2024年02月09日

弁護士の転職市場レポート2024

管理部門・士業の転職 管理部門・士業の転職

この記事では、2023年にMS-Japanが提供する転職エージェント「MS Agent」で募集された弁護士の求人を分析し、「弁護士の転職市場」について解説いたします。

業種や想定年収、募集要件レベルなど、様々な角度から弁護士の転職市場を調査しました。
転職を考えている弁護士の方にとって、今後のキャリア形成に役立つデータをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

弁護士求人はインハウスが78.7%!最多は「製造」の23.3%

弁護士求人の業種

弁護士求人募集要項レベル別の業種

まず、2023年に募集された弁護士求人を業種で分類しました。
全体の78.7%が一般企業によるインハウス弁護士の求人で、最も求人数が多い業種は「製造」の23.3%です。
想定年収800万円以上の高年収求人でも同様の傾向が見られ、インハウス求人が76.9%で、「製造」が17.7%と最多でした。

また、募集要件レベル別に業種を見ると、未経験OKは87.0%がインハウス求人であるのに対し、経験者募集では78.1%がインハウス求人でした。
その分、法律事務所の割合にも差が見られ、未経験OKの法律事務所求人は8.7%と10%に満たない結果となりました。

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弁護士求人の想定年収平均は「806万円」

弁護士求人の想定年収

弁護士求人募集要項レベル別の想定年収

弁護士求人の想定年収平均は806万円、中央値は789万円でした。
最も多い年収帯は「600万~799万」が32.1%、次いで「800万~900万」が29.8%です。

募集要件レベル別に見ると、未経験OK求人の平均は643万円、経験者募集求人は818万円と175万円の差が。また、未経験OKは「400万~599万(47.8%)」が半数近くを占める一方、経験者募集では「600万~799万(32.9%)」と「800万~999万(29.7%)」が3割ずつを占める結果になっています。

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弁護士の未経験OK求人はわずか6.8%

弁護士求人のマネジメント業務の有無

弁護士資格を保有していれば経験を問わない「未経験OK」の弁護士求人は、わずか6.8%でした。前述した通り、未経験OK求人の87.0%がインハウス求人です。

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マネジメント業務のある弁護士求人は10.1%

マネジメント業務のある弁護士求人割合

入社後にマネジメント業務を想定している弁護士求人は、全体の10.1%でした。
想定年収別に比較すると、想定年収800万円未満の求人では4.0%であるのに対し、想定年収800万円以上の求人では16.9%が、マネジメント業務があるポジションの求人であることが分かります。

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リモートワーク可の弁護士求人は58.7%

弁護士求人のリモートワーク求人割合

想定年収別リモートワーク弁護士求人

新型コロナウイルスの流行や働き方改革により、リモートワークが普及しましたが、コロナウイルスの5類移行を機に出社スタイルに戻す企業・事務所も増えています。
2023年に募集された弁護士求人は、全体の58.7%がリモートワーク可能でした。

また、想定年収別・募集要件レベル別に見てみると、想定年収800万円以上の求人が62.4%と最も高く、年収が高い求人ほど、働き方に柔軟性があると考えられます。

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フレックス制の弁護士求人は38.1%

弁護士求人のフレックス制の割合

続いて、フレックス制のある弁護士求人を集計すると、リモートワークよりも少なく、38.1%でした。
クライアントワークがメインである弁護士は、クライアントの営業時間に合わせる必要があります。そのため、個人で自由に就業時間を決められるフレックス制の求人は少ない傾向にあるようです。

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固定残業制の弁護士求人は29.6%

弁護士求人の固定残業性の割合

固定残業制の弁護士求人は、全体の29.6%でした。
また固定残業制の求人における残業時間をみると、30~44時間が最多の45.9%で半数近くを占めています。

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調査概要

2023年1月1日~2023年12月31日に人材紹介サービス「MS Agent」で募集のあった弁護士求人
調査主体:株式会社MS-Japan
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12431.html)
と明記をお願いいたします。

弁護士の転職は「MS Agent」にご相談ください

この記事では2023年の1年間に掲載された求人データをもとに、弁護士の最新転職市場を解説しました。
弁護士のようにハイクラス層の求人は、求める要件レベルや想定年収が高いため、一般的な転職サイトにはあまり掲載されていません。
弁護士の転職活動では、弁護士に特化した転職サイトや転職エージェントの利用がおすすめです。

弊社MS-Japanが提供する「MS Agent」は、士業と管理部門に特化した転職エージェントです。今回取り上げた弁護士をはじめとする公認会計士、税理士などの資格者や、経理・人事・法務・内部監査などの管理部門を専門に、30年以上転職支援を行っています。

弁護士業界に詳しいキャリアアドバイザーによるカウンセリングや非公開求人の紹介、応募書類の添削、面接対策まで、すべて無料で提供しています。すぐに転職を考えていない場合でも、カウンセリングを通して自身の市場価値を把握することで、今後のキャリアプランを明確化できるでしょう。
弁護士の転職活動に関するセミナーなども実施しておりますので、是非お気軽にご相談ください。

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