一般事業会社
連結系業務経験が評価され大手系子会社への転職に成功
【今回の成功者】
Jさん、28歳/男性
転職前：中規模税理士法人 事務所(人数：25名) (年収：480万円)
転職後：総合商社系子会社 経理職(人数：180名)(年収：540万円)
資格：税理士4科目合格（簿記論・財務諸表論・法人税法・消費税法）
大手グループの連結決算や連結納税支援がコアキャリア
Jさんは、大手企業グループをクライアントに持つ中規模税理士法人で働いていました。記帳から決算・申告まで一通りの業務経験を有しているのみならず、大手企業グループの連結決算支援や連結納税支援も行っていました。税理士試験にも4科目合格しており、実務経験内容も良く、会計事務所業界であれば間違いなく引っ張りだこの人材だったと言えます。 しかし、Jさんはどちらかというと企業内で働くことに興味をお持ちでした。
連結決算支援を行っていた点が高い評価を得ることに
Jさんは、一般企業で働くことに興味を持っていましたが、ワークライフバランスも重視していました。親会社やホールディング会社の立場から、連結子会社等を取りまとめる仕事は大変だというイメージを持っていたようで、被連結側の立場で、ある程度時間にも気持ちにもゆとりを持って、長期的な視点でキャリアを積んでいきたいというご志向でした。 今回の転職活動では、大手系子会社にターゲットを絞って転職活動を行ったところ、前述の税理士法人での連結決算支援業務が高く評価され、転職決定へ至りました。
連結系の業務経験は高い市場価値に繋がる
Jさんは、非常に能力の高い人材でしたが、自分の仕事観をしっかり持たれている方でした。 今回は、自身の仕事のペースで納得のゆく形でキャリアアップをしていきたいという志向が強かった為、連結子会社への転職となりました。連結系業務の支援をしている会計事務所は、そこまで多くはないかもしれませんが、一般的な税務顧問業務ではなく、このような大手企業向けの業務経験があると、一般企業でも高い評価を得ることが出来るという良い事例かと思います。
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