オファー年収とは何ですか？

オファー年収は、内定通知書に記載される年収額を指します。

「オファー年収」は、内定時に提示される年収額（内定通知書に記載される年収額）です。転職先の従業員として１年間通して在籍した場合に想定される年収を意味し、理論年収とも呼ばれます。
前年度実績に基づく賞与や各種手当は含まれますが、残業代や決算賞与、皆勤手当などの変動要因のある金額は含みません。

上記のケースにおいて4月1日に入社した場合、6月の賞与の査定期間には在籍していないため、1年目に受け取れる年収（実年収）は「月給30万円×12か月＋12月の賞与30万円＝実年収390万円」となります。
一方で、オファー年収は１年間通して在籍した場合に想定される年収になるため、「月給30万円×12か月＋賞与30万円×2回＝オファー年収420万円」という計算になります。

また、「オファー年収」と似た言葉で「想定年収」がありますが、これは、求人で募集されているポジションにおいて、想定される年収レンジを意味します。
求人情報に記載される想定年収は、400～500万円など幅を持たせて記載されることが一般的です。内定者の現年収やスキル、経験年数などによって、記載されている幅の中でオファー年収が決定されます。
最終面接や内定通知を受けたタイミングで、実際の「オファー年収」について細かく確認することが重要です。

※「オファー年収」の定義は給与の支給方法や各種手当、企業によって異なる場合があります。