2024年06月24日

【令和6年(2024年)司法試験】今年の実施日程や時間割は?過去の司法試験データも解説!

管理部門・士業の転職 管理部門・士業の転職

令和6年(2024年)7月10日(水)、11日(木)、13日(土)、14日(日)の4日間に渡り、司法試験が実施されます。
今年は4,026人が受験を予定しており、前回試験から導入された法科大学院在学中受験資格に基づいて受験する受験者は1,281人と、全体の31.82%を占めています。

この記事では、令和6年司法試験の日程や時間割、合格発表スケジュールをはじめ、気になる過去の司法試験データまで解説いたします。
司法試験を控えている方や、これから法科大学院への進学を考えている方は、是非当記事を参考にしてみてください。

管理部門・士業の転職

令和6年司法試験:日程

令和6年司法試験の日程は以下の通りです。

論文式試験

7月10日(水)
選 択 科 目 (3時間)
公法系科目第1問 (2時間)
公法系科目第2問 (2時間)
7月11日(木)
民事系科目第1問 (2時間)
民事系科目第2問 (2時間)
民事系科目第3問 (2時間)
7月13日(土)
刑事系科目第1問 (2時間)
刑事系科目第2問 (2時間)

短答式試験

7月14日(日)
憲法 (50分)
民法 (75分)
刑法 (50分)
短答式試験成績発表
8月1日(木)
合格発表
11月6日(水)

次章では当日の時間割について詳しく見ていきましょう。

無料で転職支援サービスに申し込む

令和6年司法試験:当日の時間割

令和6年司法試験当日の時間割は以下の通りです。

7月10日(水)
8:30 集合
9:00 着席 9:30~12:30
論文式試験
(選択科目 3時間)
13:30 着席 13:45~15:45
論文式試験
(公法系科目第1問 2時間)
16:15 着席 16:30~18:30
論文式試験
(公法系科目第2問 2時間)
7月11日(木)
9:00 集合
9:30 着席 10:00~12:00
論文式試験
(民事系科目第1問 2時間)
13:00 着席 13:15~15:15
論文式試験
(民事系科目第2問 2時間)
15:45 着席 16:00~18:00
論文式試験
(民事系科目第3問 2時間)
7月13日(土)
8:30 集合
9:00 着席 9:30~11:30
論文式試験
(刑事系科目第1問 2時間)
12:30 着席 12:45~14:45
論文式試験
(刑事系科目第2問 2時間)
7月14日(日)
9:00 集合
9:30 着席 10:00~11:15
短答式試験
(民法 1時間15分)
11:45 着席 12:00~12:50
短答式試験
(憲法 50分)
14:00 着席 14:15~15:05
短答式試験
(刑法 50分)

すべての試験で集合時間は最初の試験開始の30分前となっています。
19時間55分に及ぶ長丁場で、試験と試験間の休憩時間も異なるため、しっかりと時間管理・体調管理をすることも司法試験の重要なポイントになります。

無料で転職支援サービスに申し込む

令和6年司法試験:試験科目ごとの配点と出題形式

短答式、論文式試験それぞれの試験科目ごとの配点は以下のようになっています。

短答式試験

科目 配点 出題数
憲法 50点 20~25問
民法 75点 30~38問
刑法 50点 20~25問

論文式試験

公法系
憲法 100点
行政法 100点
民事系
民法 100点
民事訴訟法 100点
商法 100点
刑事系
刑法 100点
刑事訴訟法 100点
選択科目 100点

補足:短答式試験の出題形式及び問題別配点

憲法

問題の出題形式、難易度等を考慮して各問題の配点に差を設ける(例えば、2点配 点の問題10問、3点配点の問題10問の50点満点とすることが考えられる。)。

民法

1問2点配点を基本とするが、3点以上配点する問題も出題する。

刑法

各問題ごとに配点に差を設ける。

配点の公表

問題文に配点を記載する。

補足:論文式試験の選択科目について

選択科目の問題別配点選択科目については、問題1問につき50点配点を基本とするが、例えば、60点配点の問題1問と40点配点の問題1問とするなどの傾斜配点も認める。なお、各問題の 配点については、問題文中に明示する。

無料で転職支援サービスに申し込む

司法試験の過去の受験者数や合格率は?

以下の表は過去10か年の司法試験の受験者数及び合格者数、合格率をまとめたものです。

年度 受験者数 短答式試験合格者数(合格率) 司法試験合格者数(合格率)
令和5年度 3,928 3,149(75.6%) 1,781(45.3%)
令和4年度 3,082 2,494(80.9%) 1,403(45.5%)
令和3年度 3,424 2,672(78.0%) 1,421(41.5%)
令和2年度 3,703 2,793(75.4%) 1,450(39.2%)
令和元年度 4,466 3,287(73.6%) 1,502(33.6%)
平成30年度 5,238 3,669(70.0%) 1,525(29.1%)
平成29年度 5,967 3,937(66.0%) 1,543(25.9%)
平成28年度 6,899 4,621(67.0%) 1,583(22.9%)
平成27年度 8,016 5,308(66.2%) 1,850(23.1%)
平成26年度 8,015 5,080(63.4%) 1,810(22.6%)

上の表からもわかる通り、近年では受験者数は年々減少傾向にある一方で、対受験者合格率は上昇傾向にありました。
しかしながら、司法試験制度改革によって、令和5年(2023年度)試験においては、受験者数も前年比で846人増と、大きく増加したことがうかがえます。
令和6年試験は受験予定者数が4,026人ですので、実際の受験者数が令和5年試験を上回るかどうかは現時点では分かりませんが、ほぼ横ばいの受験者数になると予想できます。

続いて、直近令和5年司法試験の最終合格率については45.3%でした。
令和4年試験では最終合格率45.5%と令和5年試験より高いものの、その前年(令和3年)対比で+4ポイントと大きく上昇しており、そういった意味では直近2回の試験は同水準の合格率であったと言えます。
45%台から上昇するのか、横ばいになるのか、はたまた減少してしまうのか、対受験者合格率という観点でも、令和6年試験は注目の試験です。

無料で転職支援サービスに申し込む

まとめ

この記事では令和6年司法試験の日程についてご紹介しました。今年司法試験を受験される方や、これから司法試験受験を目指されている方は是非参考にしてみてください。

司法制度改革により、令和5年試験から法科大学院在学中であっても一定の条件を満たすことで司法試験の受験が可能となり、大きな注目を集めました。
しかし、令和5年試験は新しい受験資格になってから第1回目の試験でもあったため、前回の司法試験の合格率は高いものだったのか、それとも低いものだったのかは、まだ評価が確定していません。
令和6年試験は、短答式試験の合格率、最終合格率がどのように推移していくのかという点において、昨年以上に注目が集まる試験となっています。

最後に、MS-Japanの転職エージェントサービスMS Agentでは、弁護士や法科大学院生の就職・転職活動をサポートしています。

これからのキャリアに悩んでいる方や、転職を検討している方は、是非無料のカウンセリングにお申し込みください。

管理部門・士業の転職

  • #司法試験
  • #弁護士
  • #合格発表

この記事を監修したキャリアアドバイザー

佐藤 颯馬

大学卒業後、新卒でMS-Japanに入社。
法律事務所・会計事務所・監査法人・FAS系コンサルティングファーム等の士業領域において事務所側担当として採用支援に従事。その後、事務所側担当兼キャリアアドバイザーとして一気通貫で担当。

会計事務所・監査法人 ・ 法律・特許事務所 ・ コンサルティング ・ 金融 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 税理士科目合格 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

あなたへのおすすめ求人

サイトメニュー

職種で求人を探す
資格で求人を探す
勤務地で求人を探す
資格の転職情報を調べる
転職セミナー・個別相談会
転職サービス紹介
転職ノウハウ
求人企業の皆様へ
MS-Japanについて

業界最大級の求人数・転職支援実績!管理部門・士業の転職に精通した専門アドバイザーがキャリア相談~入社までサポートいたします。

関連おすすめ記事

新着記事

Manegyニュースランキング

マネジーでポイントを貯めて、
豪華商品に交換しよう!

詳しくはこちら

powered by

業界最大級の求人数・転職支援実績!管理部門・士業の転職に精通した専門アドバイザーがキャリア相談~入社までサポートいたします。