2024年02月09日

税理士の転職市場レポート2024

管理部門・士業の転職 管理部門・士業の転職

税理士は、税務書類の作成や税務代理、税務相談を行うことが唯一認められている税のスペシャリストです。
この記事では、2023年にMS-Japanが提供する転職エージェント「MS Agent」で募集のあった税理士が応募可能な求人のデータ(時短勤務・非常勤勤務を除く)を元に、「税理士求人の傾向」について解説いたします。

想定年収業種フレックス制の割合など、様々な項目から税理士の求人の実態を調査しました。
税理士として転職を考えている方が、今後のキャリアを考える上で役立つデータをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

未経験OKの税理士求人は17.8%

未経験OKの税理士求人税理士求人のうち、税理士の資格があれば求人に記載されている業務の経験がなくても応募が可能な求人は17.8%でした。

税理士をはじめとした専門性の高い資格は、その資格を活かせるポジションのレベルも必然的に高くなるため、実務経験も重視している求人が多いと考えられます。


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税理士求人の60.3%が会計事務所での募集

業種【募集要件レベル別】業種2023年に募集のあった税理士求人の業種は、60.3%が会計事務所でした。

想定年収800万円以上に限定した場合と比較してみると、インハウスの割合が全体は30.5%、想定年収800万円以上は48.5%と18.0%の差がありました。
また、応募要件レベル別でインハウスの割合を比較すると、未経験OK求人は14.8%、経験者募集求人は34.0%と19.2%差がありました。
このことから、インハウス求人の方がよりハイスキルな人材を求めていることが分かります。

一方で、会計事務所では公認会計士や税理士が1名以上いるため、募集しているポジションの経験はなくても税理士有資格者をポテンシャルで採用するケースが多いと考えられます。

なお、その他の未経験OK求人には、コンサルティングファームでの営業、一般企業での経営企画の策定・進捗管理などがありました。


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税理士の想定年収の平均は637万円

想定年収【募集要件レベル別】想定年収税理士求人における想定年収の平均は、637万円でした。年収帯で最も割合が多いのは、「400~599万円」の40.2%、次点で「600~799万円」が31.7%と続きました。

募集要件レベル別に見てみると、未経験OK求人は485万円、経験者募集求人は669万円と184万円の差がありました。


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マネジメント業務がある税理士求人はわずか3.1%

マネジメント税理士求人において、入社直後からマネジメント業務が想定されている求人はわずか3.1%でした。

想定年収別で比較すると、800万円未満の場合は1.0%、800万円以上の場合は9.1%と希少性が高いことが分かりました。


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税理士求人の48.5%がリモートワークOK

リモートワーク【想定年収・募集要件レベル別】リモートワーク税理士求人のうち、48.5%はリモートワークでした。

想定年収別でリモートワークの割合を見てみると、800万円未満の場合は42.4%に対し、800万円以上の場合は69.7%と27.3%の差がありました。

また、募集要件レベル別で見ても、未経験OK求人は34.3%、経験者募集求人は51.5%と17.2%の差でした。
スキルを磨いていく段階の場合、近くに有識者がいる環境で働くケースが多いことから、リモートワークの割合に差が出ていると考えられます。


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フレックス制の税理士求人は25.9%

フレックス税理士求人でフレックス制の割合は、全体の25.9%でした。2022年は29.2%と、フレックス制の割合が減っているものの、およそ1/4以上の求人は勤務時間に柔軟性があることが分かりました。


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税理士求人の49.4%が固定残業制

固定残業2023年における税理士求人の49.4%が固定残業制を導入している結果となりました。
また、固定残業時間で最も割合が多いのは「30~44h」の50.9%、次点で「15~29h」が31.1%と続きました。


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調査概要

2023年1月1日~2023年12月31日に人材紹介サービス「MS Agent」で募集のあった税理士求人(時短勤務・非常勤勤務求人を除く)
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12432.html)
と明記をお願いいたします。

税理士の転職は、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ

今回は、税理士が応募可能な求人について調査しました。 「より専門性を身につけたい」「ワークライフバランスを改善したい」など、現在の働き方を変えたいと思う方は、税理士の転職に詳しいキャリアアドバイザーに相談をしてみるのもおすすめです。

弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。今回ご紹介した税理士をはじめとした弁護士、公認会計士などの資格者や、人事・法務・経営企画・内部監査などの管理部門職の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。

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