レポートREPORT

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    経理・財務 部門 (2024.01.01 ~ 2024.03.31)

    企業側の採用意欲は引き続き高く、全体を通して積極的に活動する求職者の増加
    年末に転職活動をしていた求職者は年明け直後から活動を早めに再開し、春の決算期前に転職活動を終えたいと考え、活動を積極的に行う方が多く見られた。通常、4月の繁忙期に転職活動を一時停止する傾向にある経理人材も、オンライン面接が普及したことで活動を継続するケースが増えている。特に上場企業やグループ会社を中心に、現年収を上回る高条件のオファーが増加しており、経理人材の中途採用市場はより競争が激しくなっている。


    年代別動向

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    人事・総務 部門 (2024.01.01 ~ 2024.03.31)

    引き続き求人依頼は多く増加傾向、売り手市場が続く
    求人依頼は引き続き多く、増加傾向にあり、売り手市場が続いている。人材紹介出身者など、人事経験がない若手層でキャリアチェンジを希望する求職者の登録が増加している。若手スタッフクラスを対象とした求人では、ポテンシャル層まで募集要件を広げることで、早期採用に成功するケースが多い。
    また、昨年からの「人的資本の情報開示義務化」により、求人企業がどのように人的資本経営を考え、取り組んでいるかが具体的に示されるようになった。ハイクラス層においては、選考時にこれらをより一層注視する傾向が今後増えていくことが予想される。


    年代別動向

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    法務 部門 (2024.01.01 ~ 2024.03.31)

    司法試験制度変更により、在学生含めた司法試験受験者の活動が活況に
    昨年度から司法試験のスケジュールが後ろ倒しになったことで、新年に入った1~2月においても法科大学院修了生が積極的に活動していた。また、在学中に司法試験の受験が可能になったことにより、3月の卒業を控えた在学生の活動も以前に比べ増えている。家庭都合等から次年度の受験を控え、新卒として4月入社を目指して年明けから就職活動を始めた求職者も一定数存在した。法務の実務経験者については例年通り、繁忙期前の年度内の転職に向けた活動が増加した。


    年代別動向

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