2024年03月01日

「40代」の管理部門・士業における転職成功者実態レポート2024

管理部門・士業の転職

従来は「終身雇用が基本」と考えられていましたが、近年は40代でも転職をする方が増えてきています。

この記事では、弊社MS-Japanが提供する管理部門・士業特化型転職エージェント「MS Agent」を利用して、2023年に転職決定した40代の方のデータを元に、「40代の転職成功者の実態」について解説いたします。

決定年収企業規模など、様々な視点から40代の転職を分析しました。転職を検討している40代の方にとって役立つ情報をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

40代が決定した職種の最多は「経理・財務」の41.3%

就業決定した職種40代の決定職種において最も割合が多かったのは、「経理・財務」の41.3%でした。次点で、「人事・総務」が22.3%、「会計事務所スタッフ」が10.2%と続きました。

なお、事務所勤務の士業は士業事務所の弁護士・公認会計士・税理士・社会保険労務士を、会計事務所スタッフ・監査法人スタッフ・その他士業スタッフは弁護士・公認会計士・税理士・社会保険労務士の資格を所持していない方を指します。


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未経験職種へ転職した40代の割合は24.4%

未経験者の割合40代の転職成功者のうち、決定したポジションの経験がない方の割合は全体の24.4%でした。

職種別で比較すると、最も未経験者の割合が多いのは「会計事務所スタッフ」の32.7%でした。経理・財務からのキャリアチェンジや働きながら税理士などの資格取得を目指す方が一定数いるため、未経験でも採用されるケースが多いと考えられます。
また「法務」に関しても、法律事務所出身者や人事・総務など関連部署からの転職が大多数を占めていることが分かりました。


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40代の21.3%は上場企業へ転職

企業の規模次に、40代の転職先の企業規模を見てみましょう。「上場企業」へ転職した方の割合は21.3%、「上場子会社」は13.8%、「未上場」は65.0%でした。

社員数で比較すると、「99名以下」が47.7%とほぼ半数を占めていました。
総務省と経済産業省が実施している「令和3年の経済センサス-活動調査」によると、法人企業約178万社のうち、約173万社は従業員数が99名以下となっています。1社における採用の頻度は少ないものの、母数が多いため、必然的に割合が増えやすいと考えられます。

また、40代はその職種の経験や知識が豊富なだけでなく、マネジメント経験もあるため、ベンチャー企業において需要が高い傾向があります。そういった背景も、未上場企業や社員数99名以下の割合が多い理由の一つと言えるでしょう。


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40代の転職先の業界は75.9%が一般企業

企業の業界転職先の業界を見てみると、全体の75.9%は一般企業への転職でした。そのうち上位を占めていたのは「サービス」の14.7%、「IT・通信」の14.3%、「製造」の13.5%でした。
一方、一般企業以外では会計事務所スタッフの割合が比較的多いこともあり、最多は「会計事務所」の15.0%となりました。

なお、その他の内訳としては、流通・小売(その他の19.2%)や金融(19.1%)、メディカル・バイオ(16.6%)などがありました。


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40代の転職先におけるリモートワークOK率は49.4%

リモートワークの割合転職先のリモートワーク可否率を調査したところ、40代の49.4%はリモートワーク可の求人で転職決定していました。新型コロナが5類に移行した現在でも半数近い企業がリモートワークを継続していることが分かります。

職種別で比較すると、リモートワーク率が最も高い職種は「法務」で、73.8%という結果でした。一方で、「会計事務所スタッフ」は38.8%とフル出社の割合が半数以上でした。


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40代の決定年収の平均は617万円

決定年収40代が転職先を決定した際の平均年収は617万円でした。年収帯別に割合を見てみると、「400万~599万」が40.6%、次点で「600万~799万」が28.3%を占めていました。

職種別に年収を比較すると、経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所スタッフの中では「法務」が最も高い693万円で、全職種の平均と比較すると+76万円という結果でした。


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40代の転職回数の最多は「3回」の20.4%

転職回数転職回数を見てみると、今回「初めて」転職した人の割合が6.7%と、2023年に転職を成功させた40代の9割以上が、過去に1回以上転職を経験していることが明らかになりました。

その中で最も割合が多かったのは、「3回」転職をしている人で全体の20.4%を占めていました。


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40代が転職先を決定するまでの日数は「31日~60日」が最多で30.8%

就業決定までの日数「MS Agent」に登録し、キャリアアドバイザーと面談した日から転職先を決定するまでの日数の最多は、「31日~60日」の30.8%でした。
また、「90日(3ヶ月)以内」に転職先を決めている人が66.9%と全体の3分の2以上を占めていることが分かりました。


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調査概要

2023年1月1日~2023年12月31日に人材紹介サービス「MS Agent」で転職決定した40代
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。

■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、
出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12444.html)
と明記をお願いいたします。


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40代の転職は、専門アドバイザーへのキャリア相談がおすすめ

今回は、「40代の転職」に着目して実態を調査しました。40代は20代・30代と比較して経験者重視の傾向が強くなるため、転職活動をする際には今までの経験・スキルを企業にどうアピールするかが重要です。
アピールの方法や今後のキャリアにお悩みの方は、管理部門・士業のキャリアに詳しいアドバイザーにキャリア相談をしてみるのもおすすめです。

弊社は管理部門と士業に特化した転職エージェントです。今回ご紹介した、経理・人事・法務・経営企画・内部監査などの管理部門職に加え、弁護士、公認会計士、税理士などの資格者の方を専門にキャリアのサポートをしてまいりました。

業界に詳しいアドバイザーによるキャリア相談を無料で受け付けておりますので、是非お気軽にご相談ください!

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