一般事業会社
40代の転職は、中期的なキャリアプランを練ることが大切/税理士3科目合格者の成功事例
【今回の成功者】
Aさん、44歳/女性
転職前:大手子会社 (人数:2,700名) (年収:700万円)
転職後:一部上場企業 (人数:1,000名)(年収:600万円)
資格:税理士試験科目3科目合格(簿記論・財務諸表論・法人税)
40代で未経験業務に異動?!
Aさんは大手子会社の総合職採用で中途入社をし、経理部に6年程在籍していましたが、人事部への異動命令が出ました。元々ジョブローテーションが活発な企業で、既に部署内では一番の古株になっていたAさんは、異動を覚悟していました。しかし、異動先が完全に未経験の業務であったため、年齢的にも新しい業務に一から携わることに不安を感じたことから、転職活動を開始されました。
40代の転職には中長期的な目線を
Aさんは過去に2回の転職経験がありました。いずれも知人からのお誘いを受けての転職だったため、中長期的なキャリア形成は意識せずに転職をしていたそうです。現職もジョブローテーションは気になっていたものの、年収などの条件が総じて良かったので入社してしまったそうです。 そこで、弊社ではまずAさんの将来に向けての希望を確認し、その次にキャリアパスを整理し、以下の条件で求人をお探ししました。 1.事業の安定性 2.ジョブローテーションが無い 3.税務知識を活かせる 4.連結決算・有価証券報告書の作成経験が積める 結果、上場企業3社の内定を得て、そのうち1000名規模の上場企業に転職を決めました。最終的に一時的に年収は下がるものの、長い目線で活躍出来るという点が決め手であったようです。
転職の軸に優先順位をつけて柔軟に対応をしたこと
売り手優位の転職市場において、年齢や転職回数に対する条件は緩和されている傾向があります。但し、着実にキャリアアップをしていかないと、いつか年齢と経験のバランスが課題になり、選択肢が少なくなってしまう可能性があります。 特に40代以降の転職は、慎重にキャリアプランを練ることが重要です。
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