ブティック型法律事務所
インハウスから金融系ブティックファームへキャリアチェンジ!
【今回の成功者】
Fさん、34歳/男性
転職前:一般事業会社(年収:1000万円)
転職後:ファイナンス分野に強みを持つブティック型法律事務所(年収:700万円)
企業内弁護士から任期付公務員、そして法律事務所へ
弁護士登録後、事業会社の知財部に入社し、3年程勤めたFさんでしたが、徐々にその環境で経験出来る業務内容に限界を感じるようになり、より弁護士としての専門性を活かせる仕事をしたいと考えるようになりました。そしてFさんは省庁の募集する任期付公務員に応募し、2年間の期限内で知財に関わる条約の文面・リスク管理をメインに世界各国との交渉・折衝などを担当されていらっしゃいました。 当社へは任期満了後に1年間の海外留学および短期のインターンを終えてからご相談をいただき、次のキャリアとして法律事務所への転職をご希望されていました。
語学力と省庁での経験を評価され、一流の金融系ブティックファームへ
Fさんのこだわりは、ある程度の年収維持と法律事務所でより専門的な経験を積むということでした。しかし、このご希望を叶える為には、応募先の法律事務所に弁護士としての即戦力性を理解いただく必要がありました。 そこで当社では、省庁でのご経験を細部までヒアリングをし、アピール出来るご経歴を見つけ出す事から始めさせていただきました。その中で、金融分野の法整備に関わったご経歴に注目し、このご経験を活かせる法律事務所をご提案致しました。本来は、法律事務所経験者を求めている求人だったため、ご経歴について詳細にご説明をさせていただき、まずは直接お話する場を設けようと、面接の機会をいただきました。面接を通じて、本来の検討対象ではなかったのですが、求める経験を十分にお持ちであることをご理解いただくことが出来、ご本人の希望に叶う形で内定をいただくことができました。
企業内弁護士から新たなキャリアを歩むコツ
一般的には企業内経験のある弁護士が法律事務所に採用されるケースは難しいと言われておりますが、Fさんの場合、語学力が上級レベルであったこと、そして何より省庁での働き方や知識、人脈を高く評価いただくことができ、法律事務所未経験ながら希望するキャリアチェンジの機会を得ることが出来ました。 公務員弁護士という働き方については、まだまだ十分に認知されていない傾向があります。また期限付きの雇用なので、不安を感じて敬遠される方もいます。しかし、どのような経験を積めるのか、ということをしっかり調べたうえであればキャリアチェンジの機会を得ることも出来ます。特に法律事務所経験のない方や一般民事経験しかない方が、企業法務系やファイナンス系の法律事務所へ転職するチャンスをつかむことができるかもしれません。
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