【2023年版】ミドル世代の雇用実態を徹底解説
この記事では、30歳～49歳を転職市場におけるミドル世代と定義し、MS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」で2023年1月～6月に登録のあった転職希望者データを元に、「ミドル世代の雇用実態」について解説いたします。
現年収の平均や、経験業種・職種の割合など、幅広い視点からミドル世代の雇用実態を分析しています。
最新の転職市場に関しても解説していますので、これからのキャリアを考える上で役立てていただけたらと思います。
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目次
- 最新のミドル世代の転職市場は？
- ミドル世代の現年収の平均は？
- 【エリア別】ミドル世代の現年収の平均は？
- 【職種別】ミドル世代の現年収の平均は？
- ミドル世代の経験業種は？
- ミドル世代の経験職種は？
- ミドル世代の所持している資格は？
- 調査概要
- ミドル世代の管理部門・士業におけるキャリアアップも、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ
最新のミドル世代の転職市場は？
30～40代のミドル世代の需要は高い状態が続いています。
市場全体としても求職者が優位な売り手市場であるため、即戦力～管理職候補となるミドル世代は特に有利な層と言えるでしょう。
ただし、ミドル世代の転職は20代のポテンシャル層と異なり、自身の経験を活かすことが前提になります。
年齢に対する経験値で今後の選択肢が変わるため、まずは今までの経験を棚卸することが重要です。
また、転職で叶えたいことも並行して洗い出した上で、優先順位をつけておくとスムーズに進めることができます。
ミドル世代は経験やスキルがあるからこそ、選択肢が多くて悩まれる方が一定数います。
そのため、情報収集をしていく中で迷ってしまった場合は転職エージェントに相談したり、実際に求人に応募したりしてみることをおすすめします。
ミドル世代の現年収の平均は？
全エリア・職種の年収を見てみると、ミドル世代の全エリア・職種での現年収は平均523万円でした。
そのうち、現年収が400万円～599万円の転職希望者が39％を占めていることが分かりました。
【エリア別】ミドル世代の現年収の平均は？
エリア別で比較すると、「首都圏」における現年収の平均は563万円に対して、「東海・関西圏」は451万円と112万円ほど差があることが分かりました。
一般的に首都圏の方が平均年収は高いと言われていますが、ミドル世代でもその傾向が見られました。
【職種別】ミドル世代の現年収の平均は？
職種別で現年収を見ると、「監査法人」「コンサルティングファーム」「経営企画」「法律事務所」のより専門知識が求められる分野の経験者が年収700万円以上という結果となりました。
最も高い「監査法人」と最も低い「秘書・オフィスワーク」を比較すると、559万円の差がありました。
ミドル世代の経験業種は？
ミドル世代の経験業種として最も多かったのは「製造全般」でした。
ただ、割合は10.8％ほどで、他の業種も一定数経験者がいることが分かります
ミドル世代の経験職種は？
ミドル世代の転職希望者で最も多いのは「経理・財務」で、全体の25.6％を占めていました。次点で「人事・総務」が21.2％となっています。
特に経理や人事は企業がどのフェーズでも需要があり、従業員数の増加に比例して採用さます。そのため、管理部門・士業の中では経験者も多い傾向があります。
ミドル世代の所持している資格は？
ミドル世代が所持している資格のうち、普通自動車免許の次に所持されていたのは「日商簿記2級」で、31.4％を占めていました。
日商簿記2級を所持している転職希望者のうち、58.3％が経理経験者ではあったものの、他の職種でも業務で活用しやすいことから所持者が多いと考えられます。
調査概要
2023年1月～2023年6月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった30～49歳の転職希望者
調査主体：株式会社MS-Japan
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」と明記をお願いいたします。
ミドル世代の管理部門・士業におけるキャリアアップも、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ
今回はミドル世代の雇用実態について解説しました。今後のキャリアを考えていく際には、管理部門のキャリアに詳しいアドバイザーにキャリア相談をしてみるのもおすすめです。
弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。
今回ご紹介した、経理・人事・法務・経営企画・内部監査などの管理部門職に加え、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。
業界に詳しいアドバイザーによるキャリア相談を無料で受け付けておりますので、是非お気軽にご相談ください！
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