【弁護士の転職先一覧】各メリット・デメリットと後悔しない選び方を解説
近年における経済の国際化や価値観の多様化、人権意識の高まりなどにより、弁護士が活躍できるフィールドが増えています。
しかし、選択肢が多いからこそ、転職後に「もっといい選択があったのではないか」と後悔するリスクも大きいと言えるでしょう。
弁護士の転職成功には、各転職先におけるメリット・デメリットを把握し、最適な選択肢を選ぶことが必要です。
そこで今回は、弁護士の転職先を紹介し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
後悔しない転職をするための選び方もご紹介するので、転職を考えている弁護士の方は、ぜひ参考にしてください。
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弁護士の転職市場
2024年における弁護士の転職市場では、企業内弁護士(インハウスローヤー)として一般企業へ転職するケースが増加傾向です。
弁護士の転職先として一般企業の人気が高まっている要因は、2020年のコロナ禍以降、リモートワークやフレックスタイム制などの「働きやすさ」への注目度が高まった点が挙げられます。コロナが5類に移行した後も、多くの企業で福利厚生の一環として、柔軟な働き方ができる制度を導入しています。
一方、法律事務所は業務で機密情報や紙の書類を取り扱うことが多いため、一般企業に比べて柔軟な働き方の導入は進みにくい傾向です。
しかし、WEB3などの技術発展により、新規領域に詳しい法律事務所のニーズが高まっています。近年、ALB Japan Law Awardsに新しい事務所が選ばれていることからも、注目度の高さが伺えるでしょう。
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【2024年最新版】弁護士の転職市場動向を徹底解説!
弁護士にオススメの転職先①:企業内弁護士(インハウスローヤー)
まず、弁護士の転職先として人気の高まっている企業内弁護士(インハウスローヤー)について詳しく解説します。
企業内弁護士(インハウスローヤー)は、事業会社に所属する弁護士のことです。法務部門に在籍し、所属企業が法的な不利益を被らないように、法令や契約内容を適正に管理する役割を担います。
主な業務は、法律相談や契約法務、コンプライアンス対策、法令調査、労務・労働問題、知的財産関係などです。
では、弁護士が企業内弁護士(インハウスローヤー)に転職するメリット・デメリットを見てみましょう。
弁護士が企業内弁護士(インハウスローヤー)に転職するメリット
ワークライフバランスを改善できる
法律事務所で働く弁護士は、長時間労働や休日出勤が多く、激務であることが一般的です。
企業内弁護士(インハウスローヤー)は、所属企業の勤務体系や福利厚生が適用されるため、ワークライフバランスを改善できるでしょう。
また、一般的には無期雇用の契約が結ばれるため、安定した職場環境も得られます。
所属業界の専門性が深まる
企業の内部にいることで、特定の業界に特化した法律知識を深めることができます。
裁判所や行政機関などとのやり取りを直接経験することができるため、法律家としての専門性も高めることができるでしょう。
キャリアアップの機会がある
企業内弁護士(インハウスローヤー)は、法務部門の中心的な存在として、企業の意思決定に携わることが可能です。
そのため、社内で昇格・昇給しやすく、経営陣とのコミュニケーションも密になり、CLO(最高法務責任者)などにキャリアアップすることもできるでしょう。
弁護士が企業内弁護士(インハウスローヤー)に転職するデメリット
業務が単調だと感じてしまう
法律事務所では、複数のクライアントから、さまざまな案件を請け負います。
一方、企業内弁護士(インハウスローヤー)は所属企業の法務業務に専念するため、業務が単調だと感じてしまう可能性があるでしょう。
年収ダウンのリスクがある
一般的に高年収である企業法務系法律事務所から、企業内弁護士(インハウスローヤー)に転職すると、企業規模や給与体系によっては年収が下がることも考えられます。
入社後の昇給フローも所属企業の規定に準じるため、どれくらいのペースで年収アップが見込めるのか、よく確認しましょう。
利益相反の問題が生じる
企業内弁護士(インハウスローヤー)は、企業側の立場から法的アドバイスを提供するため、ときには企業の利益と法的義務の間で利益相反の問題が生じる場合があります。
弁護士としての法的義務と企業が追求すべき利益・目的との双方で、板挟みになることもあるでしょう。
弁護士にオススメの転職先②:一般民事系法律事務所
一般民事系法律事務所は、個人を顧客とし、仕事や学校、家庭などの日常生活で発生する法的トラブルについて対応します。
具体的には、遺産相続や離婚、金銭トラブル、交通事故などの問題に対する法律相談や裁判の出廷、和解交渉などが一般民事法律事務所の業務です。
では、一般民事系法律事務所に転職するメリット、デメリットを解説します。
弁護士が一般民事系法律事務所に転職するメリット
比較的ワークライフバランスが整っている
一般民事系法律事務所の業務は、企業法務系法律事務所と比較して、1件あたりにかかる時間が短い傾向です。
そのため、業務量の調整がしやすく、法律事務所の中ではワークライフバラスが取りやすいと言えるでしょう。
個人受任を認めていることが多い
一般民事系法律事務所では個人受任を認めているケースが多く、事務所案件に従事して事務所の収益に貢献する一方、個人受任で独自のクライアント開拓を進めることができます。
将来独立を考えている方は、働きながら自分の顧客を増やすことができるでしょう。
弁護士が一般民事系法律事務所に転職するデメリット
大きな仕事はできない
一般民事系法律事務所では、離婚や相続、交通事故など、日常生活の中で発生する案件をメインに扱います。マスコミで報じられるような大きな案件には携われないため、やりがいが少ないと感じる人もいるでしょう。
年収水準が低め
一般民事系法律事務所のクライアントは個人であるため、顧客単価が少ない傾向です。
そのため、企業をクライアントとする企業法務系法律事務所と比べると年収水準が低い事務所が多いでしょう。
弁護士にオススメの転職先③:企業法務系法律事務所
企業法務系法律事務所では、クライアント企業の顧問弁護士として、訴訟におよぶ問題が生じないように契約書類をチェックする予防法務や、訴訟などの法的トラブルが発生した場合対応する臨床法務などを担います。
近年ではM&AやIPO準備などの戦略法務も多く、活躍の場は広がります。さらに大手企業だと海外取引も多いため、高度な語学力も求められます。
企業法務系法律事務所を転職先とするメリット、デメリットは以下の通りです。
弁護士が企業法務系法律事務所に転職するメリット
高収入を目指しやすい
企業法務系法律事務所のクライアントは大手企業が中心であるため、安定して高額の報酬を得られます。そのため、弁護士の年収も一般民事系事務所に比べると高額になりやすい傾向です。
個人の実績にもよりますが、転職1年目で1,000万円を超えるケースもあり、パートナークラスになると億を超えることも珍しくありません。
社会・経済を動かすような大きな仕事に携われる
企業法務系法律事務所で取り扱う案件は、新聞やニュースで報じられるようなM&Aや訴訟などの大型案件です。
企業経営や社会情勢にも影響を与える仕事を担うため、大きなやりがいを感じられるでしょう。
弁護士が企業法務系法律事務所に転職するデメリット
経験できる業務に偏りがあることも
訴訟が未然に防ぐ予防法務は、デスクワークが多い傾向です。そのため、訴訟などの弁護士業務に興味がある人が予防法務の担当となった場合は、やりがいを感じられない可能性があります。
担当業務によって経験できることとできないことの差が激しいと言えるでしょう。
残業が多い
企業法務系法律事務所は高年収であるため、その分一般民事系法律事務所と比較して激務であり、残業も多い傾向です。
組織文化として「残業して当然」と考える人も多く、ワークライフバランスを重視している人は馴染みにくい可能性があります。
弁護士にオススメの転職先④:コンサルティングファーム
コンサルティングファームに勤める弁護士は、企業が直面している経営課題を発見・分析し、課題解決に向けた戦略立案について、法的観点からアドバイスを行います。
弁護士がコンサルティングファームに転職するメリット、デメリットは以下の通りです。
弁護士がコンサルティングファームに転職するメリット
幅広い業界知識を得られる
コンサル業務では、クライアント企業が属する業界・分野の詳細な知識が欠かせません。そのため、仕事を通して幅広い業界・分野の知識を獲得できるでしょう。
再転職する際、幅広い知識・経験は大きな武器にもなります。
年収が高い
コンサルティングファームのクライアントは企業であるため、企業法務系法律事務所と同様に報酬が安定しやすい傾向です。そのため、所属する弁護士の年収も高くなります。
弁護士がコンサルティングファームに転職するデメリット
覚えることが多い
どのような勤務先でも転職後に学ぶことは多いですが、コンサルティングファームの場合、業界特有の知識が求められます。
また、クライアント企業の事業や業界動向など、常に最新の情報をインプットすることが必要です。
繁忙期は忙しい
コンサルティングファームでは、複数人のチームでプロジェクトを担当します。大きいプロジェクトでは人数が増えますが、1人あたりの業務量も増えるでしょう。
また、チームの進捗管理やミーティングのための資料作成、クライアントのとの関係構築など、全ての工程で精度の高い仕事が求められます。限られた納期までに結果を出すことが求められるため、プロジェクト期間中は多忙になる傾向です。
弁護士にオススメの転職先⑤:他の士業事務所
法律事務所の他に、会計事務所や司法書士事務所なども、弁護士の転職先として選択肢に含まれます。これらの事務所でも、法的な側面からのアドバイスや訴訟対応などをクライアントから求められケースがあるため、弁護士へのニーズが高いと言えるでしょう。
他の士業事務所に転職するメリット、デメリットは以下の通りです。
弁護士が他の士業事務所に転職するメリット
幅広い業務経験を積める
他の士業事務所では、法律事務所では携われない業務を経験できます。たとえば会計事務所では、企業の会計・経理・税務にも関わりますが、その内容は企業内弁護士(インハウスローヤー)とは大きく異なるでしょう。
ダブルライセンスの道も
会計事務所は税理士、司法書士事務所であれば司法書士資格など、弁護士以外の士業資格を取得することで、専門知識の幅を広げることが可能です。
弁護士資格保有者は、日本税理士連合会に登録することで、税理士として税務の独占業務に従事できます。
弁護士が他の士業事務所に転職するデメリット
弁護士としての能力を活かしきれない
他の士業事務所への転職は、弁護士資格が必須ではありません。訴訟などの弁護士業務に携わる機会も少ないと考えられます。
弁護士資格を最大限活用してスキル・実績を得たい場合は不向きであると言えるでしょう。
収入が低い
弁護士が法律事務所以外の士業事務所で勤務する場合、法律事務所や一般企業と比較して、年収が低い傾向があります。転職前に想定年収や昇給フローなどを細かく確認することが重要です。
「弁護士業界がつらい」と考える理由は?
仕事にやりがいを感じている弁護士が多い中、一部では「弁護士業界がつらい」と考える人もいるようです。
理由としては以下が挙げられます。
仕事の過剰な負荷やストレス
弁護士は長時間労働や多忙なスケジュール、重要な案件の責任などにより、大きなプレッシャーやストレスを抱えることが多いでしょう。
そのため、心身の健康を害し、仕事が続けられなくなる人がいます。
市場変化や経済的要因
法律業界は市場変化に柔軟に対応する必要があり、時代のトレンドやニーズに合わせた分野への転換やスキルアップが必要です。
変化を好まず、安定して働きたい人はストレスを感じるでしょう。
人間関係のトラブル
弁護士はクライアントとの信頼関係や、同僚弁護士との協調性が求められる職業です。
一方で、人間関係にトラブルが発生することもあり、人間関係の不和を理由に退職を選ぶ人もいます。
法曹界への疑念や社会的意義への疑問
弁護士は社会的な公正や正義を守ることが期待されますが、その理想と現実のギャップや、法曹界の問題点に対する疑問などが重荷になるケースがあります。
このような理由で、「弁護士業界がつらい」と感じている場合も、弁護士そのものを辞めるのではなく、業界や勤務先を変えることで解決することもあります。
今回ご紹介した各転職先のメリット・デメリットを踏まえて、自身に最適な転職先を見つけましょう。
後悔しない転職先の選び方
転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、転職活動の時点で注意しておくべき点として、以下が挙げられます。
転職の目的を明確にする
転職の目的は、「現職での不満を解消するため」であることが一般的です。
職場環境や就労条件、スキルアップ・キャリアアップへの不満など、現状を打破したいと考えるからこそ、転職に踏み切ります。
しかし、転職活動が思い通りに進まないと、やがて「転職すること」自体が目的となってしまう人も多いでしょう。当初に抱いた転職の目的があやふやになると、とりあえず内定が出た企業に転職してしまい、入社後に後悔するといった事態が起こりやすくなります。
なぜ転職を考えたのか、転職の目的を明確に言語化することで、応募すべき求人を迷いなく見極められるでしょう。
目指すキャリアを実現できる転職先を見極める
自身が目指すキャリアプランの実現性についても検討する必要があります。ポイントとなるのは、「業務内容」「身につけられる専門知識・スキル」「転職後の職位・役割」の3点です。これらが理想と大きくずれていると、転職後の後悔に直結すると考えられます。
可能であれば、応募先に自身が目指すキャリアプランを実現している人がいるかどうかを確認しましょう。ロールモデルとなる人がいれば、転職後に同じようなキャリアを積めるとの判断ができます。
弁護士に特化した転職エージェントを利用する
転職エージェントは、転職希望者と採用側の企業・事務所のマッチングを行うサービスです。
採用担当者に入念なヒアリングを行っているため、社内の雰囲気や文化、上司にあたる人の人柄など、求人情報だけでは得られない内部情報を詳しく把握しています。
また、専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリングにより、希望条件に合う求人の紹介を受けることが可能です。
弁護士のような専門性の高い分野の場合、求人情報が一般公開されにくい傾向があります。転職エージェントでは、応募条件を満たす人にだけ紹介する「非公開求人」を取り扱っているため、求人の選択肢を広げることができるでしょう。
また、応募書類の作成サポートや面接日程の調整などの転職サポートにより、現職が忙しい弁護士であっても、効率的に転職活動を進めることができます。
新人弁護士がすぐに辞めても大丈夫?
弁護士として経験の浅い新人弁護士は、転職できるのでしょうか。
ここでは、新人のうちに転職するメリット・デメリットを取り上げてみます。
新人弁護士が転職するメリット
キャリアの選択肢が広がる
早めに異なる業界や職種に挑戦することで、将来的なキャリアの選択肢が広がる可能性があります。
法律業界に留まるかどうかを決定する前に、他の分野での経験を積むことで、より自分自身に合ったキャリアを選ぶことができるでしょう。
ストレスやプレッシャーを軽減できる
弁護士業界は、仕事量や期限の厳しさ、クライアントからのプレッシャーなど、高いストレスレベルにさらされることが多いです。
新人のうちは、このようなストレスやプレッシャーに耐えることができない場合があります。
早い段階で他業界に移り、より低いストレスレベルで働くことで、心身の健康状態を改善することができるでしょう。
他のスキルを磨く機会がある
法律業界での経験は、調査、交渉、論理的思考、書面作成などのスキルが身につきますが、他の職種にもそれぞれ異なる専門的なスキルが身に付きます。
新しいスキルを習得し、弁護士としてのスキルセットを拡大するチャンスにつながります。
新人弁護士が転職するデメリット
職歴の短さがマイナスに影響する
弁護士新人の段階で離職すると、キャリアの一時的な中断となります。特に弁護士業界は競争が激しく、職歴が長いほど信頼性も高まる職種です。
新人弁護士の転職は、弁護士としての職歴が短いため、転職活動で採用担当者からマイナスの印象を持たれてしまう恐れがあります。
年収がダウンする可能性がある
経験年数が少ない新人弁護士の場合、転職先で年収がダウンする可能性があります。
とくに未経験の業界や職種へキャリアチェンジした場合、年収ダウンの可能性が高い傾向です。
人脈を失う
弁護士業界は、人脈が非常に重要です。
新人のうちはまだ人脈を築き上げる途中であるため、早期に辞めると人脈を失ってしまうことがあります。
人脈が整わなければ、今後の活動や案件獲得に不都合が生じやすいでしょう。
企業内弁護士(インハウスローヤー)の求人事例
弊社MS-Japanは、弁護士を始めとする士業と管理部門に特化した転職エージェント「MS Agent」を提供しています。
ここでは、「MS Agent」で取り扱う求人の内、弁護士向けの企業内弁護士(インハウスローヤー)求人例をご紹介します。
法務部 アシスタントマネージャー(課長)
仕事内容 |
CLOの補佐として、海外子会社も含めたグループ全体の法務リスクを管理するとともに、会社の事業戦略に沿い、これを推進するべく法務サポートを行う 職務詳細: ・CLOの意思決定サポート ・国内外の事業会社および関連部署の法務案件処理 ・国内外の法律事務所の活用 ・法務管理体制(ルール、プロセス作り等)の策定・推進 |
必要な経験・能力 |
必須要件: ・弁護士資格 ・法務実務5年以上(法律事務所/事業会社不問) ・能動的な姿勢・コミュニケーション 歓迎要件: ・ビジネスレベルの英語力 |
想定年収 |
900万円 ~ 1,200万円 |
【弁護士】法務開発(英文)【リーガルテック業界の一線で英語能力を用いて共に盛り上げてくれる弁護士を募集!】
仕事内容 |
弊社プロダクトの実務にマッチするコンテンツ及び機能拡充に関する業務: ・英文自動レビュー支援機能の法務観点からの内容の検討 ・顧客の使用満足度を上げるためのプロダクトの機能改善 ・新機能やコンテンツの企画・開発 営業支援に関する業務: ・営業チームによる製品やコンテンツの訴求の支援 ・営業チームと共に顧客への提案 など |
必要な経験・能力 |
<必須> ・弁護士資格(日本、米国のいずれか)を有しており、実務経験が2年以上 ・英文契約書の作成・分析・レビューの実務経験が2年以上 ・日本語:ネイティブレベル(読み・書き・話) ・英語:ビジネスレベル(読み・書き) <歓迎> ・法務に関する国際経験 ・特定の契約類型だけではなく、多くの種類の契約書の審査・作成の経験があること ・米国法の改正・規制変更等への対応のご経験があること |
想定年収 |
800万円 ~ 1,500万円 |
法律事務所の求人例はこちら
次に、「MS Agent」で取り扱う求人の内、法律事務所の弁護士求人例をご紹介します。
世界最大手の外資系法律事務所にて弁護士の方を募集いたします!
仕事内容 |
・コーポレート/M&A ・キャピタルマーケット ・銀行/金融 ・知的財産 ・情報通信 ・独占禁止法/競争法 ・紛争解決 ・労働 ・不動産など |
必要な経験・能力 |
・企業法務の経験を持つ3年目以上の弁護士 ・英語に抵抗がない方。3年目くらいの方で入所後に自己研鑽に努めて頂ける意欲をお持ちの方であれば、入所時での高い英語力は求めません。 ・検察官や裁判官の方、官公庁に勤めていた方も歓迎です。 ・インハウスのみの経験の方も高い英語力をお持ちの方は歓迎します。 |
想定年収 |
1,300万円 ~ 2,000万円 |
大手不動産会社をクライアントに持つ、不動産建築、外資ファンドに強い、企業法務メインの優良法律事務所
仕事内容 |
・不動産、建設関係諸対応 ・企業法務 ・倒産 ・刑事事件その他 |
必要な経験・能力 |
弁護士資格所有者(1~5年目までの方が主な対象) |
想定年収 |
650万円 ~ 900万円 |
老舗の企業法務系優良法律事務所から経験弁護士の求人です!
仕事内容 |
・企業法務全般 ・M&A等 ・紛争処理 ・個人事件 ※ご経験・スキル等に応じて都度、お任せする事件を決定しております。 |
必要な経験・能力 |
経験弁護士(66期~70期) 組織のバランス上、66期~70期の経験弁護士を対象に募集いたします。 |
想定年収 |
1,000万円 ~ 1,200万円 |
高年収を狙うためには専門分野が必要
高年収を期待して弁護士になったものの、激務と収入が見合わないと考えている人は少なくないかもしれません。
弁護士が年収アップを目指す代表的な方法は、専門分野を持つことです。
企業法務系法律事務所においては、金融・不動産領域が案件の金額・規模が大きく、年収アップを求める弁護士に人気の転職先です。
金融・不動産領域に限らず、特定の分野における専門性を高めることで、案件を獲得するための強みになります。また、類似の案件を多数扱うことで、案件ごとの論点となるポイントもつかみやすく、結果として業務の効率化につながるでしょう。
もちろん、多様な分野の案件を扱って幅広い対応力をつけることも重要ですが、3~5年程度を目安に、自らの専門分野を固めると、後々の年収アップにつながるでしょう。
まとめ
転職活動で重要なポイントは、「なぜ現職を辞めて、転職するのか」を明確にすることです。年収をアップやワークライフバランスの改善、キャリアアップなど、現職では実現できないことは何かをはっきりさせましょう。この点が明らかになれば、民事系法律事務所、企業系法律事務所、一般企業など、自分の目的に適した具体的な転職先の候補が見えてきます。
自身の転職の方向性がしっかりと定まれば、転職エージェントのカウンセリングでも、スムーズに話が進むでしょう。
また、方向性が定まっていない場合でも、弁護士の転職市場に詳しいキャリアアドバイザーからの助言により、キャリアプランを明確化することができます。
弊社「MS Agent」では、求人紹介やカウンセリング、応募書類の添削、面接対策等、全ての転職サポートを無料で提供しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
大学卒業後、カーディーラ・小売業を経験し、2008年からMS-Japanでリクルーティングアドバイザーとキャリアアドバイザーを兼務しております。
会計事務所・監査法人 ・ コンサルティング ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ USCPA ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!
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