2022年度司法試験がスタート!法科大学院修了生の進路やスケジュールは?
5/11から司法試験がスタートしました。
試験の結果に関わらず、受験者の方にとって大きな節目となるでしょう。
この記事では司法試験を受験する法科大学院生向けに、過去の司法試験の結果や就職・転職活動についてのスケジュール等を紹介しています。
管理部門・士業特化型のMS-Japanを活用するメリットについても解説していますので、試験の前後にさっと目を通していただければ、今後のキャリアについてお役に立てるかもしれません。
2022年度司法試験スケジュール
・論文式試験:5/11(水),12(木),14(土)
・短答式試験:5/15(日)
・短答式試験成績発表:6/2(木)
・合格発表:9/6(火)
過去の司法試験受験者の推移
|
平成30 |
令和元 |
令和2 |
令和3 |
令和4 |
出願者数 |
5,811人 |
4,930人 |
4,226人 |
3,754人 |
3,367人 |
受験者数 |
5,238人 |
4,466人 |
3,703人 |
3,424人 |
3,339人(予定) |
短答式合格者数 |
3,669人 |
3,287人 |
2,793人 |
2,672人 |
― |
合格者数 |
1,525人 |
1,502人 |
1,450人 |
1,421人 |
― |
合格率 |
29.11% |
33.63% |
39.16% |
41.50% |
― |
法科大学院生の合格者 |
1,189人 |
1,187人 |
1,072人 |
1,047人 |
― |
論文式平均点 |
378.08点 |
388.76点 |
393.50点 |
380.77点 |
― |
総合平均点 |
790.17点 |
810.44点 |
807.56点 |
794.07点 |
― |
合格点(総合) |
805点 |
810点 |
780点 |
755点 |
― |
合格者平均年齢 |
28.8歳 |
28.9歳 |
28.4歳 |
28.3歳 |
― |
・法務省 「司法試験の結果について」
当社に登録している法科大学院生の特徴
直近2年間、MS-Japanに登録いただいた方の年齢推移
上記グラフは、当社に登録いただいている法科大学院生の年齢をまとめたものです。
司法試験の受験者の平均年齢が20代後半とされていることから、当社に登録いただく方も20代の法科大学院修了生が最も多いです。
直近2年間、MS-Japanにて転職決定した方の年齢推移
またこちらは、当社を利用して転職決定につながった方の年齢推移です。
当社からの就職・転職決定の絶対数も年々増加傾向にあります。
グラフにて、登録者・決定者ともに20代が多いことがわかりますが、30代の決定者数も増えてきています。
業務未経験の場合は、年齢も採用の判断材料となるため気にされる方が多いですが、30代前半まではやる気や人柄を重視する企業も多いので、30代だからといって年齢を気にしすぎる必要はありません。
【関連ページ】
当社での法科大学院修了者向け求人数の推移
当社で扱う法科大学院修了生向け求人の推移は上記グラフのとおりです。2020年は新型コロナウイルスの影響で求人数が減少しましたが、2021年から回復しており、法科大学院修了生の需要は高まっています。
司法試験受験者の今後のスケジュール
多くの方が就職・転職活動を行うか少し休憩を取られると思います。
特に就職・転職活動をされる方の場合、司法試験の結果を待たずに就職・転職活動をされる方と結果を待ってから活動される方がいらっしゃいます。
人気のある4大(5大)法律事務所は、サマークラーク(夏に実施するインターン)を開催しており、司法試験前に応募終了している事務所も多いです。
準大手法律事務所も司法試験後に応募スタートする場合が多いので、大手や準大手事務所を希望される場合は、応募だけでも早めにしておくと良いでしょう。
就職・転職活動の進め方
司法試験受験から就職活動に至るまで、流れを確認しておきたいという問い合わせをよくいただきます。
就職活動を始める場合の進め方は
① 個人で求人を探して応募し進める(弁護士としての法律事務所への応募・直接募集をしている企業法務・公務員など)
② 転職エージェントに登録して進める
といった2パターンがあります。
当社のサービスを例にとって、転職エージェントを利用した場合どういったスケジュールで就職・転職まで進むのか、説明させていただきます。
就職先決定までのステップ(転職エージェントを利用する場合)
① 無料会員登録
② キャリアカウンセリング相談
③ 求人情報紹介
④ 選考・面接
⑤ 内定・入社
入社するまでに必要なステップは上記のとおり主に5段階あります。
おおよそ1ヶ月〜3ヶ月程度の時間をかけて入社される方が多いです。
では一般的なエージェントを利用した場合と比較して、当社を利用するメリットがどう違うかをそれぞれご紹介します。
一般的なエージェントを利用するメリット
・履歴書/職務経歴書の添削をお願いできる
・聞きづらいこと(条件面/雰囲気)などをエージェント経由で聞くことができる
・面接対策ができる
・面接後の評価を聞くことができる
MS-Japanを利用するメリット
当社を利用する場合は一般的なエージェントを利用するメリットに加え、下記メリットが得られます。
・管理部門・士業特化型ならではの情報提供ができる
・ネットには出回っていない当社だけの非公開委求人をご紹介可能
・法律事務所だけではなく企業法務の求人も豊富で様々なキャリアを選択できる
・法科大学院生に強い専任のアドバイザーの就職・転職支援
・法科大学院修了生の決定実績も多く、過去事例から具体的なアドバイスができる
※過去3年間の決定実績は約200名以上
まずは情報収集だけでもかまいません。
司法試験の受験でお忙しい方こそ、エージェントを活用すると効率良くキャリアも見つけだすことができるでしょう。
法科大学院修了生からのよくある質問
Q.司法試験結果が出る前に相談することは可能でしょうか?
A.可能です。少しでも早く就職・転職活動を開始することで選択肢も多くなります。
Q.司法修習をしながら就業ができますか?
A.基本的には、司法修習に行きながらの就業は認めてもらえません。
Q.いつ頃面接をすればよいですか?
A.面接後約1~3か月程度で入社になるため、司法修習が終わる2か月~司法修習後に面談するスケジュールがおすすめです。
Q.司法試験に落ちてしまった場合も就職相談は可能でしょうか?
A.可能です。これまで数多くの法科大学院修了生を企業法務などに就職サポートしてきましたので、お気軽にご相談ください。
あわせて読みたい記事
今なら、ご登録いただいた方全員に就活に役立つセミナー動画や資料をプレゼントしております。
すぐに就職したい方だけではなく将来に向けて情報収集をしたい方も、お気軽にご相談ください。
・令和3年(2021年度)司法試験短答式試験の合格発表と就活状況について
昨年度の司法試験(短答式)の合格発表後の結果をまとめている記事です。
今後の進路や就職活動についても解説しておりますので、参考になさってください。
今後の流れを把握しておきたい方は是非目を通してみてください。
まとめ
今日から司法試験が始まりました。
受験者にしかわからない想いや苦労がたくさんあると思いますが、皆様のこれまでの努力が最大限活かされることを願っております。
MS-Japanは法科大学院修了生、司法試験受験生のキャリア支援に長年携わり、法務職への就職支援実績も多数あります。
また弁護士の転職支援も行っています。
求人についても東証プライムクラスの大手企業からIPO準備中の成長企業まで、様々な企業がそろっております。
ぜひ会員登録いただき、非公開求人などもチェックしてみてください。
現在当社では、法科大学院修了生対象のカジュアル就職相談会を開催中です。
キャリアや進路のお悩みについて、個別でのご相談を無料でお受けしています。
ご希望の方はセミナー申し込みフォームにて必要事項入力の上、会員登録をお願い致します。
あなたへのおすすめ求人
同じカテゴリの最新記事
社労士の年収はいくら?勤務先によって異なる年収事情を紹介!
経理の転職情報|経理転職のプロMS Agentが徹底解説!
公認会計士の転職ならMS Agent|転職先の選び方やオススメ求人を紹介!
弁護士になるには?弁護士への道のりや必要な学歴、資格取得後のキャリアなどを解説!
未経験で税理士事務所に転職できる?仕事内容や向いている人の特徴など
法務の転職・求人|最新の転職市場や転職成功のポイントを解説!
人事の転職ならMS Agent|経験・未経験別の人事転職成功のポイントを解説!
【税理士試験合格発表速報】令和6年度(第74回)試験の合格者数・合格率は?過去の試験結果や合格者数推移についても解説!
税理士の転職情報|税理士転職のプロMS Agentが徹底解説!
サイトメニュー
業界最大級の求人数・転職支援実績!管理部門・士業の転職に精通した専門アドバイザーがキャリア相談~入社までサポートいたします。
新着記事
求人を職種から探す
求人を地域から探す
セミナー・個別相談会
業界最大級の求人数・転職支援実績!管理部門・士業の転職に精通した専門アドバイザーがキャリア相談~入社までサポートいたします。