2023年04月01日

人事の仕事に英語が活かせる!?人事の転職で問われる英語力とは

管理部門・士業の転職

人事としてキャリアを積み重ねていくために必要な能力とは何でしょうか?

人事職の経験のある方であれば、コミュニケーション能力や実務能力などさまざまな要素が思い浮かんでくると思います。

しかし、英語力を思い浮かべる方は少ないのではないでしょうか。

今回は人事の転職市場で近年重要度を増している英語力の活かし方と、その背景について解説していきます。

人事職としてのキャリアに伸び悩んでいる方は是非とも参考にしてください。

英語力を活かせる人事の転職先とは

グローバル化が進んだ今日、様々な場面で英語力が問われます。
例えば、自分の勤めている企業が外資と合併することになれば、英語を必要とする業務が発生するでしょう。また、自分の条件に合った転職先を見つけたものの、その企業が外資系で応募条件に英語力が明記されている場合も考えられます。

日本企業の海外進出、外資系企業による日本企業の買収が加速すれば、人事担当者がマネジメントする対象には外国人の従業員も多くなるでしょうし、採用担当者として外国人の応募者の面接を行う機会も増えてきます。

このような状況下、英語力の有無はキャリアに大きく影響を及ぼします。

英語ができないがために任せられる仕事の幅が狭くなるため、選択肢が少なくなってしまうからです。
これまで挙げてきた事例は極端なものに見えるかもしれませんが、外資との関係を持たない国内法人に勤務していたとしても英語力を問われる可能性は十分にあり得ます。
あらゆる業界で人材不足が続く昨今、外国人を従業員として雇い入れるケースも多くなっています。
外国人従業員を人事担当者としてマネジメントするには、やはり英語力が求められます。
キャリアインデックス社が行った調査では、日常英会話や読み書きができる人の割合は年収500万円未満で22.4%、年収700万円以上で48.7%となっています。

この調査は人事担当者だけを対象にしたものではありませんが、採用、教育・研修、労務、人事制度といった人事の仕事はいずれも円滑なコミュニケーションが重要となるだけに、キャリアインデックス社の調査結果は参考に値するものと言えるでしょう。
英語力があれば高年収につながりやすいという結果は、英語力のある人材は企業から高い評価を受けやすいことを表しているため、キャリアの選択肢の幅も広くなると考えられます。

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大手人事部への転職には英語力が重要

企業規模が大きくなればなるほどグローバルにビジネスを展開しており、外国人スタッフの採用にも積極的な企業が多くなるので、英語力を身に付けておいたほうが理想とするキャリアを実現しやすくなります。

特に海外でも事業展開している国内の大手企業や日本に現地法人を置いている外資系企業の場合には、人事担当者として英語力は必須のスキルとなります。
グローバル展開している大手企業は海外に工場や拠点を構えており、現地の人々を雇用しています。
それら海外の拠点に駐在して人的マネジメントを行う場合に英語力が不可欠なのは当然ですが、日本国内で勤務している場合でも現地の人事担当者をはじめとする管理部門担当者とやり取りする機会が少なくありません。

その管理部門担当者が現地の人である場合もあり、英語しか通じないこともあります。
このようなとき、会話でコミュニケーションを取る際に用いられるのはほぼ英語ですが、仕事に必要な資料やメールも英語で書かれていることが多いため、それらを正確に理解しながら仕事を進めていく必要があります。

英文を理解するためにGoogle翻訳をはじめツールの使用もできますが、英文の理解は人事の仕事の正確さに直接影響を及ぼすだけでなく、自分が伝えたはずの意図を現地担当者がミスリードしてしまう恐れもあるので、業務をスムーズに進めていくには最低限の英語力は不可欠となります。

以上のように、英語力の有無で人事担当者として対応できる仕事の幅が変わってきます。
言い換えれば、英語力を身に付けていれば、人事部への転職において高く評価されやすいため大手企業の人事部への転職を成功させるための優位性も得られるといえます。

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人事に求められる英語力はどの程度?

転職を希望する企業や就業後に担当する業務によって必要な英語力は異なってくるものの、ビジネスにおいて簡単なコミュニケーションを交わすのに必要なTOEICの点数は、一般的に600~700点とされていますので、人事として最低限身に付けておくべき英語力の目安もこれに近い数字であるといえます。

グローバル展開している国内企業、日本に現地法人を置いている外資系企業の場合には、日本国内で勤務しながら海外の拠点の担当者とやり取りするためにメールが多く用いられますが、それらのやり取りにおいてTOEIC800点以上、バイリンガル並みといったほど高度な英語力は求められません。

日常的に発生する業務に関する内容であれば、難解な英文が記された英文ではないので、ビジネス上のコミュニケーションを交わせるだけの英語力が備わっていれば、おおよそスムーズにやり取りできます。

Google翻訳をはじめとする便利な翻訳ツールの助けも借りられますが、人事担当者として労務管理によく使用する専門用語を覚えておけば、日々の業務をより円滑に進めやすくなります。

具体的には、
employment(雇用)
retirement(退職)
annual salary(年俸)
overtime work(残業)
benefits(福利厚生)

といったものが挙げられます。

英語力そのものだけでなく、外国人の担当者とやり取りする英文メールならではの書き方のポイントを把握しておくと良いでしょう。

例えば、日本語では“いつもお世話になっております”とメールを送信する際に書き出すケースが多いものですが、英文のメールではメールを送信した目的から書き出すことが少なくありません。

また、メールの最後には“草々”に該当するような言葉として、”Kind regards,”、”Sincerely yours,"といったフレーズで締めくくるのがマナーのひとつとして浸透しています。

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当社で紹介できる英語力を活かせる人事の転職先

MS-Japanはバックオフィスに特化した転職エージェントであり、人事の求人案件を多数取り扱っています。

以下に、MS-Japanが実際に取り扱っている人事の求人案件のうち、英語力を活かせる案件を2件ご紹介しますので、興味のある方は是非お問い合わせください。

業績好調の電子部品メーカーから人事課長候補の募集です

ポジション:人事課長候補/東証スタンダード上場企業

想定年収:600万円 ~ 800万円

世界トップシェアを誇る精密機器メーカーから人事制度(~年収1000万円)の募集です。

ポジション:人事企画制度※離職率1%台のリーディングカンパニー

想定年収:550万円 ~ 1000万円

MS-Japanでは上記以外にも英語力を活かせる求人案件を取り扱っています。

“まずは相談だけ…”という方も歓迎いたしております。

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まとめ

国内企業のグローバル化、日本に進出してくる外資系企業に勤める場合だけでなく、慢性的な人材不足への対応策としての外国人スタッフの採用など、これからの人事の仕事では英語力が問われる場面が多くなると考えられます。

企業規模が大きくなるほど英語力のある人事担当者へのニーズが高く、英語力を活かしたキャリアアップを図りやすい環境が整いつつある今日、英語力を活かせる人事の仕事を通じてキャリアアップしたいとお考えであれば、是非この機会にMS-Japanへとご相談ください。

MS-Japanは管理部門に特化した転職エージェントであり、人事の転職の豊富なサポート実績をもとに、皆さまそれぞれにピッタリのご提案をいたしております。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

柴 優太朗

大学卒業後、現職へ入社。
入社後は、RA(リクルーティングアドバイザー)として100社以上を担当し、スタッフクラス~管理職クラスまで幅広い中途採用支援に従事。
社内では珍しい異動の機会をいただき、2021年4月からCA(キャリアアドバイザー)として、人事総務領域専任担当として転職支援に従事。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 役員・その他 ・ 社会保険労務士事務所 ・ 公認会計士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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