人事・総務スキル転職事例

2022年12月28日

40代人事の転職で評価されるポイントは？

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企業にとって大事な人事。
40代で転職を検討している人事の方もいるのではないでしょうか。
今回は、40代で転職を検討している人事の方向けに、評価を受けやすいスキルや40代人事転職の特徴、求人例などについてご紹介します。

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人事の業務ごとの評価されるスキル

人事の業務は大きく分けて4つあります。

採用

採用業務と一口に言っても、新卒・中途・障がい者枠などの採用があります。
そのため、多くの種類の採用活動に携わり、企画する力があると高く評価されると言えるでしょう。
採用業務の経験として、何名採用しているのかなどの規模感、どの職種の採用に携わったのかなどの詳細事項を確認される傾向があります。
自分の経験をまとめておくことが必要です。
また、エンジニアの採用経験があると、より評価を得られやすくなるでしょう。
その理由として、引き合いの強い人材を獲得するノウハウを持っていることや、IT知識があることなどが挙げられます。
40代の場合、業界経験があるとより有利です。

教育・研修

自社の課題を発見し、その対策を業務に落とし込める人材は評価を受けやすい傾向があります。
加えて、社内研修を担当しているようであれば、より高く評価される場合もあるので、社内研修を担当する機会があれば積極的に経験を積んでおくとよいでしょう。

研修をアウトソーシングしている企業は多いものですが、自分たちで研修を企画し実施できる環境があった方が人材育成をスムーズに行えることは想像に難くないはずです。
そのため、社内研修の企画・実施に携わった経験がある人は、高評価を獲得する可能性は高いと言えるでしょう。
なお、40代の方の場合、教育や研修の企画やカリキュラムの構築を求める求人が多くあります。
研修メニューなどをイチから構築できるスキルがあることをアピールできれば、好印象になることは間違いないでしょう。

労務

労務の仕事は多岐に渡りますが、給与計算や社会保険手続き等の業務を内製化しているか、アウトソースしているかによって評価されるスキルレベルが異なります。
また、システム導入・保守・運用の経験がある場合は、より高い評価を受けやすいと言えるでしょう。
40代の管理職クラスで転職したい場合は、労務問題の対応や就業規則の改定に加え、下記の制度に関する経験があると評価に繋がりやすい傾向があります。

制度

福利厚生・評価・賃金に関する制度整備などの業務が挙げられます。
中でも、評価制度と賃金制度は組織運営上で最も重要な制度といっても過言ではないため難易度が高く、高い評価を受けやすい経験内容です。
40代の場合は、制度づくりに携わった経験が重視される傾向が強いと言えます。

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40代人事転職の特徴

40代の転職においては、40代の前半なのか、後半なのかで市況感が変わります。

40代前半

後半と比べると求人数が多くあります。
そのため、年齢に応じた実務経験があれば転職で困ることは少ないと言えるでしょう。

40代後半

前半と比べた場合、求人数が限られてきます。
転職を成功させるためには、多くの求人に挑戦する必要があります。
もちろん、実務経験の有無も厳しく問われますので、年齢に応じた実務経験を積んでおくことが必要と言えます。

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40代の人事にはマネジメント経験が必須！？

40代の場合、スタッフクラス求人もありますが、多くはマネジメントポジションの求人です。

・対人関係での評価ポイント
マネジメントポジションは、経営層との折衝、部下のマネジメントなど、周囲を巻き込んで業務を進めていくことが必要になるポジションです。
良好な対人関係を築きながら効率良く業務を進めていける人材は高く評価される傾向があります。

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40代人事が転職につなげるためのコツ

40代は即戦力人材が求められる傾向にあります。
これまで経験したことのある業務が多い求人を選んでいただくことをおすすめします。
ただし、求人票を１つずつ見て応募するのは大変なので、転職エージェントを活用して、人事専門のキャリアアドバイザーに求人を紹介してもらうと効率良く転職活動を進めていける可能性が高くなります。

MS-Japanは、人事をはじめとする管理部門・士業に特化した転職エージェントです。
人事職においても転職決定実績多数で、紹介できる求人も豊富にあります。
応募書類の添削や面接対策・非公開求人の紹介もできるので、サポートを受けたい方は是非無料会員登録をオススメします。

・人事のキャリアアドバイザーページ

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40代の人事向けの求人事例

MS-Japanで扱う40代対象の人事求人事例

東証プライム上場企業　製造業界　人事労務（マネージャー候補）

年収580万円～年収770万円

・人事労務業務全般
・人事制度の企画・運用・改善
・人事関連規程の改定
・労務案件対応
・メンバーマネジメント業務　等

IPO準備中企業　建築・不動産業界　人事制度企画マネージャー

年収600万円～年収900万円

業務内容
・人事制度の設計、運用
・各種規程の設計、運用
・労務業務の実務対応
・労務業務のオペレーション構築（給与計算、社会保険、勤怠管理など）
・労務管理体制の再構築、業務フローの整備　等

東証スタンダード上場企業　製造業界　人事本部

年収600万円～年収1,000万円

業務内容
・全従業員の月次給与計算の運用
・年次考課による基本給改定の実行
・長期インセンティブを含む変動賞与の運用
・年次予算の作成、管理
・報酬調査への参加及び結果の分析、報告
・年次昇給率提案資料の作成
・共済会、持株会等の福利厚生業務の運営
・取締役報酬の提案資料の作成
・社員表彰に関する業務（募集、集計、提案、表彰の手配及び準備）
・各種調査への回答
・人事関連データの作成
・報酬、福利厚生に関する規程管理　等

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40代人事の転職成功事例

人事の転職成功事例をご紹介します。

給与アップを目指し、年収100万円アップに成功しました！

40代前半男性Aさんは、年収500万円台から600万円台への大幅アップに成功しました。
Aさんの場合、IPO準備中の企業での業務経験が5年以上あり、労務・総務業務において、幅広い業務経験があることが、評価につながりました。
また、SEの経験もあり、情報システムに強いことも評価された理由の一つと言えます。
キャリアも労務・総務・IPO準備を軸に一貫しており、その経験を買われて、労務マネージャー候補として、不動産系のテックベンチャーへの就職が決まりました。

ワークライフバランス改善を重視して転職に成功しました！

40代前半女性Bさんは、大手企業にて経営企画を経験し、その後別の大手企業に転職して人事労務担当として活躍してきた経歴の持ち主でした。
採用・制度を中心に幅広い人事業務の経験があり、チームリーダーとしてマネジメント業務も行っていましたが、残業が多くワークライフバランスを考慮して転職を決意。
ワークライフバランス改善を重視しつつも、自身の業務経験を詳細に言語化し、スキルを上手にアピールしたことで年収アップも実現させました。

キャリアアップ転職を実現しました！

40代後半男性Cさんは、ベンチャー企業で、人事全般の業務を経験してきた実力者。
マネジメント経験も豊富でした。
その経験を買われて、上場企業の人事担当部長としてキャリアアップ転職を実現されました。
年収も700万円台から900万円台へと大幅にアップしています。
人事としての経験はもちろんのこと、人事コンサルティング業務の経験や、複数社にて企業人事を経験している実績などが高く評価されました。

柔軟性の高い働き方を転職で実現しました！

40代後半女性Dさんは、ベンチャー企業にて10年以上人事関係の仕事に携わってきたベテランです。
人事の他に、法務や経理など管理部門での経験が豊富でした。
IPO準備にも責任者の一人として携わっていましたが、上場準備に目処が立ったことから転職を決意。
ご自身の希望であった、柔軟性の高い働き方を実現できる企業への転職に成功しました。

【参考URL】
・【人事総務の転職成功事例】もう転職で失敗したくない！「最後の転職先」に出会えた40代・人事マネージャーの事例
・人事・総務の転職成功事例

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まとめ

40代の転職では、自身の培ってきたスキルが評価されます。
また、スタッフとして働くことはもちろんのこと、人を巻き込んでチームで成果を上げる、マネジメントに繋がるスキルも必要な傾向があるので注意しましょう。
転職を検討している方は、まずご自身の業務経験を洗い出し、スキルの棚卸しから始めると効果的でしょう。
転職を効率よく進めるためには、人事関係の転職に強い転職エージェントを活用することも有効と言えます。