【2023年上半期】法務・知財の求人傾向」を徹底解説!
この記事では、2023年上半期にMS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」で募集のあった法務・知財の求人データを元に、「2023年上半期の法務・知財求人の傾向」について解説いたします。
想定求人の年収分布、求められるスキル、業種別の求人数の割合など、幅広い視点から法務・知財の求人傾向を分析しています。
法務・知財の転職の最新動向を知り、これからのキャリアを考える上で、役立てていただけたらと思います。
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目次
- 2023年上半期の法務・知財求人の平均年収は?
- 法務・知財求人で求められたスキル第一位は「契約」
- 法務・知財求人の6割がマネジメント経験不要
- 2023年上半期に法務・知財の募集を行った業種は?
- 2023年上半期の法務・知財求人の募集背景は?
- 調査概要
- 管理部門人材のキャリアアップは、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ
2023年上半期の法務・知財求人の平均年収は?
本記事では、2023年上半期に募集された法務・知財の求人データから特徴をまとめました。
まずは、求人に記載された想定年収について。想定年収の中でも下限として設定された想定年収について集計(※)したところ、平均は535.8万、中央値は500万でした。
また、400~599万を下限に設定された求人が最も多く、全体の55%を占めました。つづいて600~799万が22%、399万以下が13%と続き、1000万円以上に下限が設定された求人は全体の5%でした。
また2022年下半期と比較すると、下限想定年収の中央値は変わらず、平均値が前年比106%で30.6万円上昇。内訳をみると400万円未満の求人が4.6%減少した一方で、1000万円以上の求人が2.8%、800~999万円の求人が1.6%増加しており、高年収帯求人の増加の傾向がみられました。
※本調査内の年収に関する集計は、各求人にて下限年収と上限年収を設定しており、今回は下限年収の値を集計しています
法務・知財求人で求められたスキル第一位は「契約」
法務・知財求人内で求められるスキルについては、「契約」経験を求める求人が全体の過半数を占め、最も多い結果となりました。ついで「知的財産 出願関係」スキルが9%と続きました。
2022年下半期と比較すると、契約スキルの募集求人が6%減少、そのほか「知的財産 出願関係」「国際法務」「戦略法務 M&A実務」は増加し、より幅広いスキルが求められた傾向がみられました。
また、2023年上半期求人上位の「契約」「知的財産 出願関係」の領域において、さらに詳しいスキルの内訳は、下記の結果となりました。
法務・知財求人の6割がマネジメント経験不要
マネジメント経験については、マネジメント業務を想定している求人が4割と、経験不要の求人が6割にわかれました。2022年下半期と比べると、マネジメント経験不要求人の割合が3%増える結果となり、マネジメント未経験層も挑戦できる求人が少し広がった結果となりました。
2023年上半期に法務・知財の募集を行った業種は?
2023年上半期に法務・知財の求人を募集した業種は製造業が28%で最も高く、IT・通信業が27%、サービス業が14%と続きました。また2022年下半期と比較すると、製造業の割合が2%増加し上位の順位が入れ替わり、サービス業は5%減少する結果となりました。
2023年上半期の法務・知財求人の募集背景は?
2023年上半期に募集された法務・知財求人の募集背景は、増員募集が83%を占める結果となりました。またこの割合は2022年下半期と変化はありませんでした。
調査概要
2023年1月~6月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった法務・知財の求人
調査主体:株式会社MS-Japan
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」と明記をお願いいたします。
管理部門人材のキャリアアップは、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ
さて、ここまで2023年上半期の法務・知財求人の傾向をお伝えしてきました。
市場の動きや新鮮なトレンドは、求職活動はもちろん、キャリアプランを考える上でもとても有用な情報となります。キャリアプランを練る上でぜひ参考にしてみてください。
今後のキャリアを考えていく際には、管理部門のキャリアに詳しいアドバイザーにキャリア相談をしてみるのもおすすめです。
弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。 業界に詳しいアドバイザーによるキャリア相談を無料で受け付けておりますので、是非お気軽にご相談ください!
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