エンジニアから経理に転職!キャリアチェンジは可能なのか?
会社のお金を扱う経理職には、独特のやりがいがあります。
企業運営の中枢に関わる機会も多く、経営陣と近いポジションで仕事ができることもメリットの一つです。エンジニアとして働く中で、将来や働き方を考えてキャリアチェンジを検討する人もいるでしょう。その中で、経理職への転職を希望する方もいらっしゃいます。
そこで今回は、エンジニアから経理へ転職をする際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
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目次
- まずは経理財務の求人をご確認したい方はこちら
- エンジニアが未経験で経理に転職できるのか?
- ポイント1:企業選びは、未経験採用に積極的な企業を狙う
- ポイント2:未経験から応募をする際に有利な資格をとる
- ポイント3:志望動機・自己PRの書き方に注意!
- まとめ
まずは経理財務の求人をご確認したい方はこちら
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エンジニアが未経験で経理に転職できるのか?
一昔前は、新卒で入社した会社に定年まで勤め上げる“就社”が当たり前でしたが、昨今、転職は珍しいことではなくなりました。
そういった流れも後押しし、中には全く未経験の分野への転職にチャレンジする人も少なくありません。
経理職は、企業にとって大事なお金を扱う仕事なので高度な専門性が必要とされます。そのため、一般には未経験の職種に挑戦することは難しいように感じるでしょう。しかし、必ずしも未経験者による経理の転職にチャンスがないわけではありません。
20代であれば、経理の仕事に対する意欲を武器に、ポテンシャルをアピールすることで転職を実現できる可能性は十分にあります。また、年齢を重ねていても、数字や計算に強く論理的な思考ができるエンジニアの経験を活かして転職を目指すことも可能です。そのような理由から、経理未経験であっても、エンジニアが経理職へキャリアチェンジすることは決して無謀なことではありません。
しかし、未経験職種への転職を実現するにあたって、いくつかのコツがあります。今回はその中でも、これだけは押さえておきたい3点をご紹介いたします。
ポイント1:企業選びは、未経験採用に積極的な企業を狙う
1つ目のポイントとして、未経験人材の採用に積極的な企業を選ぶことが挙げられます。
エンジニアが経理への転職を実現できる可能性は上記で述べましたが、可能性があると言っても、やはりどの職種の転職においても、経験者が有利であることは確かです。
未経験から転職を希望するなら、未経験者の採用に積極的な企業を選んで応募することをおすすめします。
「未経験歓迎」や「人物重視」などと明記している企業は、ポテンシャル採用に積極的な企業であることが多いです。
もし、自分でそのような求人を見つけることが難しい場合は、転職エージェントを利用して求人を紹介してもらう方法もあります。
また、腰を据えて働ける環境を見定めるためにも、求人の業務内容が、自分が望むキャリアを実現できるかという視点も忘れないようにしましょう。
もしくは、まずは未経験者歓迎の企業で経験を積み、ゆくゆくはより専門性の高い経理職への転職をするという進路を検討してみても良いかもしれません。
先々を見通して転職活動を行うことでミスマッチを防ぎ、キャリアアップをはかることができます。
転職は簡単なことではありません。だからこそ、せっかく転職をするなら自分にあった求人を探し、積極的に応募していきましょう。
ポイント2:未経験から応募をする際に有利な資格をとる
資格は転職をする上で必ず必要というわけではありませんが、取得しておいて損はありません。
資格を取得していることで、経理職として働くやる気のアピールにもつながります。
特におすすめの資格は「日商簿記」です。最低でも簿記3級、できれば簿記2級以上を取得しておくと、選考で評価されやすいでしょう。
日商簿記取得の勉強は、実務を行う上で役に立つ知識を効率よく学べますので、資格の取得ができれば転職後も重宝します。
他には、投資や税金対策の知識まで得られるファイナンシャルプランナーの資格もおすすめです。民間資格もありますが、国家資格であるファイナンシャルプランニング技能士を取得することを推奨します。
また、難易度が非常に高くなりますが、税理士や公認会計士などの資格があれば、強力な武器となる場合もあります。もし時間的余裕がある場合は、知識吸収も兼ねて資格取得に励むことをおすすめします。
ポイント3:志望動機・自己PRの書き方に注意!
志望動機を書く際には、「なぜ経理を志望するのか」という理由を、今までのエンジニア経験と絡めて記載することが大事です。その理由が具体的であるほど説得力も増します。
エンジニアは各種データの分析を行うなど、日常的に数字と接する機会が多いはずです。そのため、エンジニアとして数字を意識してきた経験は、経理職に適性があることを示すことができますので、積極的に活用しましょう。
自己PRでは、経理の仕事に役立つ能力があることをアピールすると効果的です。
専門性の高い数字を扱うことができ、正確に仕事を遂行できること、社内外の人と適切なコミュニケーションがとれる能力があること、円滑に業務を進める上で大切な調整力があることなどをアピールしましょう。
経理は未経験でも、エンジニアとして仕事に取り組んできた経験を上手くアピールすることで、未経験でも経理職に転職できる可能性がグッと高まるのです。
さらに、論理的な文章を書くこともポイントと言えます。経理業務は、論理的な思考が求められますので、選考書類の文章からもアピールしていくと良いでしょう。
不安ならば、書いた文章を第三者にチェックしてもらい、客観的な意見をもらうことをおすすめします。
まとめ
経理業務は未経験であっても、エンジニアとしての知識と技能があるあなたを経理職として採用したいと思う企業はきっとあります。
応募先の企業選びに気を付けながら、志望動機や自己PRの欄など、アピールできるところは存分に活用し、経理職への転職を成功させましょう。
資格は、可能であれば取得しておくことが望ましいです。また、エンジニアとしての経験をかけ合わせることで、応募先の企業にメリットがあることを面接でアピールすることも忘れないようにしましょう。
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