レポートREPORT

目次

    経理・財務部門(2019.10.01~2019.12.31)

    マーケット動向


    ■10月は年間を通して求人数が最も増加。求職者はほぼ横ばいで推移。
    2019年12月の求人倍率は0.61倍。求人数に関しては、年間を通して10月が最も増加したが、12月にかけて減少した。年明け入社希望の方をターゲットに、10月に求人が増加したと予想できる。一方で、求職者数は10月から12月にかけてほとんど横ばいで推移している。登録者の年齢構成、企業提示年収についても、2019年7月から9月の期間と比較し、大きな変化はみられなかった。

    年代別動向

    

    人事・総務部門(2019.10.01~2019.12.31)

    マーケット動向


    ■20~30代の登録者が増加傾向。全年代で好条件での転職の可能が高い。
    2019年12月の求人倍率は0.48倍。2019年9月も0.48倍で横ばい状態となった。依然、新規求職者数が新規求人数を大きく上回っている。年代別の求職者割合では2018年10月から12月の期間と比べ30歳以下が3.2%増加、40代以降が2.5%減少している。年収については昨年から変わらず、全ての年代において企業提示年収が求職者平均年収を上回っており、求職者にとって好条件での転職が可能な状況となっている。


    年代別動向


    法務部門(2019.10.01~2019.12.31)

    マーケット動向


    ■36歳以上のミドル層の動きが活発。20代の若手人材はやや停滞か。
    2019年12月の求人倍率は0.89倍。2018年12月の0.72倍と比較し増加した。求職者の年代別割合としては、特に40代以上の求職者の動きが活発で、全体の5割以上を占めている。一方で30歳以下の若手層は16.2%と2019年6月から9月の期間と比較してやや減少傾向。35歳までの若手法務の平均年収と企業提示年収に差がないことから、若手は現職に残留するケースも増えていることが予想される。



    年代別動向