退職表明をしてから短期決戦の転職活動! 40代・経理マネージャーの転職成功事例
今回ご紹介するのは40代の経理の方です。
同世代の方はもちろん、30代の方もキャリアプランを検討する参考にしていただければ幸いです。
【今回の成功者】
Bさん
43歳・男性
<転職前>
東証一部上場企業子会社(経理部長)
年収:800万円
<転職後>
大手出資のベンチャー企業(経理立ち上げ責任者)
年収:850万円
エリア:東京都
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経営判断に関わりたい!ルーティンワークからの脱却
Bさんは過去に数回の転職経験があり、上場会社や外資系企業にて、決算(単体・連結)業務を軸に経験を積まれていました。直近では東証一部上場企業の子会社で経理のプレイングマネージャーとして、部下のマネジメントをしつつ、海外子会社を含めた決算、税務対応、財務、予算策定など幅広い経理業務を担当されていました。
ところが、経理部長として責任をとる範囲は決算業務までで、投資や会社の方向性については全て経営陣によるジャッジとなり、経理として経営に進言することが出来ません。特に業績が下降する局面で、経理責任者として状況の打開に提言をしたいと感じていましたが、その機会を得ることが出来ず歯がゆい思いを募らせていました。
それをきっかけに転職を考えるようになりましたが、転職活動をするにも引継ぎに長時間かかることは目に見えており、身動きがとれません。しかし、40代半ばを目前にして年齢的にも転職するなら最後になると感じたBさんは、意を決して、退職の意思を伝えてから転職活動を始めました。
チャンスを逃さないためにまずは応募!
弊社のキャリアカウンセリングを受けて、Bさんは今回の転職のテーマを「経営判断に携われるポジションに就く」ことにしました。その一方で、離職期間が長期に渡ることを避けるため、集中して転職活動し、なるべく多くの求人に応募することにします。応募の数もさることながら、求人選定のスピードも早かったことが、Bさんの特徴的な点でした。
そして、Bさんは内定を獲得します。…ただし、思いがけない形で。
上場企業とベンチャー企業から内定。本当にチャレンジしたいのはどっち?
最初に内定が出たのは、新興市場に上場する企業のグループ会社でした。同社は、1次面接から社長も同席していました。初回の面接で高い評価を得られたBさんは、すぐに内定を獲得。Bさん自身も社風や社長のお人柄に好印象を抱いておりましたが、選考中の他の企業にも興味を持たれていたため、Bさんは決めきれません。悩んだ末、内定先の企業に相談し、数週間を目安に回答期限を延ばしてほしいと申し出ました。
その後Bさんは、応募のテンポを緩めず引き続き積極的に転職活動を進めます。特に興味が強い企業へは、早めの日程を組んで選考に臨むようにされていました。そして、志望度が高かったベンチャー企業から見事内定を獲得されました。
既に内定が出ている上場企業と、新たに内定が出たベンチャー企業、2社からのオファーにBさんは再度悩みます。
結果的にBさんは、2社目に内定が出たベンチャー企業に転職を決めます。入社日、年収はどちらも遜色ない内容だったため、初心に戻り、小規模だからこそ深く経営に関与できる環境を選びました。現在Bさんは、そのベンチャー企業の経理責任者として、手腕を振るい活躍されています。
素早いレスポンスと応募数の多さが、スピーディな転職を決めた勝因
Bさんが転職に成功した勝因は、応募の多さに加えて、レスポンスの速さにもあるかと思います。期限が決まっており、集中して転職活動するプレッシャーは大変なものだったかと思いますが、時間がないからこそ、Bさんからスピーディで的確な連絡をいただくことで、弊社でも最終的に決断しやすい環境を整えることが出来ました。転職活動中、エージェントと連絡を取る際は、リアルタイムに率直な気持ちや状況を伝えていただくことで円滑なサポートを受けることが出来ます。
もし、転職活動で何かお困りの点や、迷ってしまうことがある際は、担当のキャリアアドバイザーや個別相談会にてお気軽にご相談ください。
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