年代別
20代のうちにどのような経験を積んでおけば、30代以降の自分の市場価値を高められるのでしょうか？
20代のうちは、得意分野を決め込んでしまうよりも、幅広い業務経験を積むことが望ましいのではないかと思います。
また、20代は税理士試験勉強もはかどる時期かと思いますし、可能であれば20代で税理士試験5科目合格まで到達出来ると理想的です。
実務経験内容に関して言うと、まず、会計事務所で行っている基本的な業務である、記帳代行、月次決算、巡回業務、年次決算、各種税務申告書作成といった一連の流れをしっかりと経験しておくことが重要です。こういった基礎的な業務は、会計事務所で働いていく上で必ず土台になる経験となります。その上で、財務コンサルティングや経営アドバイス等の業務、その他コンサルティング等を少しでも経験出来れば、20代の経験値としては十分なのではないでしょうか。相続・贈与等の資産税関連業務や、組織再編、事業承継等のコンサルティング系の業務が経験出来れば、市場価値は非常に高くなると思います。
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