【転職希望者向け】ファンド経理とは?業務内容や求められる人材

経理・財務
2020/11/10

【転職希望者向け】ファンド経理とは?業務内容や求められる人材

ファンド経理

経理職で転職先を検討している場合でも、求人表に「ファンド経理」という言葉が出ていると、何となく敬遠してしまう方もいるのではないでしょうか。 聞いたことはあるけど、実務として馴染みがある方は多くないので、「ファンド経理ってどんな仕事?」と思いながらこれまで来た方のために、ファンド経理の概要をざっくりまとめました。業務内容はもちろん、キャリアプランもわかるので、ぜひ一読ください。

ファンド経理とは

そもそも「ファンド」とは、「基金」や「資金」のことを意味します。近年では、派生して資産運用のための商品やそれらを運用する会社のことを指しています。 「ファンド経理」とは、そのような投資ファンドを扱う会社における経理業務を表す言葉です。

まずは経理と財務の違いから

経理の仕事をする方であれば、「経理」と「財務」は違うということは、認識しているはずです。しかし、各社によって経理と財務の線引きは曖昧です。 改めて、違いを整理しておきましょう。

まずは「経理」ですが、日々の出入りするお金を管理することが仕事です。 帳簿の記帳や伝票の起票、そして入出金の管理が主なデイリー業務に該当するでしょう。また、請求書の作成や支払業務を行うほか、賃借対照表や損益計算書などの帳票作成も行います。

一方で、「財務」ですが、会社に必要な資金を調達、運用、投資して、自社が保有するお金を活かすことが仕事です。 そのため、経理が作成した決算書などの資料をもとに、金融機関や市場から資金調達を行います。また、会社全体の予算策定や予実管理に関わることもあります。 経理も財務も、会社経営の重要な資源であるお金を扱う部門なので、最高財務責任者(CFO)が置かれることや、管理部長を経理・財務部門の出身者が担うことが多い傾向があります。中でも、特に財務については、社長や金融機関出身者が担うことがあります。

ファンドの種類

さきほど「ファンド」の概要についてお伝えしましたが、一言でファンドといっても実際にはいくつかの種類に分けられます。

その中でも主要なものとして、次のファンドが挙げられます。

●アクティビティファンド
●ベンチャー(キャピタル)ファンド
●バイアウトファンド

それぞれ機能が異なることから、あらかじめ理解しておくようにしましょう。

アクティビティファンド
別名、アクティビストファンドともいわれ「モノいう株主」のことです。
一定以上の株式保有を前提に議決権を行使し、積極的に経営に関与します。

ベンチャー(キャピタル)ファンド
ベンチャー企業など非上場企業の未公開株に投資を行います。
投資先企業の上場支援を行い、上場したあとは株式を売却して利益を得る、いわゆるキャピタルゲインを目的に投資を行います。

バイアウトファンド
成熟産業の企業や経営危機に瀕している企業等をターゲットに投資を行います。 投資することで資金面だけではなく、経営にも参画して企業価値の向上を図り、企業価値の向上を行います。
企業価値を高めた上で、株式を売却して利益を得ることを目的としたファンドです。

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ファンド経理の業務内容

ファンド経理の業務内容として、一般的に次のような仕事を行います。

●入出金管理:お金の動きが多いファンドにおいて、資金の出入りを管理する
●ファンドの収益計算:計算結果が投資家への分配金を左右する
●決算業務:会社の1年間の集大成とも言える業務。「決算書」の作成を行う
●投資家への報告:収益性などについて投資家に説明する際の資料を作る
●キャッシュフロー及び費用分析:ファンドにかかるお金の動きを分析する

基本的には一般的な経理の業務とほぼ変わりありませんが、投資家への報告などファンド経理ならではの業務も存在します。
そのため、一般的な経理よりも高度な知識が必要となり、それ相応の能力が要求されると考えておきましょう。

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ファンド経理に求められる人材とは

ファンド経理に求められる人材として、意欲の高さはもちろんのこと、対人コミュニケーション力やリーダーシップも重視される傾向にあります。 経理に限らず、ファンドの仕事はさまざまなプロフェッショナルと一緒に仕事をする機会も多く、それらの人々と対等に協議できる能力が必要です。
また、タイトなスケジュールでさまざまな仕事をこなさなければならないことも多く、迅速かつ正確に事務を遂行する能力も求められるでしょう。

ファンド経理経験後のキャリア

他の業種に比べ、ファンド経理は専門性が極めて高いといえます。 そのため、ファンド経理の経験後に他業種に転職をしてしまうと、上手く適応できないケースも少なくありません。

ファンド経理経験後のキャリアとしては別のファンドの経理に携わることが多く、それ以外の場合は仕事に慣れるまでに、それ相応の時間と労力を要するものだと考えておくことをおすすめします。

採用動向

気になるファンド経理の採用動向ですが、結論から述べてしまえば採用人数は非常に少なく、非常に狭き門だといえます。 また、年齢が上がれば上がるほど求められるスキルや経験も高度なものとなり、より転職難易度は上がるものと考えられるでしょう。

そのため、若いうちにファンド経理への転職を狙っている場合には、求人情報をこまめにチェックし若年層向けの求人が出ていたら欠かさずに応募してみることをおすすめします。

とはいえ、ファンド経理の求人はほとんどが非公開求人であり、転職を希望している場合はあわせて転職エージェントの利用も検討するようにしましょう。

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まとめ

今回は、ファンド経理の概要やキャリアについてお伝えしました。 先にも述べたように、ファンド経理は非常に専門性が高い職であることに加え、求人数も多くはありません。 そのため、転職を検討している場合は、転職エージェントを上手く活用することをおすすめします。

弊社でもファンド経理を含む金融系の求人を保有しております。 また約30年間転職エージェントとしてのノウハウを活かし、転職する際に知っておきたい情報や面接のコツ、転職希望先の情報などを共有し、転職に関する不安を解消できるよう、尽力させていただきます。 少しでもご興味ありましたら、下記より会員登録をお願いいたします。

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