法務での転職が難しいかも…と思ったら転職エージェントに相談しよう!
法務での転職は難しいと言われていますが、それには相応の理由があります。
スムーズに転職活動を進めるためには、まず法務の転職が難しい理由を把握してから転職方法を検討するのがおススメです。
今日、転職方法も多様化していますが、特に注目されているのが転職エージェントの活用です。
この記事では法務の転職について、転職エージェントを利用した場合の流れも含めて取り上げていきますので、
是非とも今後の参考にしてみてください。
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目次
- まずは法務の求人をご確認したい方はこちら
- 法務での転職が難しいと言われる理由
- 法務の転職で有利な実務経験
- 法務職としてのキャリアプラン
- 法務も転職エージェントを活用して理想の企業を見つけよう!
- 法務の転職活動でエージェントを利用した際の流れ
- まとめ
法務求人をご確認したい方はこちら
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法務での転職が難しいと言われる理由
法務の転職が難しいと言われる理由は大きく2つあります。
まずは、法律は生き物であり、自社について熟知していなくてはならない点です。
法務は法律知識があれば事足りるという職種ではありません。
法律知識を活かし、法律の範疇において自社が有利になるよう、不利益を被らないように対応するのが法務の仕事です。
税法が大なり小なり毎年のように改正されているように、会社が遵守すべき法律はまるで生き物のように変化していくので、
法律知識のアップデートは不可欠ですが、その要件に自社をどのようにフィットさせるのかを決めるのも法務の仕事です。
このような性質上、的確に、スピーディーに業務をこなしていくには、自社についての十分な知識が欠かせないので、
自社でキャリアを積み重ねてきた法務担当者の方が強みを持っていると判断されやすくなります。
この結果、外部から採用する法務担当者にはより高度なスキルが求められることになり、法務の転職の難しさへとつながっていきます。
次に挙げられるのが、ルーチンワークだけでなく、イレギュラー案件を担ってきた経験が転職市場では評価されがちな点です。
イレギュラーな案件を担ってきた法務担当者は対応力の幅が広く、他の人材に比べて経験も豊富であると映るためです。
法務部を自社に構えている企業の場合、規模が大きいので業務も細分化されており、
ルーチンワークに偏りがちとなるのを含めれば、イレギュラー案件を担ってきた法務担当者の絶対数は少ないと言えます。
つまり、優位性を持って転職活動を進められる人材の数が少ないので、法務の転職が難しいという一般論が導かれるのです。
法務の転職で有利な実務経験
法務の業務を大きく分けると、契約法務、商事法務、戦略法務、
コンプライアンス・ガバナンス/コーポレートガバナンスの4つがありますが、
なかでも商事法務は、基本的に上場企業でしか経験できない業務のため、その経験や実績があると転職に有利に働きやすくなります。
また、契約書周りの仕事は需要が高いので、スムーズに転職に成功しやすくなります。
2年以上、月に30通以上、といった契約法務の実務経験が高評価の目安とされています。
また、これらの業務を横断的に幅広く実施した経験があることも高い評価を得やすくなるポイントです。
ひとつの分野において専門性を身に付けていることはもちろん強みになりますが、
法務分野の需要の高まりに伴ってさまざまな対応が求められてきているので、
幅広く法務業務をこなすことのできる人材は重宝される傾向が見られます。
今日、専門職である法務担当者を採用しているのは大企業だけではありません。
昨今のインターネットを介して拡大する商圏および顧客への画一的な対応が求められていることや、
社会から求められるコンプライアンスの目線も上がっているため、中小企業からのニーズも少なくありません。
上記背景の元、とりわけ直近は、中小企業における社内の法務立ち上げポジションの求人が増えています。
これまで曖昧なまま消化されてきた企業活動の根拠を、契約・取引法務、組織法務、コンプライアンス法務、
紛争対応法務といった幅広い範囲を1から整理するため短期間でのスキルアップが望める環境であり、求職者からの人気も高いです。
法務部の立ち上げポジションの採用求人の年収は、法学部新卒などの若年層であれば300万円前後となっており、
他の職種に比べて優劣を感じられる待遇とはなっていません。
しかし、法務担当者には知識や経験が大きく問われ、それらが収入にも反映されていくことから、
中高年層であれば大企業で1000万円ほど、中小企業でも500万円~600万円ほどの年収での採用となることが期待できます。
中小企業の場合にはもともと法務部を社内に持っていないケースもあり、
新たに雇い入れる法務担当者にはオールラウンドな活躍を求める傾向にあるため、
幅広い分野の法務をこなせる人材はとても魅力的に映ります。
法務職においてもマネジメント経験はキャリアを築くためのアピールポイントになるので、 これまでにチームや部署の取りまとめを行うなど管理職クラスの業務経験があれば、積極的にアピールしていきましょう。
法務職としてのキャリアプラン
法務職のキャリアプランを大きく分けると、スペシャリストとしての道に進むか、
ジェネラリストの道を選ぶかの、2つの道があります。
スペシャリストは契約法務のスペシャリスト、商事法務のスペシャリストといったように
ある特定の仕事に特化して専門性を高めることで高度なスキルを身に付けていきます。
弁護士や弁理士、行政書士などの法律資格を取得してスペシャリストを目指すケースも多く見られます。
ジェネラリストは特定の業務に捉われることなく、ビジネスにおける幅広い知識や経験を持ち、
更にマネジメント経験を積んだり経営的センスを養ったりすることで最高法務責任者やジェネラルカウンセルといった
マネジメント職や経営陣を目指すキャリアプランです。
いずれの道に進む場合でも、そのキャリアを叶えられる企業であるかどうかを見極めるのが大切なポイントです。
ジェネラリストを志しているのに、業務が細分化しており特定の分野の業務ばかりに従事する大企業の法務へと転職してしまえば、
目標を達成しづらい環境に身を置くことになります。
ジェネラリストの道を選ぶのであれば、幅広い業務を担うケースの多い中小企業を選ぶか、
ジョブローテーションを積極的に行っている大企業を探す方が目的地への近道を歩めます。
反対に、スペシャリストの場合には特定の分野に集中できる大企業の法務部を選んだ方が目標を叶えやすくなります。
法務も転職エージェントを活用して理想の企業を見つけよう!
法務担当者としてキャリアプランを叶えられる転職先を探そうとしたとき、実際に入社してからどのような業務を取り扱うのか、
その業務に従事することで自分の目的へと着実に近付いていけるのか、を計るのは決して簡単ではありません。
法務をはじめとするバックオフィスの仕事は外部から見えづらいので、自力での情報収集には限界があるためです。
より精度の高い情報が欲しいとお考えの場合には、転職エージェントを利用して転職活動を進めるのがおススメです。
転職エージェントはクライアントである求人企業の内情に精通しているので外部からでは得られない情報を得られたり、
知りたい情報について求人企業に代わりにヒアリングしてくれたり、といったメリットを期待できるので、
より自分にピッタリ合った転職先と出会える可能性が高まります。
転職エージェントは数多くありますが、法務の転職を得意にしているMS-Japanに登録してサービスを受けると
効率的な転職活動を実現しやすくなります。
MS-Japanは法務の転職支援実績も数多くあり、法務部門に精通したキャリアアドバイザーも所属しているので、
転職活動で困ったことがあった際には手厚いサポートを受けられます。
キャリアプランの相談、応募書類や面接対策のブラッシュアップへの協力、水面下で動いている非公開求人の紹介、
など多岐にわたるメリットを期待できますので、皆さまもこの機会に登録を済ませてみてはいかがでしょうか。
法務の転職活動でエージェントを利用した際の流れ
MS-Japanはすべてのサービスを無料で利用することができます。
まずは簡単な会員登録を済ませますが、所要時間の目安は1分程度です。
その後、登録情報をもとにMS-Japanの担当者がキャリアプランについてのヒアリングを行い、ひとりひとりにピッタリのご提案をしたり、
おススメの求人案件を紹介してくれたりと、転職成功のための具体的なステップを踏んで行くことになります。
紹介を受けた求人案件に応募する際には、ブラッシュアップした応募書類を提出し、面接へと進んでいきますが、
スケジュール調整などはMS-Japanが行ってくれるので、極力ストレスフリーな転職活動を進めることができます。
内定後の具体的な年収交渉などもMS-Japanが代行してくれるため、安心して入社できるのもMS-Japanを利用するメリットです。
まとめ
法務の転職が難しいという声もありますが、スペシャリストを目指すか、ジェネラリストを目指すか、
二者択一を済ませるだけでも転職のために必要なステップが可視化されやすくなります。
そこで自分が描いたキャリアプランを実現できるかどうかは転職先の環境に大きく左右されるため、
事前に入念な情報収集が必要となりますが、
もしも必要な情報が集めづらいと感じるようであれば、MS-Japanを利用するのがおススメです。
法務をはじめとするバックオフィスの転職サポート実績を豊富に持つMS-Japanであれば、
これからの転職活動のために心強いサポートを受けられるはずなので、
まずは相談だけという方も是非登録されてみてはいかがでしょうか。
この記事を監修したキャリアアドバイザー
大学卒業後、ウェディングプランナー、業界大手で求人広告の企画提案営業を経て、MS-Japanへ入社。
企業担当のリクルーティングアドバイザーを経験した後、現在は転職を考えられている方のキャリアアドバイザーとして、若手ポテンシャル層~シニアベテラン層まで多くの方の転職活動のサポートをしています。
人材業界での経験も長くなり、いつまでも誰かの記憶に残る仕事をしていたいと思っています。
経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 会計事務所・監査法人 ・ 役員・その他 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!
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