2024年03月05日

【2024年最新版】法務の転職市場動向を徹底解説!

管理部門・士業の転職 管理部門・士業の転職

この記事では、2023年の「MS Agent」転職支援実績をもとに、2024年の「法務」転職市場動向を解説します。

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2024年の法務転職市場をキャリアアドバイザーが予測!

2024年の法務の転職市場は、さらに求人倍率が上がる見込みです。
転職希望者目線ではより検討できる求人が増え、企業目線ではより採用のハードルが上がるでしょう。
昨今の法令・コンプライアンス遵守強化の風潮や企業のグローバル化により、企業側のニーズが高まっています。また、リモートワークやフレックス制度のある企業も増加傾向であることから、働き方の柔軟性を高め、応募者を集める企業が増えると考えられるでしょう。


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法務の転職希望者と転職決定者の年代比率

法務の転職希望者の年代 法務の転職決定者の年代転職希望者と転職決定者の年代比率を見ていきましょう。
転職希望者は、30代の34.6%が最多で、40代の26.5%、50代以上の25.2%と続きました。
対して転職決定者では、20代以下の34.7%が最多で、年代が上がるに伴い、比率が減少しています。


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法務の転職希望者が動きだす時期は「3月・4月・9月」

法務の転職活動時期次に、転職希望者が「MS Agent」を利用開始した時期を集計しました。
法務希望の転職希望者が増えた時期は、3月・4月・9月です。

例年は司法試験合格発表の影響を受けて、9月から転職活動を始める人が多い傾向ですが、2023年は3月・4月も同程度の人数が見受けられました。


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転職決定者の40%は「法務未経験」

法務の転職希望者の経験年数法務の転職決定者の経験年数転職希望者と転職決定者の法務実務経験年数を集計しました。
転職希望者は「10年~15年未満」のベテラン層が28.0%と最も高く、「3年未満」のビギナー層も26.8%と二極化しています。
転職決定者では、「法務経験なし」が40.1%を占めており、「3年未満」の15.6%を含めると、半数以上が法務未経験者・キャリアの浅い法務担当者だと言えるでしょう。
しかし、経験者・未経験者で比較すると、経験者は60%であり、未経験者を20%上回る割合となりました。
法務未経験者やキャリアの浅い法務担当者でも、法務への転職は可能ですが、経験者有利な傾向があると言えるでしょう。


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転職希望者と転職決定者の「転職回数」を比較

法務の転職希望者の転職回数法務の転職決定者の転職回数転職希望者と転職決定者の転職回数を集計しました。
概ね同様の傾向が見られ、転職希望者・転職決定者いずれも、最多は0回で30%を超えています。


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「転職理由」はスキルアップが最多!

法務の転職希望者の転職理由【年代別】転職理由転職希望者の転職理由では、「スキルアップ」が42.0%で最多回答でした。以降は「会社の将来性不安」21.2%、「年収アップ」17.0%と続きました。
転職理由を年代別に分類すると、年代が上がるに伴い「会社の将来性不安」の順位が上昇していることが分かります。


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転職前後の「年収」は?年代別・経験年数別に比較

法務の転職希望者の現年収転職希望者の現年収を集計すると、平均650万円、中央値は590万円でした。
年収層で見ると、400万~599万の年収層が33.3%と最多です。
年代別に平均年収を算出すると、20代以下403万円、30代536万円、40代696万円、50代以上で885万円となりました。

法務の転職決定者の決定年収次に、転職決定者の決定年収を集計すると、平均546万円、中央値は480万円でした。
転職希望者と同様に400万~599万の年収層が最多で、47.3%を占めています。
年代別に平均年収を算出すると、20代以下428万円、30代496万円、40代690万円、50代以上で762万円です。
20代以下を除く全年代で、転職希望者の現年収よりも低い結果となりました。これは転職決定者の40%が未経験者であることと、年代が上がるに伴い転職市場で不利になることによる年収ダウンだと考えられるでしょう。


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転職決定者の60%以上が「法務関連資格なし」

法務の転職希望者の法務関連資格所持率法務の転職決定者の法務関連資格所持率続いて、転職希望者と転職決定者の法務関連資格所持率を算出しました。
転職希望者と転職決定者いずれも、「法務関連資格保持者」が35%強、「法務関連の資格なし」が 64%前後でした。
所持している資格の内訳を見ると、「ビジネス実務法務検定」が最多の65%強、国家資格では行政書士が最多で40%強となりました。


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転職活動期間は「1・2カ月」が最多!年代が上がるに伴い長期化

法務の就職決定までの日数【年代別】法務の就職決定までの日数「MS Agent」登録から転職決定までの平均日数を算出しました。
最多は「31日~60日」で、40%近い登録者が1・2カ月で転職決定しています。
年代別に見ると、年代が上がるに伴い、転職活動が長期化する人が増えていることが分かりました。


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調査概要

2023年1月1日~2023年12月31日に人材紹介サービス「MS Agent」にご登録いただいた法務経験者及び、「MS Agent」を通して法務としてご転職先が決定された方(弁護士・公認会計士・税理士を除く)

調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12446.html)
と明記をお願いいたします。

法務の転職は「MS Agent」にご相談ください

この記事では、弊社「MS Agent」の求人データをもとに、2024年の法務転職市場を予測しました。
2024年の法務転職市場はさらに求人倍率が上がる見込みです。
コロナ過の影響を受けて転職を先延ばししていた方も、安心して転職活動を始めることができる年だと言えるでしょう。

弊社MS-Japanか提供する管理部門・士業特化型転職エージェント「MS Agent」では、希望条件に合った求人紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、内定後の条件交渉まで、転職活動をトータルサポート致します。
転職しようか迷っている方や、今すぐに転職をお考えでない方も、キャリアアドバイザーとのカウンセリングによって、自身の市場価値や現職で積むべき経験を把握することが可能です。
全ての転職サポートは無料で受けることが可能です。お気軽にご登録ください。

※当記事で取り扱うデータは管理部門・士業に特化したMS-Japanの2023年実績に基づくものであり、必ずしも法務全体の転職市場の傾向を示すものではありません。

この記事を監修したキャリアアドバイザー

高根沢 美帆

大学卒業後、新卒でITベンダーに入社し、営業としてエネルギー業界のお客様を担当。その後、損害保険会社で法務業務に従事。
キャリアアドバイザーとしてMS-Japanに入社後は、法務、弁護士、法科大学院修了生などリーガル領域を中心に担当。

人事・総務 ・ 法務 ・ 法律・特許事務所 ・ 役員・その他 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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