2024年09月06日

【シニアの雇用実態レポート2024】平均年収は800万で、「60代前半」に年収のピーク

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昨今、少子高齢化による人手不足や年金受給年齢の引き上げなどの影響を受け、シニア世代の働き方にも変化が表れています。

この記事では、50歳以上をシニア層と定義し、MS-Japanの人材紹介サービス「MS Agent」において、2024年8月~2024年7月の登録者データを元に、「シニアの雇用実態レポート2024」をまとめました。

50代以上シニア世代の現年収は平均「800万円」

年収分布管理部門・士業として働くシニア世代の現年収について、平均年収を算出すると800万円となりました。
年収分布を見ると、「400~599万」と「600~799万」が最多で23%でした。次いで「800~999万円」です。
しかし、1,000万円以上をまとめると25%となり、4分の1を占めていることが分かります。

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シニア世代の現年収平均は「60~64歳」がピーク

[年代別]平均年収次に、シニアの現年収を年代別に細かく見ていきましょう。
平均値は、「50~54歳」は706万円、「55~59歳」が878万円、「60~64歳」は914万円、「65歳以上」が807万円と、「60~64歳」でピークを迎えていることが分かります。

[職種別]平均年収続いて、職種別に平均値と中央値を算出しました。
平均値が最も高い職種を見ると、管理部門は「経営企画」の999万円で、士業では「会計士」の1,323万円です。

[男女別]平均年収男女別に見ると、「男性」が904万円、「女性」は569万円で335万円もの差があることが分かります。
シニア世代の女性は、出産・育児を機にキャリアを中断したケースも多いと考えられるでしょう。

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働くシニアの現在の職種・業種・企業規模は?

勤務先の業種働くシニア層が現在勤めている企業の業種を分類しました。
「製造業」が最多の20.1%、「サービス業」が10.2%、「流通・小売業」が8.3%と続きます。

職種続いて、管理部門・士業として働くシニア世代の現在の職種を見ていきましょう。
「経理・財務」の25.3%が最多で、「人事・総務」の22.3%が続きました。

勤務先の上場区分続いて、勤務先の企業規模として上場区分で分類すると、「上場」が29.2%となりました。
約7割は「非上場」に勤めていることが分かります。

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シニアの約3割は「部長・次長」

役職シニア世代が現職で就いている役職を分類しました。
最多は「部長・次長」の28.9%、次いで「課長」が22.8%です。「経営者・役員」も18.1%と2割弱を占めています。

年代別に細かく見ていくと、「50~54歳」では「課長」が最多であるのに対し、「55~59歳」では「部長・次長」、「60歳以上」では「経営者・役員」が最多となりました。

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シニア世代の転職条件、希望最低年収は平均「645万円」

希望最低年収の分布続いてシニア世代の転職時の希望条件についてまとめました。
シニア世代の希望最低年収について平均値を算出すると、645万円となり、現年収の平均値と比較して155万円も低い結果となりました。

希望最低年収の分布では、「400~599万」が31.6%で最多です。
「1000万以上」の割合も12.3%まで減少しているため、シニアの転職目的が「年収アップ」だけではないと言えるでしょう。

[年代別]希望最低年収現年収と同様に、希望最低年収も年代別に分類しました。
「50~54歳」は640万円、「55~59歳」が710万円、「60~64歳」は630万円、「65歳以上」が494万円と、「55~59歳」でピークを迎え、現年収と異なる傾向が見受けられます。

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【職種別】シニア世代の希望最低年収

[職種別]希望最低年収希望最低年収を現在の職種別に見ていきましょう。
最も高い年収を希望する職種は、「弁護士」の889万円でした。

職種別の現年収と比較すると、「公認会計士」で488万円の差があることが分かります。
公認会計士は非常勤やインハウスなど、働き方が多様であり、転職による年収ダウンも構わないと考える人が多いようです。

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シニア世代の転職希望職種は「経理・財務」が最多

【転職希望条件】希望職種シニア世代の転職希望者が目指す職種は、「経理・財務」の26.4%が最多となりました。
現在勤めている職種と比較すると、「役員」が3.4%、「人事・総務」が1.7%、「社会保険労務士事務所」が1.4%、「経理・財務」が1.1%上回っており、転職によって現職と異なる職種を目指すシニア世代もいることが分かります。

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調査概要

2024年8月~2024年7月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった50代以上の転職希望者
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12557.html)」と明記をお願いいたします。

シニアの転職活動は「MS Agent」にご相談下さい

今回は50歳以上をシニアと定義し、シニアの雇用実態調査を行いました。
かつては「転職は35歳まで」と言われていましたが、少子化による人手不足や終身雇用の崩壊によって、35歳以上だけでなくシニア世代の転職も増えています。

シニアを対象とした求人も増加傾向ですが、シニア世代の転職活動は難航することも多いでしょう。20代のようなポテンシャル採用はほぼ不可能であり、年齢に見合った経験とスキルが求められ、適切にアピールする必要があります。

アピール方法に迷いがある方や転職自体に不安がある方、現職が多忙で転職活動に時間がない方も、ぜひ弊社MS-Japanが運営する「MS Agent」にご相談下さい。
管理部門・士業特化型転職エージェントとして30年以上の実績があり、各業界に詳しいキャリアアドバイザーも多数在籍しています。
「MS Agent」では、希望に合った求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、面接日程の調整、内定後の条件交渉まで、転職活動をトータルサポートしています。
転職サポートは全て無料で利用可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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