レポートREPORT

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    経理・財務部門(2021.01.01~2021.03.31)

    中長期的にキャリアを見直す若年層と積極的に転職活動を進めるミドル層

    求職者の年齢内訳について、 40歳以下が今回も57.4%で、前回(2021年10~12月)の57.1%と同様に若手の求職者が半数以上を占めた。
    最近のトレンドとして、20代~30代前半の求職者は良さそうな企業があれば転職したいという温度感の方が多く、中長期的な転職活動をする若手が多い。それに対して30代後半から40代のミドル層は積極的に転職活動を進めていきたいと考える方が多い傾向。
    季節のトレンドとしては、毎年4月に年度末決算業務があることから、転職活動を1月~3月に進め、入社目安を6月~7月とする求職者が多かった。
    また、前回(2021年10~12月)に比べると全体的にどの年代も平均年収が下がったが、年収の中央値は変わらなかった。平均年収が下がった理由として、年収1,000円以上の求職者が減少したためである。


    年代別動向


    登録者詳細データ


    人事・総務部門(2021.01.01~2021.03.31)

    6・7月入社を希望する求職者も多数登録

    人事職の場合、採用担当をはじめ多くは3月後半~4月いっぱいが繁忙期となる。 繁忙期直前に当社に登録した方の場合、6月~7月の入社を目指して転職活動をされる方が多かった。
    基本的に、前回(2021年10月~12月)に引き続き、採用領域では専門職の用語・業務を理解し採用活動ができる人材、ダイレクトリクルーティングやSNSでの採用を積極的に行っている人材の市場価値が高くなっている状況。


    年代別動向


    登録者詳細データ


    法務部門(2021.01.01~2021.03.31)

    株主総会前に会員登録する法務人材が増加

    毎年5月に実施される司法試験が法務人材の動きにも変化をもたらすが、今回は試験による傾向変化は見られなかった。
    今回は法科大学院生よりも実務経験者が多かったことから全体的に平均年収は上がっている。
    東海・関西の35~39歳・40~44歳においては、前回(2021年10月~12月)よりも求職者人数は増えたものの平均年収が下がった。理由として、現職では家庭と両立するために契約社員での就業を選択している、育児のため時短勤務をしているといった女性の流入が増えたためである。
    季節トレンドとしては、3月末決算の企業場合、6月末に株主総会関連業務があることから、繁忙期前の1月~3月に当社に会員登録をする求職者が増加した。


    年代別動向


    登録者詳細データ