レポートREPORT

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    経理・財務部門(2022.04.01 ~ 2022.06.30)

    経理求人はK字型回復で増加中!転職活動は追い風

    年代別の求職者分布について、 今回も40代未満が54.1%で、前回(2022年1~3月)の57.4%と同様に若手の求職者が半数以上を占めた。最近のトレンドとして中長期的な転職活動を考える若手、積極的に転職活動を進めるミドル層の割合が高く、引き続きこの傾向は続いている。

    経理・財務求人は、新型コロナウイルスの影響を受け2020年頃は求人数が減少していたが、最近は毎月100件ペースで増加している。観光・飲食・メーカーなど回復に至っていない企業もあり、業界に偏りはあるものの、全体としてはK字型回復を遂げている。


    年代別動向


    登録者詳細データ


    人事・総務部門(2022.04.01 ~ 2022.06.30)

    繁忙期を終えて本格的に転職活動を開始する採用担当者が微増

    年代別の求職者分布について、前回(2022年1月~3月)は40代未満が55.8%に対し、今回は50.2%と微減したが、大きな変化がなかった。平均年収は、全体的に上昇している年代が多く、特に東海・関西圏の40歳以上で年収1,000万円以上の方が増加していた。

    また、3月後半から4月いっぱいの繁忙期を終えて、本格的に転職活動を開始する求職者が微増したことが今回(2022年4月~6月)の季節トレンドとなっている。

    最近の傾向として、採用領域では専門職の用語・業務を理解し採用活動ができる人材や、ダイレクトリクルーティングやSNSでの採用を積極的に行っている人材の市場価値が高い状況は続いている。


    年代別動向


    登録者詳細データ


    法務部門(2022.04.01 ~ 2022.06.30)

    季節トレンドはなく、安定的に登録者が確保できている状況

    求職者の年代分布・業務内容・現在の勤務先業種については、今回は前回(2022年1月~3月)と比べて大きな変化はなかった。

    年収分布は、東海・関西圏の30~44歳までが前回よりも上がっており、年収1,000万円以上の方の割合が前回(2022年1月~3月)は 7.01%だったが、今回は12.7%と上昇したことが数値を引き上げてた。

    法務職で高年収を獲得できているのは、弁護士資格を保有している方も多いので、資格保有者の人数が全体の年収水準を変動させている。


    年代別動向


    登録者詳細データ