アパレル業界の経理の仕事内容とは?

経理・財務
2021/10/05

アパレル業界の経理の仕事内容とは?


業界や企業規模を問わず、どのような企業にも経理業務は必須です。経理に関するスキルを身に付けておけば転職にも役立てられますが、業界によって仕事内容や繁忙期などに特徴や違いがあるため、事前に情報収集して応募先でのキャリアイメージを膨らませておくと後々のミスマッチを防ぐことにつながります。

この記事ではアパレル業界における経理業務について詳しくご紹介していきますので、今後のキャリア選択にお役立てください。

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アパレル業界での経理の仕事内容

経理業務は大きく分けて日次業務・月次業務・年次業務の3つがありますが、これらの区分はアパレル業界も基本的には同様です。

日次業務として代表的なものは現預金管理、経費精算、帳簿や伝票の記入・入力などが挙げられます。現預金管理は現金管理と預金管理の2つに分けられます。

現金管理は出入りする現金について記録する現金出納簿と手元の現金残高が一致しているかどうかチェックします。日々の経費精算やちょっとした買い物などは手元の現金で支払いを済ませますが、一方で預金管理は売上入金や仕入れの支払いなど預金口座を使った取引がメインとなるため、預金通帳を管理し、日付や金額、取引内容などを記録していきます。

会社によって仕分けする勘定科目の取り扱いが異なるケースもあるため、その企業のやり方に合わせながら業務を対応していく必要があります。

月次業務は取引先への請求書の発行や売上入金の確認、仕入先への支払いや従業員への給与支払いなどの業務があります。これらの業務にはそれぞれ期日が設けられていることが多いため、その期日までに業務を行います。

また企業によって組まれる月次決算の資料は、1ヶ月のお金の流れを集計した経営管理のための有益な資料となるため、期日までにスピードと正確性を意識した業務対応が求められ、月初のスケジュールが慌ただしくなることも少なくありません。

年次業務は決算日を迎えてから2ヶ月以内に行う年次決算、税務申告書の作成が主となります。これらは企業の確定申告・納税を行うためのものであり、誤りは許されません。企業の納税額が決まるだけでなく、年次決算で洗い出した財政状況を基に、企業の内部者は次年度の経営戦略や資金繰りを行います。

年次決算を会計事務所に依頼している場合には、経理担当者として会計事務所の担当者とのやり取りもこなしていく必要があります。その他の年次業務としては年末調整、社会保険や労働保険に関連する事務も挙げられます。

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「小売業」の経理の仕事の特徴とは

アパレル業界を小売業として捉えると、小売業ならではの経理の特徴が見えてきます。小売業では「売価還元法」という会計処理方法がされています。

様々な品を取り扱う小売業ではひとつひとつの商品の原価計算を行うと膨大な手間がかかってしまうため、利益率などの類似性でグループ化して原価計算する方法が取られています。仕入れ時ではなく、期末時に原価計算を行っているため、ひとつひとつの取引において原価計算する通常の経理処理とはやり方が大きく異なっています。

また、小売業では一日ごとに頻繁に売買が発生しているため、日々の売上を管理・計上したり、仕入れ状況によって頻繁に買い掛け金が発生するなど、他の業界に比べて経理業務が煩雑になりがちです。仕入れ先から購入した商品を消費者に販売していくため、在庫管理も経理担当者が担うケースも少なくありません。商品を購入してもらうお客さまにポイントを付与するシステムを取り入れている場合には、自社の規定に基づいた経理処理が必要となるなど、細かな対応を要求されることもあります。

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同じアパレル業界の経理でも身につくスキルは微妙に違う?チェックしておきたいポイントとは

アパレル業界の経理と一括りにしても、その企業が上場しているのか、していないのかで仕事内容は変わってきます。上場基準での経理を経験していると、経理担当者として転職する際、既に上場している企業やこれからの上場を目指している企業において即戦力としての評価につながる可能性が高いので、経理のキャリアアップを目指すのであれば上場企業での経理を経験しておくことがお勧めです。

上場企業と非上場企業の経理業務においては、大きな違いがあります。非上場企業の場合には経営者と株主が一致していることが多く、有価証券報告書の提出義務がありません。株主に対する説明責任についても上場企業ほどシビアに求められないため、経理業務が簡素化されている部分もあり、経理処理の重点は税務会計に置かれています。

一方、経営者と株主が分離している上場企業では経営状況を明確にするための財務会計に重点が置かれています。このようにそれぞれのキャリアにおいて従事する業務の質が異なるため、習得できるスキルにも差異が生じてきます。

経理職の場合、実務経験が重視されがちなので、自身のスキルの棚卸を行い転職希望先のニーズにマッチするかどうかイメージしてみると、寄り精度の高い転職活動を行いやすくなります。経理のプロフェッショナルとして最終的なキャリアアップを想定するならば、上場企業での就業経験はキャリア選択において優先するべきポイントの一つと言えるでしょう。

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アパレル業界の経理は大変?


アパレル業界をはじめとする小売業は比較的ハードワークのイメージを持たれることが多いものの、経理の仕事の場合には基本的に本社勤務またはエリアを統括するヘッドオフィスでの勤務が主であり、自ら店舗に立つことはほとんどないので、体力的な負担は少ない場合が多いです。

ただし、アパレル業界に限らず、その企業が上場を目指している場合は会社の経理体制や社内規定などを急速に整備する必要があるので、一時的にハードワークになる可能性は想定できます。また、年間休日数や残業時間の目安などは企業によって異なりますので、業界だけで判断するのではなく、それぞれの企業の求人情報にきちんと目を通す必要があります。

企業についての情報収集の精度を上げたい場合には転職エージェントの活用がお勧めです。転職エージェントは顧客である求人企業の内情に精通していることが多いため、外から見ているだけでは把握しきれない情報についても収集しやすくなります。転職エージェントの担当者であれば、その企業の採用担当者以上に気軽に相談しやすいため、自分が必要としている情報を遠慮なくリクエストできます。

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アパレル業界の経理になるためには

アパレル業界での経理への転職を目指す場合、業界での勤務経験よりも経理職としての実務経験を重視されるケースが多く見られます。経理の仕事内容は企業の売上規模やフェーズによって差異があるため、経験者の場合は応募先でも即戦力として活かせる実務経験を持っていると評価につながりやすくなります。

未経験の場合には、経理についての知識を持っていることの証明となる簿記資格(目安は簿記2級)を求められるケースが多くあります。

アパレルという華やかな業界に身を置きながら、落ち着いて働ける職種である経理を希望する人は少なくありませんが、どの業界においても共通して言えることとして、業績が思わしくない企業などではできるだけ即戦力クラスを採用しようと経理実務経験者を優先して募集を絞っているケースも少なくないので、アパレル業界の経理を希望する場合は求人媒体も並行して積極的に求人を探して応募してみるのがお勧めです。

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まとめ

アパレル業界で経理へと転職するには、これまでの実務経験が重視されるものの、未経験が必ず採用されないというわけでもありません。しかし、経理についての知識が不十分であると評価されれば当然採用されづらくなるため、簿記を取得しておくのがお勧めです。

簿記2級を取得しておけば、売り上げや利益、コストなどを把握している人材であると評価されやすくなるので、実務が未経験だとしても、知識面での評価を得る可能性が高まります。アパレル企業のバックオフィスは店舗の様子から見えてこないため、実際の就業環境を知るには転職エージェントを活用するのがお勧めです。

応募先企業に精通しているため、皆さまの転職活動をよりスムーズにするための情報を多々持っていますので、ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。

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