2024年01月16日

法務の転職市場レポート2024

管理部門・士業の転職

この記事では、2023年にMS-Japanが提供する転職エージェント「MS Agent」で募集のあった法務の求人データを元に、「法務の転職市場」について解説いたします。

業種想定年収募集要件レベルなど、様々な角度から法務の転職市場を調査しました。
法務の転職を考えている方が、今後のキャリアを考える上で役立つデータをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

法務の求人倍率は右肩上がり

求人倍率2023年における法務経験者の求人倍率は、1倍を超える見込みとなり、企業側の採用活動が活発でした。 また、直近3年間で比較すると、法務経験者、希望者共に前年比+150%以上、前々年比+190%以上と右肩上がりであることが分かりました。


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法務求人の業種は「製造全般」が最多の26.0%

業種【募集要件レベル別】業種2023年に募集された法務求人を業種別で分類してみると、最も求人数が多い業種は「製造全般」の26.0%でした。次点で「IT・通信全般」が20.1%、「サービス全般」が13.3%と続きます。
想定年収600万円以上の求人に限定した場合も同様の傾向が見られ、割合の多い順に「製造全般」が27.1%、「IT・通信全般」が22.7%、「サービス全般」が10.7%という結果でした。

また、募集要件レベル別に比較してみると、経験者募集の割合の多い順は全体と同様で、「製造全般」26.5%、か「IT・通信全般」が21.0%、「サービス全般」が12.5%でした。
一方で、未経験OKのみに限定すると、「製造全般」が23.1%、「サービス全般」が18.0%、「IT・通信全般」が14.9%でした。
これらより、「IT・通信全般」の求人はよりハイスキルな人材を求めている傾向があることが分かります。


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法務求人の想定年収平均は663万円

想定年収【募集要件レベル別】想定年収法務求人の想定年収の平均は663万円でした。年収帯は「400万~599万」が36.8%、「600万~799万」が35.7%です。

次に、募集要件レベル別に比較してみましょう。想定年収の平均は未経験OK求人の場合が484万円、経験者募集求人の場合は693万円と209万円の差がありました。
年収帯は未経験OK求人の場合「400万~599万」が82.5%と大半を占める一方で、経験者募集求人における最多は「600~799万」の40.9%でした。


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未経験OKの法務求人は全体の14.6%

未経験OK求人未経験OKの法務求人は全体の14.6%でした。2022年においても13.1%で、引き続き経験重視の傾向が続いています。


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法務求人の9.2%はマネジメント業務あり

マネジメント業務の有無法務求人のマネジメント業務の有無を調査すると、9.2%は入社後すぐにマネジメント業務があることが分かりました。
想定年収別で比較してみると、600万円未満の求人は3.1%、600万円以上の求人は13.5%と10.4%の差がありました。


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法務求人の67.7%がリモートワーク

リモートワーク求人【想定年収・募集要件レベル別】リモートワーク求人2023年に募集された法務求人のうち、67.7%はリモートワークが可能ということが分かりました。
想定年収別で比較すると、600万円未満の場合は61.4%、600万円以上の場合は72.0%と10.6%の差がありました。
また募集要件レベル別においても、未経験OK求人の場合は63.6%、経験者募集求人の場合は68.4%と4.8%の差があり、ハイスキル向け求人の方が働き方に柔軟性があると考えられます。


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法務求人の50.6%がフレックス制

フレックス2023年において、フレックス制の法務求人は50.6%と約半分を占めていました。2022年は43.1%だったため、勤務時間に柔軟な求人が増加していることが分かります。


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固定残業制の法務求人は37.4%

残業時間法務求人のうち、37.4%が固定残業制でした。
また、固定残業制の求人における残業時間を見ると、最多は「45h以上」の44.8%で、「30~44h」が36.7%、「15~29h」が14.5%と続きました。


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調査概要

2023年1月1日~2023年12月14日に人材紹介サービス「MS Agent」で募集のあった法務求人
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12415.html)
と明記をお願いいたします。


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法務の転職は、「MS Agent」にご相談ください

この記事では、2024年における法務求人の最新転職市場について解説しました。
法務として今後のキャリアを考えていく際は、管理部門に詳しい転職エージェントのカウンセリングがおすすめです。

弊社MS-Japanが提供する「MS Agent」は、管理部門と士業に特化した転職エージェントです。今回取り上げた法務はもちろん、経理・人事・経営企画・内部監査などの管理部門や、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者を専門に、30年以上転職支援を行っています。
各業界に詳しいキャリアアドバイザーによるカウンセリングや求人紹介、応募書類の添削、面接対策まで、すべて無料で受け付けておりますので、是非お気軽にご相談ください。

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