。

②効率を重視して方針を決める

前項で集めた情報と自分の現状をふまえて、無理や無駄のない学習方法を考えましょう。 スタート(現状)からゴール(合格)までに、いつ、何を、どのように進めるかを具体的にイメージしておきましょう。

③何よりもまず継続すること

働きながら公認会計士試験に挑戦するうえで最も重要なのが、継続することです。正社員でも、非正規雇用でも働いていれば忙しかったり、疲れてしまったり、計画どおりに勉強を進められないことがあって当然です。そんなときでも継続することを最優先に考えましょう。

④暗記ではなく、理解することを重視する

試験勉強というと丸暗記をする方もいらっしゃいますが、公認会計士試験では論文式試験もあり、応用を利かせる力が求められます。理解することを重視して勉強しましょう。

⑤試験時期から逆算して対策する

限られた時間の中での試験対策で、試験直前で重要になるのが“選択と集中”です。すべての出題範囲を網羅できなかったからといって合格できないとは限りません。出題傾向などを参考に、残された時間でベストを尽くせるよう、場合によっては取捨選択が必要なことがあります。

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まとめ

ご紹介したように、公認会計士とシナジーが生まれやすい職種はもちろんありますが、どんな業務経験も公認会計士としてのキャリアに活かすことはできます。会計事務所などの公認会計士に近い職種以外から、公認会計士への転職を考える方の中には、これまでに培った実務経験がまったく役に立たないのではと考える方もいるかもしれません。しかし、ビジネスの常識や仕事の進め方、コミュニケーション力などの基本的なビジネススキルは、どの職種においても重要となっていきます。

働きながら試験勉強をするのは大変なことですが、キャリアプランや具体的な将来設計を描くことから始め、まず、資格取得に先立って関連する職種や試験対策がしやすい職場に転職するという方もいます。弊社MS-Japanでも、資格取得を目指したい方に向けた求人のご紹介も行っているので、ご興味がある方は是非お気軽にご相談下さい。

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