2024年10月16日

税理士がCFOになるには?税務の知識を活かした転職方法や求人情報をご紹介!

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税理士としての豊富な知識や経験を活かせるキャリアの一つとして、CFO(最高財務責任者)はとても魅力的な選択肢です。
CFOは企業の財務戦略をリードし、経営全体に影響を与える重要なポジションであるため、とても大きなやりがいも得られます。公認会計士がCFOを目指すことはよく知られていますが、税理士にもCFOになるチャンスは十分にあります。

本記事では、税理士CFOへ転身するために必要なスキルや知識について解説するとともに、具体的な転職方法や求人情報についても詳しくご紹介します。

税理士でもCFOを目指せる!

CFOとは

CFO(最高財務責任者)は、企業の経理部門を管理するだけでなく、資金調達や資金運用といった財務戦略の立案・実行を担当する重要な役職です。

企業の財務状況を見極め、財務的な健全性を確保することに加え、将来の事業成長を支える財務戦略を経営陣とともに策定する役割を担います。
具体的には、企業活動に不可欠な資金をどのように調達し、それをどのように配分・管理するかを決定し、その結果をCEOや株主、その他のステークホルダーに説明する責任があります。

近年、企業の透明性や健全性が強く求められるようになる中、CFOの重要性はますます高まっており、経営判断においてもCEOと並んで重要な役割を担う存在といえるでしょう。

税理士の知識はCFOでも活かせる

CFOが担う幅広い業務の中に、税理士が専門性を持つ税務も含まれます。
多くの場合、CFOは会計や財務の経験を積んでいますが、戦略的な税務の知見を有するケースは稀です。
税理士として税務の専門的な知見を持ちながら、会計・財務のスキルも身に付けていることで、税理士がCFOに起用されるケースも増えています。

そのためには、税務だけでなく、資金調達、事業承継、M&Aに関するサポートなど幅広い業務の経験を積める環境に身をおき、経験の幅を広げることで税務に強いCFOを目指すことができます。

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必要な経験・能力
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想定年収
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CFOに求められるスキル

CFOに求められるスキル

CFOに求められる主なスキルとして、以下の3つが挙げられます。

会計・財務に関する知識

CFOとして最も基本的かつ重要なスキルは、会計や財務に関する深い知識です。
企業の財務諸表を正確に読み解き、現状を把握しながら、企業の財務状況を改善するための戦略を立案する能力が求められるので、収益性、流動性、キャッシュフロー、負債管理など、多岐にわたる財務指標の理解が必要です。
また、経営陣や投資家に対して財務情報を分かりやすく説明し、経営判断をサポートするためにも、高度な財務分析スキルが不可欠です。
5年以上の財務会計ポジションでの経験や、金融機関やコンサルティングファームでの実務経験があると、CFOの役割もスムーズに務めやすくなります。

資金調達の経験

CFOには財務的な視点から企業の成長戦略を支えるスキルが求められます。よって、資金調達の経験は、CFOとしての採用において非常に重要視される要素です。
企業の成長や安定した運営を支えるためには、適切な資金調達が欠かせません。
特に、大規模な資金調達プロジェクトを成功させた経験がある場合、企業の財務戦略に大きく貢献できると評価されます。

この経験には、銀行からの融資、株式発行による資金調達、ベンチャーキャピタルとの交渉などが含まれます。
資金調達においては交渉力やリスク管理能力が問われる場面も多いことから、資金調達の成功はCFOとしての信頼性を高める要素となります。

管理部門でのマネジメント経験

CFOは経営陣の一員として、企業全体の戦略に深く関与するため、企業の財務部門を超えて、全社的な管理部門を統括する役割も担います。
このため、財務以外にも、人事、総務、法務などの管理部門でのマネジメント経験があると、CFOとしての適性が高く評価されます。

管理部門全体の効率を最大化し、企業の健全な運営を支えるためには、部門間の連携を図る調整能力も重要なスキルとなってきます。

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税理士がCFOになるためには

税理士としてのキャリアを積んできた方がCFO(最高財務責任者)を目指すためには、いくつかの方法がありますが、もっとも一般的な道は転職です。

企業の財務戦略をリードするCFOには、企業の財務状況を総合的に把握し、適切な戦略を提案・実行する能力が求められるため、経理や財務の専門知識や実務経験に加え、幅広いマネジメントスキルが必須です。
したがって、CFOとして求められるスキルを磨くために、税務だけでなく、経理や財務の仕事にも積極的に取り組むことが重要です。
税理士としてのキャリアを生かしつつ、これらの分野での経験を積み重ねることで、CFOとしての基盤を築くことができます。

CFOを目指す際には、戦略的なアプローチが必要です。
CFOに応募しようと思っても、求人サイトでCFOを募集する求人はなかなか見当たらないでしょう。CFOへの道を切り開くための効果的な方法は、転職エージェントの利用です。

転職エージェントは、企業の内部情報に精通しており、求人サイトで掲載されていない非公開求人を多数取り扱っているので、CFOのようにハイクラスなポジションの求人も紹介してくれます。
また、エージェントは応募者のキャリアやスキルを深く理解し、最適な企業とのマッチングをサポートしてくれるため、CFOとして求められるスキルや経験を持っている税理士であれば、エージェントを通じて自分に合った企業を見つけるチャンスが高まるでしょう。

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まとめ

CFOは企業の財務戦略をリードする重要な役職であり、税理士としての専門知識や実務経験を活かしてキャリアアップするための魅力的な選択肢のひとつです。
しかし、CFOのポジションは限られており、公開されている求人から見つけるのは難しいのが現状です。
CFOになるための近道は、転職エージェントを利用し、CFO候補としての自分を効果的に売り込む方法です。
転職エージェントはそれぞれ得意分野を持っているため、CFOへの転職サポート実績のあるエージェントを選ぶのが重要であり、税理士や会計分野に特化した転職エージェントである「MS Agent」の利用は特におススメです。
これまで積み重ねてきた豊富な実績をもとに、効率的な転職活動をサポートしてくれますので、CFOを目指す方はこの機会に是非ご利用をご検討ください。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

河本 俊範

大学卒業後、食品メーカー営業を経て2005年MS-Japan入社。企業側営業担当を1年半経験し、以降はカウンセラー業務を担当。若手中堅スタッフの方から、40~50代のマネージャー・シニア層の方まで、年齢層問わず年間500名以上をカウンセリングさせていただいています。
企業管理部門全般~会計事務所など士業界、会計士・税理士・弁護士資格者まで弊社の特化領域全般を担当しています。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 会計事務所・監査法人 ・ 役員・その他 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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